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さぐり【探り】🔗⭐🔉
さぐり【探り】
①さぐること。「―を入れる」
②探偵。間諜。間者。
③弓弦ゆづるの矢筈やはずをかける部分を麻で巻き、少し太くした所。露つゆ。定じょう。
④刀の鞘さやにつける帯留おびどめ1の別称。
⑤〔医〕ゾンデ1の別称。
⑥〔機〕(「捜子」と書く)隙間すきまゲージの別称。
⇒さぐり‐あい【探り合い】
⇒さぐり‐あし【探り足】
⇒さぐり‐だい【探り題】
⇒さぐり‐づえ【探り杖】
⇒さぐり‐て【探り手】
⇒さぐり‐ばし【探り箸】
⇒探りを入れる
さぐり‐あい【探り合い】‥アヒ🔗⭐🔉
さぐり‐あい【探り合い】‥アヒ
①互いに相手の気持・様子などを探ること。
②歌舞伎で、暗がりの中を無言でさがしあう動作。歌舞伎、勧善懲悪覗機関「本釣鐘にて―の立回り」
⇒さぐり【探り】
さぐり‐あし【探り足】🔗⭐🔉
さぐり‐あし【探り足】
足もとを探りながら歩くこと。江見水蔭、船頭大将「杖に縋りて―の」
⇒さぐり【探り】
さぐり‐あ・てる【探り当てる】🔗⭐🔉
さぐり‐あ・てる【探り当てる】
〔他下一〕[文]さぐりあ・つ(下二)
さぐってありかを当てる。さがしあてる。「暗闇の中でスイッチを―・てる」
さぐり‐だい【探り題】🔗⭐🔉
さぐり‐だい【探り題】
(→)探題たんだい2に同じ。
⇒さぐり【探り】
さぐり‐だ・す【探り出す】🔗⭐🔉
さぐり‐だ・す【探り出す】
〔他五〕
さぐって見つけ出す。
さぐり‐づえ【探り杖】‥ヅヱ🔗⭐🔉
さぐり‐づえ【探り杖】‥ヅヱ
盲人が行先を杖で探りながら歩くこと。また、その杖。
⇒さぐり【探り】
さぐり‐て【探り手】🔗⭐🔉
さぐり‐て【探り手】
手で周囲にある目的の物を探し当てること。広津柳浪、黒蜥蜴「
手さぐりてに夫の手を確と握り」
⇒さぐり【探り】

さぐり‐ばし【探り箸】🔗⭐🔉
さぐり‐ばし【探り箸】
食事の時、器の中の食物を選り好みして箸で探す無作法な箸づかい。
⇒さぐり【探り】
○探りを入れるさぐりをいれる🔗⭐🔉
○探りを入れるさぐりをいれる
相手の意向や状況をそれとなく探って、反応をみる。
⇒さぐり【探り】
さく・る【決る・刳る】
〔他五〕
①溝状に掘る。ほりうがつ。仁徳紀「よこしまなる源うなかみを―・りて海に通はせて」
②すくうようにして上げる。しゃくる。日葡辞書「ミヅヲサクリカクル」
さく・る【噦る】
〔自四〕
しゃっくりをする。また、泣きじゃくる。〈類聚名義抄〉
さぐ・る【探る】
〔他五〕
①眼前に確かめられないものを手足の感覚によってさがし求める。万葉集12「うつくしと思ふ吾妹わぎもを夢に見て起きて―・るに無きがさぶしさ」。「ポケットを―・る」
②未知の物事を観察したり調査したりする。「利根川の水源を―・る」「語源を―・る」
③様子や事情をひそかに調べる。探知する。「敵の動静を―・る」
④美しい景色などをたずね求める。「古都の秋を―・る」
さく‐るい【柵塁】
木柵を立てて構えたとりで。
さく‐れい【作例】
詩文などを作る手本となる実例。
さく‐れい【作澪】
浅海に水路を掘って、潮の通りがよくなるようにすること。ノリ・カキ・真珠の養殖で、漁場利用の密度が高い所で行う。
さく‐れい【策励】
むちうちはげますこと。
さく‐れつ【炸裂】
砲弾・爆弾などが破裂すること。「ミサイルが―する」
さく‐れつ【錯列】
①順序を乱してならぶこと。入れまぜて配列すること。
