複数辞典一括検索+

○手が切れるてがきれる🔗🔉

○手が切れるてがきれる ①やっとのことで縁がなくなる。関係を断つことができる。 ②比喩的に、薄く、端の鋭い紙のさまにいう。「―ようなお札」 ⇒て【手】 て‐か・く手書く】 〔自四〕 巧みに文字を書く。今昔物語集14「此の寺の上座の僧に―・かむ僧どもをそへて」 て‐か・く手掻く】 〔自四〕 (制止または命令などの合図に)手を振る。源氏物語夕顔「よろしきおとな出で来てあなかまと―・くものから」 て‐かけ手懸】 ①器具などの、持つために手をかける所。 ②(「妾」の字も当てる。手にかけて愛するものの意)めかけ。そばめ。歌舞伎、五大力恋緘「―めかけはある習ひ」 ⇒てかけ‐おんな【手懸女】 ⇒てかけ‐ばら【手懸腹】 て‐がけ手懸】 祝儀の時に客人に出す盛り物。 で‐がけ出掛け】 出ようとする時。でぎわ。でしな。「―に客が来る」 てかけ‐おんな手懸女‥ヲンナ めかけ。 ⇒て‐かけ【手懸】 でかけ‐すがた出掛け姿】 遊女が客に呼ばれて、置屋から揚屋へ行く姿。好色一代女2「此の夕ざれの―」 てかけ‐ばら手懸腹】 妾にできた子。庶子。 ⇒て‐かけ【手懸】 て‐が・ける手掛ける・手懸ける】 〔他下一〕[文]てが・く(下二) ①自ら手を下して扱う。自らその事にあたる。狂言、惣八「私も出家の時分に精進料理を―・けた事が御ざるに依つて」。「設計を―・ける」 ②養成する。世話をする。「―・けた子」 で‐か・ける出掛ける】 〔自下一〕[文]でか・く(下二) ①目的地に行くために出る。出向く。世間胸算用2「表の若ひ者どもも八坂へ―・くる無分別をやめ」 ②出て行こうとする。 ③(しゃれた言い方で)手をつける。実行にうつす。浄瑠璃、生玉心中「酒と―・けて遊ばんと」 て‐かげん手加減】 ①手で扱う感じで、量や程度を知ること。 ②相手の程度・場合に応じて、ほどよく調節すること。特に、あまりきびしくしないこと。てごころ。「処置に―を加える」「―せずに殴る」 て‐かご手籠】 手にさげて持つ小さい籠。

て‐ぎれ【手切れ】🔗🔉

て‐ぎれ手切れ】 ①談判が破れて敵対行為をとること。日葡辞書「テギレヲスル」 ②それまでの互いの(特に男女間の)関係を絶つこと。梅暦「仇吉丹次郎が―、米八が顔の立て方等」 ③手切れ金の略。 ⇒てぎれ‐きん【手切れ金】

てぎれ‐きん【手切れ金】🔗🔉

てぎれ‐きん手切れ金】 手切れに際して、相手に与える金銭。 ⇒て‐ぎれ【手切れ】

広辞苑手切れで始まるの検索結果 1-3