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つつし・む【慎む・謹む】🔗🔉

つつし・む慎む・謹む】 〔他五〕 (「包む」と同源。自分の身を包み引きしめる意) ①用心する。あやまちがないようにする。枕草子119「まうづる程のありさま、いかならんなど―・みおぢたるに平らかにまうで着きたるこそ」。玉塵抄18「おごらず―・んだ者なり」。「言行を―・む」 ②うやうやしくかしこまる。欽明紀「今願はくは帰りて以て―・みて」。平家物語10「―・んで以て承る所件の如し」。「―・んで弔意を表する」 ③物忌みする。謹慎する。源氏物語若菜下「さるべき御祈りなど常よりも取り分きて、今年は―・み給へ」。玉塵抄20「斉、ものいみすとよむぞ。心を―・む心ぞ」 ④度を越さないように控え目にする。「暴飲暴食を―・む」 ◇1・4には「慎」、2には「謹」を使う。

つつ・む【慎む】🔗🔉

つつ・む慎む】 〔他四〕 (「包む」と同源) ①堪えしのぶ。用心する。蜻蛉日記「さきのやうにやあらんとて、―・み給ふにやありけん、なほおぼつかなし」 ②はばかる。気がねする。遠慮する。源氏物語若紫「大人大人しう恥かしげなるに―・まれて」。平家物語2「或いは世を恐れ、或いは人目を―・むほどに」

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