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ゆうが‐ぎく【柚香菊】イウ‥🔗⭐🔉
ゆうが‐ぎく【柚香菊】イウ‥
キク科の多年草。いわゆる野菊の一つ。本州中部・北部に自生。高さ約50センチメートル。葉は長楕円形で深く羽状に分裂。秋、淡紫色黄心の頭状花を開く。
ゆ‐がま【柚釜】🔗⭐🔉
ゆ‐がま【柚釜】
①柚ゆずの頂部を切って中身を取り出し、果皮を釜と蓋のように作って柚の果汁をまぜた味噌を詰めて焼いたもの。茶事に好まれる。柚味噌ゆずみそ。〈[季]秋〉
②1と同様に柚の果皮を器とし、和え物や珍味などを盛ること。ゆずがま。
ゆ‐こう【柚柑】‥カウ🔗⭐🔉
ゆ‐こう【柚柑】‥カウ
ミカン科の常緑低木。ユズの一変種。四国地方で栽培。果実は大きく香気が高い。〈倭名類聚鈔17〉
ゆ‐ず【柚・柚子】🔗⭐🔉
ゆ‐ず【柚・柚子】
ミカン科の常緑低木。高さ約3メートル。耐寒性がある。枝幹、葉のつけ根に刺とげが多く、葉は長卵形で有翼。夏、白色の小花を開き、花後、球形黄色のミカンに似た果実を結ぶ。果皮にはいぼ状突起があり、香気と酸味とを有する。果実・蕾つぼみは香味料用。スダチは同類。ゆう。ゆ。〈[季]秋〉
ゆず‐こしょう【柚胡椒】‥セウ🔗⭐🔉
ゆず‐こしょう【柚胡椒】‥セウ
柚の皮・唐辛子・塩をすりつぶしたペースト状の調味料。九州特産。九州で唐辛子を胡椒とよぶことからの称。
ゆず‐ざけ【柚酒】🔗⭐🔉
ゆず‐ざけ【柚酒】
柚の実のしぼり汁をまぜた酒。
ゆず‐す【柚酢】🔗⭐🔉
ゆず‐す【柚酢】
柚の果実を搾った汁。
ゆず‐ぼう【柚子坊】‥バウ🔗⭐🔉
ゆず‐ぼう【柚子坊】‥バウ
ナミアゲハ・クロアゲハなどの幼虫。ユズやカラタチなどの葉を食害する。
ユズボウ(クロアゲハの幼虫)
撮影:海野和男

ゆず‐みそ【柚味噌】🔗⭐🔉
ゆず‐みそ【柚味噌】
柚の実の汁や刻んだ皮をすりまぜて香気をつけた練り味噌。また、(→)柚釜ゆがま1のこと。ゆみそ。〈[季]秋〉
ゆず‐もち【柚餅】🔗⭐🔉
ゆず‐もち【柚餅】
柚の果肉を糝粉しんこ・糯粉もちこと共にこねて蒸した菓子。ゆもち。
ゆず‐ゆ【柚湯】🔗⭐🔉
ゆず‐ゆ【柚湯】
冬至の日、柚の実を刻んで入れた浴湯。ひびやあかぎれを治すという。〈[季]冬〉
ゆ‐の‐は【柚の葉】🔗⭐🔉
ゆ‐の‐は【柚の葉】
①鏃やじりの一種。柚ゆずの葉の形のもの。
②染色の名。(→)柚葉色ゆばいろのこと。
ゆば‐いろ【柚葉色】🔗⭐🔉
ゆば‐いろ【柚葉色】
染色の名。深緑色、また、緑色に黒みを帯びたもの。
ゆ‐びしお【柚醤】‥ビシホ🔗⭐🔉
ゆ‐びしお【柚醤】‥ビシホ
ユズの果実または皮を、砂糖・醤油・味噌などを加えて煮つめた食品。〈[季]秋〉
ゆ‐べし【柚餅子】🔗⭐🔉
ゆ‐べし【柚餅子】
米粉・小麦粉・砂糖・味噌・胡桃くるみなどをまぜ、柚ゆずの果汁や皮を加えて、こねて蒸した菓子。ゆびし。〈[季]秋〉
くるみ柚餅子
撮影:関戸 勇

[漢]柚🔗⭐🔉
柚 字形
〔木部5画/9画/人名/4514・4D2E〕
〔音〕ユ(呉)
〔訓〕ゆず
[意味]
果樹の名。ゆず。「柚子」
[難読]
柚餅子ゆべし

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