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じ‐じん【時人】🔗⭐🔉
じ‐じん【時人】
当時の人々。その時の人々。同時代の人々。
●時人を待たず🔗⭐🔉
●時人を待たず
月日は過ぎやすく、好機は失いやすいたとえ。歳月人を待たず。
●時分(わ)かず
定まった時がない。いつと、きまっていない。季節の区別がない。いつでも。*万葉‐九六一「湯の原に鳴く蘆鶴は吾がごとく妹に恋ふれや時不定(ときわかず)鳴く」
●時を争(あらそ)う
その時に至る早さを争う。先を争う。
●時を失(うしな)う
時勢にあわず、勢力が衰える。失意の人となる。
●時を=移(うつ)す[=巡(めぐ)らす]
手間どって、むだに時間が過ぎる。ひまがかかる。また、一時(いっとき)を過ごす。ひまをつぶす。多く「時を移さず」の形で、すぐさま、即刻の意で用いる。
●時を得(え)る
時流に乗って栄える。好機をつかんで、権勢をふるう。時めく。
●時を稼(かせ)ぐ
時間のゆとりをつくる。ある物事の準備や用意のために、他の事柄で時間を長びかせ、それに必要な時間をつくり出す。時間を稼ぐ。
●時=を[=も]かわさず
時を移さず。直ちに。すぐに。*枕‐九五「あまたして、時かはさず縫ひてまゐらせよ」
●時=を奏(そう)す[=申(もう)す]
時の奏を行う。→時の奏
●時を撞(つ)く
時刻を知らせる鐘をつきならす。
●時を作(つく)る
鶏が鳴いて暁を告げる。
とき【斎・時】
(食すべき時の食の意)
1 僧家で、食事の称。正午以前に食することを法とし、午後に食することを時ならぬ食として、非時(ひじ)という。
2 肉食をとらないこと。精進料理。
3 寺で、檀家や信者に供養のため出す食事。また、法要のときなどに、檀家で、僧・参会者に出す食事。おとき。
4 法要。仏事。
5 節(せち)の日。また、その日の飲食。
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