複数辞典一括検索+

う・う【植う】🔗🔉

う・う植う】 〔他下二〕 ⇒うえる(下一)

うえ‐いたみ【植え傷み】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐いたみ植え傷みウヱ‥ 移植の際、根や茎葉が損傷し、生育不良になる現象。

うえ‐がみ【植え髪】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐がみ植え髪ウヱ‥ つけ髪・鬘かつら・入髪いれがみなどをすること。

うえ‐き【植木】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐き植木ウヱ‥ ①庭園などに植えてある木。万葉集20「鶯は―の樹間こまを鳴き渡らなむ」 ②鉢植えにした小さい木。盆栽。 ⇒うえき‐いち【植木市】 ⇒うえき‐ざん【植木算】 ⇒うえき‐しょく【植木職】 ⇒うえき‐ばち【植木鉢】

うえき‐いち【植木市】ウヱ‥🔗🔉

うえき‐いち植木市ウヱ‥ 植木をあきなう市。主として縁日などに立つ。〈[季]春〉 ⇒うえ‐き【植木】

うえき‐えもり【植木枝盛】ウヱ‥🔗🔉

うえき‐えもり植木枝盛ウヱ‥ 思想家・政治家。土佐藩士の子。自由民権運動の理論的指導者。板垣退助らと共に自由党を創設。著「民権自由論」「天賦人権弁」など。(1857〜1892) ⇒うえき【植木】

うえき‐ざん【植木算】ウヱ‥🔗🔉

うえき‐ざん植木算ウヱ‥ 算数の問題の一つ。直線上または円周上に等間隔に植えられた木の本数、間隔、全体の長さのうち二つを知って残りの一つを求める算法。 ⇒うえ‐き【植木】

うえき‐しょく【植木職】ウヱ‥🔗🔉

うえき‐しょく植木職ウヱ‥ 植木を植えたり手入れをしたりする職人。 植木職 撮影:関戸 勇 ⇒うえ‐き【植木】

うえき‐ばち【植木鉢】ウヱ‥🔗🔉

うえき‐ばち植木鉢ウヱ‥ 植木や草花を植える鉢。 ⇒うえ‐き【植木】

うえき‐ひとし【植木等】ウヱ‥🔗🔉

うえき‐ひとし植木等ウヱ‥ 歌手・俳優。三重県出身。コミック‐バンド「クレージー‐キャッツ」で活躍。映画「無責任」シリーズで主演。(1926〜2007) 植木等 提供:毎日新聞社 ⇒うえき【植木】

うえ‐ぐよし【植ゑぐよし】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐ぐよし植ゑぐよしウヱ‥ (クヨシはクユ(燻)ラシの訛か)田植前の田で、草木塵芥などを焼くこと。

うえ‐こみ【植込み】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐こみ植込みウヱ‥ 植えこむこと。また、庭園で、草木を多く植えこんだ所。 ⇒うえこみ‐ボルト【植込みボルト】

うえこみ‐ボルト【植込みボルト】ウヱ‥🔗🔉

うえこみ‐ボルト植込みボルトウヱ‥ (stud bolt)丸棒の両端にねじを切ったボルト。その一端をあらかじめ一方の機械部品に植え込んで置き、他の部品にあけた穴をこれにはめ、ナットでしめつける。スタッド。 ⇒うえ‐こみ【植込み】

うえ‐こ・む【植え込む】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐こ・む植え込むウヱ‥ 〔他五〕 ①草木を土に植え入れる。また、1カ所に集めて植える。「庭に木を―・む」 ②あるものの中へ他のものを深くはめこむ。「壁にコンセントを―・む」

うえ‐じ【植字】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐じ植字ウヱ‥ 活字を並べ組んで版を作ること。また、その活字。しょくじ。 ⇒うえじ‐ばん【植字版】

うえじ‐ばん【植字版】ウヱ‥🔗🔉

うえじ‐ばん植字版ウヱ‥ 活字版の古称。 ⇒うえ‐じ【植字】

うえしろ‐がき【植代掻き】ウヱ‥🔗🔉

うえしろ‐がき植代掻きウヱ‥ 田植の時、水を入れて田面を掻きならすこと。代掻き。本代ほんじろ

うえ‐ぞめ【植初め】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐ぞめ植初めウヱ‥ 苗開きのこと。4月卯の日に行事として行うところもある。

うえ‐た【植田】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐た植田ウヱ‥ ①苗代に仕立てた苗を植える田。 ②田植を済ませた田。〈[季]夏〉

