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じ‐じん【時人】🔗🔉

じ‐じん時人】 その時の人々。当時の人々。

とき‐の‐ひと【時の人】🔗🔉

とき‐の‐ひと時の人】 ①その時代の人。時人じじん。伊勢物語「これは貞数親王さだかずのみこ、―、中将の子となむいひける」 ②時を得て栄えている人。枕草子121「我をばおぼさず、なにがしこそ、ただいまの―」 ③今、世間で話題になっている人。

○時人を待たずときひとをまたず🔗🔉

○時人を待たずときひとをまたず 月日は過ぎやすく、機会は失いやすいことをいう。歳月人を待たず。 ⇒とき【時】 とき‐ふ・せる説き伏せる】 〔他下一〕[文]ときふ・す(下二) 道理を説いて自分の意見に従わせる。説得する。「親を―・せて留学する」 とき‐ぶね解き船】 老朽船を解体すること。また、解体した船。 とぎ‐ぶね伽船】 近世、売春婦を乗せて売春させた船。江戸では、お千代船という。 とき‐べ解部】 ①律令制で、治部省じぶしょうに属し、姓氏に関する訴訟の事実審理をつかさどった職。大・少がある。 ②律令制で、刑部省ぎょうぶしょうに属し、罪状の糾明・裁決をつかさどった職。大・中・少がある。明治初年にもあった。 とぎ‐ぼうこう伽奉公】 女中または小間使と兼ねて主人の寝所にも侍する奉公。また、その女。 とき‐ほぐ・す解きほぐす】 〔他五〕 ①もつれたり固まったりしたものを、解いて一本一本に分けたり、柔らかくしたりする。ときほごす。「緊張を―・す」 ②入りくんだ問題を解きあかす。解明する。「事件の謎を―・す」 とき‐ほど・く解きほどく】 〔他五〕 もつれや結び目などをといてほぐす。細かにときはなす。転じて、こまかに説明する。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「千筋と撫づる櫛の歯に身持・行儀の―・き」。「ここに到る経緯を―・く」 とき‐まい斎米】 斎として寺に施す米。日本永代蔵1「―入れし明袋持ちし片手に」 どぎ‐まぎ 不意をつかれたり威圧されたりして、とっさに適切な対応ができず、うろたえあわてるさま。「突然の指名に―する」 ときみ‐ぐさ時見草】 松の異称。 とぎ‐みず磨ぎ水‥ミヅ ①物をとぐのに用いる水。 ②米をといだ水。しろみず。 とき‐めか・し時めかし】 〔形シク〕 時に合って栄えているようすだ。能因本枕草子すさまじきもの「さわがしう―・しき所に」 ときめか・す 〔他五〕 喜びや期待のために胸をはずませる。「吉報に心を―・す」 とき‐めか・す時めかす】 〔他四〕 とりたてて寵愛する。宇津保物語忠乞「みかどは―・し給ふ事限りなし」 ときめき 喜びや心配などの強い感情のために、胸がどきどきすること。枕草子8「心―しつれど」 ときめ・く 〔自五〕 喜びや期待のために胸がどきどきする。「喜びに心が―・く」 とき‐め・く時めく】 〔自五〕 よい時機にあって栄える。時を得て当時の世にもてはやされる。源氏物語桐壺「いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて―・き給ふありけり」。「今を―・く人気スター」 ど‐ぎも度胆・度肝】 (ドは強めていう接頭語)きも。 ⇒度胆を抜く

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