②〔数〕(→)「組合せ」3の旧称。
ザグレブ【Zagreb】
クロアチア共和国の首都。古くから工業・文化都市として栄え、工業生産高は旧ユーゴスラヴィア諸都市中第1位。人口69万2千(2001)。ドイツ語名アグラム(Agram)。
ざくろ【石榴・柘榴・若榴】
ザクロ科の落葉高木。ペルシア・インド原産で、栽培の歴史はきわめて古い。高さ5〜10メートル。幹には瘤こぶが多く枝に棘とげがある。葉は細い楕円形で対生、つやがある。6月ごろ鮮紅色5弁の花を開き、果実は大きな球形。果皮は黄紅色で黒斑があり、秋に熟すると裂けて多数の種子を一部露出する。種皮は生食し、また果実酒を作る。樹皮は煎じて駆虫剤、材は硬く装飾用の柱などに使う。また、通常は結実しない観賞用のハナザクロがある。色玉。じゃくろ。〈[季]秋〉。「石榴の花」は〈[季]夏〉。本草和名「安石榴…和名佐久呂」
ざくろ
ザクロ(花)
提供:ネイチャー・プロダクション
ザクロ(実)
提供:ネイチャー・プロダクション
⇒ざくろ‐いし【石榴石】
⇒ざくろ‐ぐち【石榴口】
⇒ざくろ‐そう【石榴草】
⇒ざくろ‐ばな【石榴鼻】
⇒ざくろ‐ぶろ【石榴風呂】
ざくろ‐いし【石榴石】
マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・アルミニウムなどを含むケイ酸塩鉱物の一群。火成岩・変成岩中に産し、それらを源とする砂礫層中に濃集することがある。等軸晶系で、無色または黄・褐・赤・緑・黒色。主に研磨材。硬度7。透明で深紅色の美しいものは飾石・宝石にする。ガーネット。
ガーネット各種
撮影:関戸 勇
石榴石
撮影:松原 聰
⇒ざくろ【石榴・柘榴・若榴】
ざくろ‐ぐち【石榴口】
①江戸時代の銭湯の湯ぶねの入口。湯のさめるのを防ぐために、湯ぶねの前部を板戸で深くおおったもの。体を屈かがめて中に入る。ザクロの実の酢は鏡の金属面をみがく料となるから、「屈み入る」と「鏡要る」とをかけた名という。浮世風呂3「はい、まづおさきへと、―へはいる」
石榴口
②裂け開いた口。はぜぐち。
⇒ざくろ【石榴・柘榴・若榴】
ザグロス【Zagros】
イラン南西部から南東方向に連なる山脈。長さ約1600キロメートル。最高峰ザルド山は標高4548メートル。主としてクルド系山岳民が居住。西側山麓に油田地帯がある。
ざくろ‐そう【石榴草】‥サウ
ザクロソウ科の一年草。畑や路傍の雑草。高さ約10センチメートル。葉は対生、線形で小さいが、ザクロの葉に似る。夏に黄褐色の細花を開き、蒴果さくかを結ぶ。粟米草。
⇒ざくろ【石榴・柘榴・若榴】
ざくろ‐ばな【石榴鼻】
鼻の頭が赤くぶつぶつとふくれ、ザクロの種子のように見えるもの。酒皶鼻しゅさび。→酒皶。
⇒ざくろ【石榴・柘榴・若榴】
ざくろ‐ぶろ【石榴風呂】
ざくろ口のある風呂。じゃくろぶろ。醒睡笑「たてあけの戸なきを―とは…かがみいるとの心なり」
⇒ざくろ【石榴・柘榴・若榴】
さく‐わ【作話】
〔心〕実際には体験していないことを、体験したと思い込んで話すこと。コルサコフ症候群でよくみられる。
さく‐わ【索話】
〔仏〕禅寺で住持が説法をし、大衆だいしゅに向かって疑問があれば質問するよう促すこと。また、師家しけが修業僧のために示す教えの語をいう。釣語ちょうご。索語。






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