うえ‐つき【植え月】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐つき植え月ウヱ‥ 稲苗を植えるべき月。夫木和歌抄7「―近みわがかどのわさだの苗はみぎは生ひにけり」

うえ‐つけ【植付け】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐つけ植付けウヱ‥ うえつけること。特に、田植え。 ⇒うえつけ‐ごもり【植付け籠り】 ⇒うえつけ‐はんさく【植付け半作】

うえつけ‐ごもり【植付け籠り】ウヱ‥🔗🔉

うえつけ‐ごもり植付け籠りウヱ‥ 田植後の物忌み。さなぶりの前に行われた。 ⇒うえ‐つけ【植付け】

うえつけ‐はんさく【植付け半作】ウヱ‥🔗🔉

うえつけ‐はんさく植付け半作ウヱ‥ 田植がすめば、収穫の半分は保証されたのも同様であるの意。 ⇒うえ‐つけ【植付け】

うえ‐つ・ける【植え付ける】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐つ・ける植え付けるウヱ‥ 〔他下一〕[文]うゑつ・く(下二) ①草木を移し植えて生育させる。 ②考えや印象などを心にしっかり刻みつける。「敬慕の念を―・ける」

うえ‐ひげ【植髭】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐ひげ植髭ウヱ‥ 面などに毛を植えてつくった髭。↔書髭

うえ‐ぼうそう【植え疱瘡】ウヱバウサウ🔗🔉

うえ‐ぼうそう植え疱瘡ウヱバウサウ (→)種痘しゅとうに同じ。

うえ‐みぞ【植え溝】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐みぞ植え溝ウヱ‥ 苗を植えつけ、また、種子をまく時に、畑や畦あぜに設ける溝。 ○上見ぬ鷲うえみぬわし (鷲は他の鳥の上からの襲撃に用心する必要がない意)誰にも遠慮せず傲慢にふるまうさま。 ⇒うえ【上】

うえむら‐なおみ【植村直己】ウヱ‥ナホ‥🔗🔉

うえむら‐なおみ植村直己ウヱ‥ナホ‥ 冒険家。兵庫県生れ。世界五大陸の最高峰登頂、犬ぞりによる単独での北極点到達などを達成。北米マッキンリー山の冬期単独初登頂に成功の帰路、消息を絶つ。(1941〜1984) ⇒うえむら【植村】

うえむら‐ぶんらくけん【植村文楽軒】ウヱ‥🔗🔉

うえむら‐ぶんらくけん植村文楽軒ウヱ‥ 人形浄瑠璃芝居の経営者。6代まで。 ①(初代)本名、道具屋与兵衛。淡路より大坂に進出。(1751〜1810) ②(3代。系譜では4代)中興の祖。本名、正井大蔵。文楽翁。1872年(明治5)文楽座を名乗り、全盛時代を導く。(1813〜1887) ⇒うえむら【植村】

うえむら‐まさひさ【植村正久】ウヱ‥🔗🔉

うえむら‐まさひさ植村正久ウヱ‥ 牧師。1887年(明治20)東京麹町こうじまちに富士見町教会を起こし、旧約聖書を翻訳。著「信仰の生活」など。(1858〜1925) ⇒うえむら【植村】

うえ‐め【植女】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐め植女ウヱ‥ 田に苗を植える女。早少女さおとめ。夫木和歌抄7「早苗とる御田の―も」

うえ‐もの【植え物】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐もの植え物ウヱ‥ ①植えて育てる草木の総称。特に野菜。 ②連歌・俳諧で、木・草・竹の類を表す語の総称。 ③近世、城内に植えた樹木。

う・える【植える】ウヱル🔗🔉

う・える植えるウヱル 〔他下一〕[文]う・う(下二) (ス(据)ヱルと同源) ①植物を生長させるようにその根を土の中に埋める。古事記「垣下かきもとに―・ゑし椒はじかみ」。万葉集18「―・ゑし田も蒔きし畠も」。「庭に松を―・える」 ②棒状のものを、固定して立てる。細かいものを、はめこむ。いれこむ。浄瑠璃、出世景清「一尺二寸の大釘の裏を返さず打つたれば、つるぎを―・ゑたるごとくなり」。「ブラシに毛を―・える」「活字を―・える」 ③他から移して育つようにする。玉塵抄13「池を掘つて魚を―・ゑて」。「種痘を―・える」 ④(比喩的に)今までなかったものを、定着させ発展させるようにする。「科学的な思考を少年の頭脳に―・える」

