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こ‐の‐は【木の葉】🔗⭐🔉
こ‐の‐は【木の葉】
①樹木の葉。落葉を指すことがある。〈[季]冬〉。古事記中「畝火山―さやぎぬ風吹かむとす」
②(木の葉が風に吹き飛ばされるところから)小さいもの、軽いもの、取るに足りないものにいう。こっぱ。「―武者」
⇒このは‐いし【木の葉石】
⇒このは‐おとし【木の葉落し】
⇒このは‐おに【木の葉鬼】
⇒このは‐がえし【木の葉返し】
⇒このは‐かき【木の葉掻き】
⇒このは‐がくり【木の葉隠り】
⇒このは‐がく・る【木の葉隠る】
⇒このは‐がくれ【木の葉隠れ】
⇒このは‐がみ【木の葉髪】
⇒このは‐がれい【木の葉鰈】
⇒このは‐くず【木の葉屑】
⇒このは‐ごも・る【木の葉籠る】
⇒このは‐ごろも【木の葉衣】
⇒このは‐ざむらい【木の葉侍】
⇒このは‐ざる【木の葉猿】
⇒このは‐しぐれ【木の葉時雨】
⇒このは‐ずく【木葉木
】
⇒このは‐せんべい【木の葉煎餅】
⇒このは‐ちょう【木の葉蝶】
⇒このは‐てんぐ【木の葉天狗】
⇒このは‐とりづき【木の葉採り月】
⇒このは‐ばみ【木の葉銜】
⇒このは‐ぶね【木の葉舟】
⇒このは‐ぼうず【木の葉坊主】
⇒このは‐むし【木の葉虫】
⇒このは‐むしゃ【木の葉武者】

このは‐いし【木の葉石】🔗⭐🔉
このは‐いし【木の葉石】
木の葉の化石を含んでいる堆積岩。泥岩が多い。栃木県那須塩原市付近で出土するものが有名。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐おとし【木の葉落し】🔗⭐🔉
このは‐おとし【木の葉落し】
①こがらし。
②飛行機が左右に横滑りしながら木の葉の落ちるように降下するもの。高等飛行術の一つ。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐おに【木の葉鬼】🔗⭐🔉
このは‐おに【木の葉鬼】
取るに足りない鬼。こっぱおに。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐がえし【木の葉返し】‥ガヘシ🔗⭐🔉
このは‐がえし【木の葉返し】‥ガヘシ
木の葉が風にひるがえるように、すばやく巧みな術。多く、太刀・薙刀なぎなたのわざにいう。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐かき【木の葉掻き】🔗⭐🔉
このは‐かき【木の葉掻き】
(→)「こまざらい」に同じ。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐がくり【木の葉隠り】🔗⭐🔉
このは‐がくり【木の葉隠り】
(→)「このはがくれ」に同じ。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐がく・る【木の葉隠る】🔗⭐🔉
このは‐がく・る【木の葉隠る】
〔自四・下二〕
木の葉の陰に隠れる。万葉集11「奥山の―・れて行く水の」
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐がくれ【木の葉隠れ】🔗⭐🔉
このは‐がくれ【木の葉隠れ】
木の葉の陰に隠れること。後撰和歌集夏「わが深山辺のほととぎす―の声は聞ゆや」
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐がみ【木の葉髪】🔗⭐🔉
このは‐がみ【木の葉髪】
冬近い頃の脱け毛を落葉にたとえていう語。〈[季]冬〉
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐がれい【木の葉鰈】‥ガレヒ🔗⭐🔉
このは‐がれい【木の葉鰈】‥ガレヒ
①メイタガレイの別称。
②5センチメートルぐらいの小さなカレイを重ね乾したもの。ささのはがれい。葦あしの葉鰈。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐くず【木の葉屑】‥クヅ🔗⭐🔉
このは‐くず【木の葉屑】‥クヅ
散り敷いた木の葉のくず。和泉式部集「庭のまも見えず散り積む―」
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ごも・る【木の葉籠る】🔗⭐🔉
このは‐ごも・る【木の葉籠る】
〔自四〕
木の葉の陰に隠れる。このはがくる。万葉集11「―・れる月待つごとし」
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ごろも【木の葉衣】🔗⭐🔉
このは‐ごろも【木の葉衣】
①木の葉を編んで作った衣。仙人などの着るものという。
②落葉が身に落ちかかることを衣服に見立てていう語。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ざむらい【木の葉侍】‥ザムラヒ🔗⭐🔉
このは‐ざむらい【木の葉侍】‥ザムラヒ
侍を卑しめていう語。取るに足りない侍。こっぱざむらい。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ざる【木の葉猿】🔗⭐🔉
このは‐ざる【木の葉猿】
①(木の葉の間に見えがくれする小猿の意か)小さい猿。こっぱ猿。拾玉集1「柴栗の色づく秋の山風に梢を散らぬ―かな」
②郷土玩具の一つ。熊本県玉名郡木葉村(現、玉東町)で作られる素焼の猿。
木の葉猿
木の葉猿
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
⇒こ‐の‐は【木の葉】


このは‐しぐれ【木の葉時雨】🔗⭐🔉
このは‐しぐれ【木の葉時雨】
木の葉の散るのを時雨にたとえていう語。続古今和歌集雑「槙のやに―とふりはてて」
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐せんべい【木の葉煎餅】🔗⭐🔉
このは‐せんべい【木の葉煎餅】
木の葉の形につくった煎餅。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ちょう【木の葉蝶】‥テフ🔗⭐🔉
このは‐ちょう【木の葉蝶】‥テフ
タテハチョウ科のチョウ。沖縄・台湾・中国南部に産する。大形で、翅の表面は黒褐色・青藍色の光輝を放ち、前翅中央に橙黄色の広い斜めの帯があり美しい。裏面は枯葉に似るので、擬態の好例として有名。
このはちょう
コノハチョウ
提供:ネイチャー・プロダクション
⇒こ‐の‐は【木の葉】


このは‐てんぐ【木の葉天狗】🔗⭐🔉
このは‐てんぐ【木の葉天狗】
威力のない吹けば飛ぶような小さい天狗。こっぱてんぐ。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐とりづき【木の葉採り月】🔗⭐🔉
このは‐とりづき【木の葉採り月】
(桑の葉を採る月の意)陰暦4月の異称。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ばみ【木の葉銜】🔗⭐🔉
このは‐ばみ【木の葉銜】
(→)「ぎょうようぐつわ(杏葉轡)」に同じ。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ぶね【木の葉舟】🔗⭐🔉
このは‐ぶね【木の葉舟】
①遠く水に浮かんだ舟を木の葉に見立てていう語。
②水上に浮かんだ木の葉を舟に見立てていう語。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐ぼうず【木の葉坊主】‥バウ‥🔗⭐🔉
このは‐ぼうず【木の葉坊主】‥バウ‥
取るに足りない坊主。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
このは‐むし【木の葉虫】🔗⭐🔉
このは‐むし【木の葉虫】
ナナフシ目コノハムシ科の昆虫の総称。また、その一種。全体に緑色か褐色。形が木の葉に似、特に雌では前翅が大きく、翅脈が葉脈に似る。20種ほどが東南アジアを中心に、インド洋や南太平洋の島々に分布。
コノハムシ
提供:ネイチャー・プロダクション
⇒こ‐の‐は【木の葉】

このは‐むしゃ【木の葉武者】🔗⭐🔉
このは‐むしゃ【木の葉武者】
取るに足りない武士。こっぱむしゃ。
⇒こ‐の‐は【木の葉】
広辞苑に「木の葉」で始まるの検索結果 1-26。