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いつき‐の‐みや【斎宮】🔗⭐🔉
いつき‐の‐みや【斎宮】
①大嘗祭の悠紀ゆき・主基すきの神殿。
②伊勢・賀茂の斎王いつきのみこの住居。また、斎王。伊勢物語「かの伊勢の―なりける人の親」
③伊勢神宮。万葉集2「渡会わたらいの―ゆ」
⇒いつき【斎】
いわい‐の‐みや【斎宮】イハヒ‥🔗⭐🔉
いわい‐の‐みや【斎宮】イハヒ‥
神を祭る宮。特に、伊勢神宮。いわみや。垂仁紀「―を五十鈴いすずの川の上ほとりに興たつ」
⇒いわい【斎・祝】
さい‐ぐう【斎宮】🔗⭐🔉
さい‐ぐう【斎宮】
①伊勢神宮に奉仕した皇女。天皇の名代として、天皇の即位ごとに未婚の内親王または女王から選ばれた。記紀伝承では崇神天皇の時代に始まるとされ、後醍醐天皇の時代に廃絶。斎王。いつきのみや。伊勢物語「かの伊勢の―なりける人」
②1の居所。
⇒さいぐう‐し【斎宮司】
⇒さいぐう‐の‐いみことば【斎宮の忌詞】
⇒さいぐう‐の‐にょうご【斎宮女御】
⇒さいぐう‐りょう【斎宮寮】
さいぐう‐し【斎宮司】🔗⭐🔉
さいぐう‐し【斎宮司】
(→)斎宮寮に同じ。続日本紀大宝元年8月4日「―准寮」
⇒さい‐ぐう【斎宮】
さいぐう‐の‐いみことば【斎宮の忌詞】🔗⭐🔉
さいぐう‐の‐いみことば【斎宮の忌詞】
伊勢の斎宮で、神慮をはばかり、仏語と不浄語とを忌んで代りに用いた語。「仏」を「なかご(中子)」、「経」を「そめがみ」、「僧」を「髪長」、「寺」を「瓦ぶき」、「死ぬ」を「直る」、「病」を「やすみ」、「血」を「汗」という類。
⇒さい‐ぐう【斎宮】
さいぐう‐の‐にょうご【斎宮女御】🔗⭐🔉
さいぐう‐の‐にょうご【斎宮女御】
平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。本名、徽子きし女王。承香殿女御・式部卿宮女御ともいう。斎宮に任じ、のち村上天皇の女御。歌合を催す。家集「斎宮女御集」。(929〜985)
⇒さい‐ぐう【斎宮】
さいぐう‐りょう【斎宮寮】‥レウ🔗⭐🔉
さいぐう‐りょう【斎宮寮】‥レウ
斎宮に関する一切の事務をつかさどった役所。斎王の下向にさきだって伊勢国多気たけ郡竹郷に設置された。令外りょうげの官。8世紀前半拡充。いつきのみやのつかさ。斎宮司。
⇒さい‐ぐう【斎宮】
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