う・ゆ【植ゆ】🔗🔉

う・ゆ植ゆ】 〔他下二〕 植ウの訛。狂言、宗論「大地をわり、芋の子を―・ゆる」

うわ・る【植わる】🔗🔉

うわ・る植わる】 〔自五〕 植えられる。軽口露がはなし「近年は小松―・りけり」。「柳の―・った土手」

しょく‐さい【植栽】🔗🔉

しょく‐さい植栽】 草木を植えること。「―林」

しょく‐じ【植字】🔗🔉

しょく‐じ植字】 活版印刷で、活字ケースから文選した活字を、原稿に指定してある体裁に並べ組むこと。組版くみはん。ちょくじ。「―工」 ⇒しょくじ‐き【植字機】

しょくじ‐き【植字機】🔗🔉

しょくじ‐き植字機】 植字作業をする機械。モノタイプ・ライノタイプなどの活字鋳植機と、写真植字機・コンピューター組版機のように活字を使用しないものとがある。 ⇒しょく‐じ【植字】

しょく‐じゅ【植樹】🔗🔉

しょく‐じゅ植樹】 樹木を植えること。「記念に―する」 ⇒しょくじゅ‐ぞうりん【植樹造林】

しょくじゅ‐ぞうりん【植樹造林】‥ザウ‥🔗🔉

しょくじゅ‐ぞうりん植樹造林‥ザウ‥ 主伐した跡地に苗木を植えて林を仕立てる造林法。 ⇒しょく‐じゅ【植樹】

しょく‐しょく【植食】🔗🔉

しょく‐しょく植食(→)草食そうしょくに同じ。

しょく‐せい【植生】🔗🔉

しょく‐せい植生】 (vegetation)植物を、生育する場所と一体化していう言葉。地球表層をさす植物学上の用語。植被。 ⇒しょくせい‐ず【植生図】 ⇒しょくせい‐たい【植生帯】

しょくせい‐ず【植生図】‥ヅ🔗🔉

しょくせい‐ず植生図‥ヅ ある地域における植物群落の配置を示す地図。 ⇒しょく‐せい【植生】

しょくせい‐たい【植生帯】🔗🔉

しょくせい‐たい植生帯】 (vegetation zone)帯状に配列する性質を用いた植生の分類。植物の生育に影響する温度と降水量が、緯度や海からの距離に沿い並行的に減少することが、群落の帯状配列をもたらす。植生の垂直分布では主に温度による相観の違いが表われ、下方から上方に丘陵帯・低山帯・山地帯・亜高山帯・高山帯のように植生帯の区分ができる。 植生帯(本州中部太平洋岸の垂直分布) 垂直分布 高山帯 亜高山帯 山地帯 ⇒しょく‐せい【植生】

しょく‐ひ【植皮】🔗🔉

しょく‐ひ植皮】 〔医〕外傷・火傷・手術・疾病などによって皮膚の欠損を生じた時に、本人または他人の健康な皮膚片を移植してその欠損部を補うこと。「―術」

しょく‐ひ【植被】🔗🔉

しょく‐ひ植被】 〔生〕(→)植生に同じ。

しょく‐ぶつ【植物】🔗🔉

しょく‐ぶつ植物】 動物と対立する一群の生物。からだをつくる細胞は細胞壁をもち、流動性に欠け、多くは光合成によって自力でエネルギーを生産する。維管束植物(種子植物・シダ植物)・コケ植物・藻類などのほか、菌類・細菌類、原生生物の一部を含める。生物分類学上は植物界のこと。 ⇒しょくぶつ‐ウイルス【植物ウイルス】 ⇒しょくぶつ‐えん【植物園】 ⇒しょくぶつ‐えんき【植物塩基】 ⇒しょくぶつ‐かい【植物界】 ⇒しょくぶつ‐がく【植物学】 ⇒しょくぶつ‐きょく【植物極】 ⇒しょくぶつ‐くけい【植物区系】 ⇒しょくぶつ‐ぐんらく【植物群落】 ⇒しょくぶつ‐こうじょう【植物工場】 ⇒しょくぶつ‐じょうたい【植物状態】 ⇒しょくぶつせい‐きかん【植物性器官】 ⇒しょくぶつせい‐きのう【植物性機能】 ⇒しょくぶつせい‐しょくひん【植物性食品】 ⇒しょくぶつせい‐しんけい【植物性神経】 ⇒しょくぶつせい‐せんりょう【植物性染料】 ⇒しょくぶつせい‐たんぱくしつ【植物性蛋白質】 ⇒しょくぶつ‐そう【植物相】 ⇒しょくぶつ‐ぞうげ【植物象牙】 ⇒しょくぶつ‐たい【植物帯】 ⇒しょくぶつ‐ちりがく【植物地理学】 ⇒しょくぶつ‐にんげん【植物人間】 ⇒しょくぶつ‐びょうりがく【植物病理学】 ⇒しょくぶつ‐プランクトン【植物プランクトン】 ⇒しょくぶつ‐ぼうえき【植物防疫】 ⇒しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】 ⇒しょくぶつ‐ゆ【植物油】

しょくぶつ‐ウイルス【植物ウイルス】🔗🔉

しょくぶつ‐ウイルス植物ウイルス】 植物に寄生して増殖するウイルス。タバコ‐モザイク病ウイルスの類。種類多く、大部分はRNAウイルス。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐えん【植物園】‥ヱン🔗🔉

しょくぶつ‐えん植物園‥ヱン (botanical garden)植物の研究および知識の普及を目的として設けられ、種々の植物を収集・栽培し、展示する施設。徳冨蘆花、順礼紀行「漸く桟橋に着き、東洋車をやとふて―に赴く」 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐えんき【植物塩基】🔗🔉

しょくぶつ‐えんき植物塩基(→)アルカロイドに同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐かい【植物界】🔗🔉

しょくぶつ‐かい植物界】 ①植物の世界。植物の総称。 ②生物分類上の最高階級の一つ。動物・菌・原生生物・モネラ(細菌)界とともに生物界を五分する。緑藻植物・輪藻植物・コケ植物・シダ植物・種子植物などの各門に分ける。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐がく【植物学】🔗🔉

しょくぶつ‐がく植物学】 (botany)植物を科学的に研究する学問。分類・形態・発生・生理・遺伝・進化学などの分科がある。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐きょく【植物極】🔗🔉

しょくぶつ‐きょく植物極】 多細胞動物の卵で、動物極と向き合う極。両生類などでは、消化器などの内胚葉性組織がこの極周辺から発生する。静極。↔動物極。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐くけい【植物区系】🔗🔉

しょくぶつ‐くけい植物区系】 フロラの特徴に基づく地球の地域区分。区系界を最大単位とし、区系区・地方などに細分する。 植物区系 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ぐんらく【植物群落】🔗🔉

しょくぶつ‐ぐんらく植物群落(→)群落に同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐こうじょう【植物工場】‥ヂヤウ🔗🔉

しょくぶつ‐こうじょう植物工場‥ヂヤウ 温度・湿度・光などを人工的に調節・制御しながら、養液栽培によって野菜・花卉かきなどの栽培を行う施設。播種・育苗から収穫・出荷までをシステム化した工場的生産方式をとる。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐じょうたい【植物状態】‥ジヤウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐じょうたい植物状態‥ジヤウ‥ 〔医〕脳の外傷・血流障害・無酸素症などにより大脳皮質がおかされ、意識が回復しないまま長期生存する状態。動物性機能が脱落し、主として植物性機能のみが保たれているが、後者を制御する自律神経系も不安定で自発的な摂食・排尿・排便が不可能。人工栄養、ときには、人工呼吸器による呼吸補助が必要。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐きかん【植物性器官】‥クワン🔗🔉

しょくぶつせい‐きかん植物性器官‥クワン 動物体において、栄養・呼吸・生殖など植物性機能に関わる器官。↔動物性器官。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐きのう【植物性機能】🔗🔉

しょくぶつせい‐きのう植物性機能】 (植物にも見られる生理作用であるからいう)生物、特に人間の生命現象のうち栄養・生殖・成長作用を総括的にいう語。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐しょくひん【植物性食品】🔗🔉

しょくぶつせい‐しょくひん植物性食品】 植物からとる食品。穀類・芋類・種実類・豆類・野菜類・果実類・きのこ類・海藻類などと、その加工食品。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐しんけい【植物性神経】🔗🔉

しょくぶつせい‐しんけい植物性神経】 (植物性機能の統御・調節に当たるからいう)自律神経のこと。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐せんりょう【植物性染料】‥レウ🔗🔉

しょくぶつせい‐せんりょう植物性染料‥レウ 植物の花・葉・樹皮・果実・根から得られる天然染料。藍あい・茜あかねの類。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐たんぱくしつ【植物性蛋白質】🔗🔉

しょくぶつせい‐たんぱくしつ植物性蛋白質】 植物に含まれる蛋白質。主として栄養学的な観点から、動物性蛋白質と区別する。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐そう【植物相】‥サウ🔗🔉

しょくぶつ‐そう植物相‥サウ (→)フロラに同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ぞうげ【植物象牙】‥ザウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐ぞうげ植物象牙‥ザウ‥ (白色で軽く、象牙に似ているからいう)ゾウゲヤシの種子の胚乳。ボタン・洋傘の飾りなどに用いる。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐たい【植物帯】🔗🔉

しょくぶつ‐たい植物帯(→)植生帯に同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ちりがく【植物地理学】🔗🔉

しょくぶつ‐ちりがく植物地理学】 植物学ないし生物地理学の一分野。植物の種・群落・フロラなどの地理的分布とその動態を研究する学問。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐にんげん【植物人間】🔗🔉

しょくぶつ‐にんげん植物人間】 植物状態に陥ったまま生存している患者。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐びょうりがく【植物病理学】‥ビヤウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐びょうりがく植物病理学‥ビヤウ‥ 植物を対象とする病理学。農作物や樹木にかかわる問題が主眼とされ、植物の病気の原因や発病機構、またその生態、診断、防除について研究する。病原体としては、子嚢菌・担子菌などの菌類や、ウイルス・細菌が問題となることが多い。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐プランクトン【植物プランクトン】🔗🔉

しょくぶつ‐プランクトン植物プランクトン「プランクトン」参照。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ぼうえき【植物防疫】‥バウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐ぼうえき植物防疫‥バウ‥ 国外から侵入する植物病の病原菌や害虫を対象とする検疫。農林水産省の植物防疫所が当たり、輸入品などの検査や取締りをする。植物検疫。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】🔗🔉

しょくぶつ‐ホルモン植物ホルモン】 高等植物の体内で生産され、その形成された場所から離れたところへ移動して微量で生長や開花などの生理的機能を調節する有機物質。「オーキシン」「ジベレリン」「サイトカイニン」「アブシジン酸」「エチレン」など。 主な植物ホルモンと作用(表) ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ゆ【植物油】🔗🔉

しょくぶつ‐ゆ植物油】 植物の種子・果実から採取する油。亜麻仁あまに油・桐とう油・胡麻ごま油・椿油・オリーブ油・落花生らっかせい油・菜種なたね油・大豆油などの類。植物性油。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょく‐みん【植民・殖民】🔗🔉

しょく‐みん植民・殖民】 (colony)ある国の国民または団体が、本国と政治的従属関係にある土地に永住の目的で移住して、経済的活動をすること。また、その移住民。福沢諭吉、文明論之概略「自国の人民を海外の地に移して―することなり」 ⇒しょくみん‐せいさく【植民政策】 ⇒しょくみん‐ち【植民地】

しょくみん‐せいさく【植民政策】🔗🔉

しょくみん‐せいさく植民政策】 植民地の統治・経営についての政策。 ⇒しょく‐みん【植民・殖民】

しょくみん‐ち【植民地】🔗🔉

しょくみん‐ち植民地】 (colony)ある国の海外移住者によって、経済的に開発された地域。本国にとって原料供給地・商品市場・資本輸出地をなし、政治上も主権を有しない完全な属領。 ⇒しょく‐みん【植民・殖民】

しょく‐もう【植毛】🔗🔉

しょく‐もう植毛】 毛を植えつけること。

しょく‐りん【植林】🔗🔉

しょく‐りん植林】 山などに苗木を植えて林木を育てること。「はげ山に―する」 植林 撮影:関戸 勇

ちょく‐じ【植字】🔗🔉

ちょく‐じ植字】 (印刷用語) ⇒しょくじ

[漢]植🔗🔉

 字形  筆順 〔木部8画/12画/教育/3102・3F22〕 〔音〕ショク(漢) 〔訓〕える・わる [意味] ①草木をうえる。(まっすぐ立つように)うえつける。「植樹・植林・移植・定植・植毛」 ②地にうわっているもの。草木。「植物・植生・腐植土」 ③活字を並べて版に組む。「植字・誤植」 ④人を住みつかせる。「植民・入植・拓植」 [解字] 形声。「木」+音符「直」。木をまっすぐにたてる意。は異体字。 [下ツキ 移植・仮植・誤植・栽植・写植・種植・拓植・定植・入植・扶植・腐植・密植・柘植つげ

広辞苑で始まるの検索結果 1-82