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うえ‐もの【植え物】ウヱ‥🔗🔉

うえ‐もの植え物ウヱ‥ ①植えて育てる草木の総称。特に野菜。 ②連歌・俳諧で、木・草・竹の類を表す語の総称。 ③近世、城内に植えた樹木。

しょく‐ぶつ【植物】🔗🔉

しょく‐ぶつ植物】 動物と対立する一群の生物。からだをつくる細胞は細胞壁をもち、流動性に欠け、多くは光合成によって自力でエネルギーを生産する。維管束植物(種子植物・シダ植物)・コケ植物・藻類などのほか、菌類・細菌類、原生生物の一部を含める。生物分類学上は植物界のこと。 ⇒しょくぶつ‐ウイルス【植物ウイルス】 ⇒しょくぶつ‐えん【植物園】 ⇒しょくぶつ‐えんき【植物塩基】 ⇒しょくぶつ‐かい【植物界】 ⇒しょくぶつ‐がく【植物学】 ⇒しょくぶつ‐きょく【植物極】 ⇒しょくぶつ‐くけい【植物区系】 ⇒しょくぶつ‐ぐんらく【植物群落】 ⇒しょくぶつ‐こうじょう【植物工場】 ⇒しょくぶつ‐じょうたい【植物状態】 ⇒しょくぶつせい‐きかん【植物性器官】 ⇒しょくぶつせい‐きのう【植物性機能】 ⇒しょくぶつせい‐しょくひん【植物性食品】 ⇒しょくぶつせい‐しんけい【植物性神経】 ⇒しょくぶつせい‐せんりょう【植物性染料】 ⇒しょくぶつせい‐たんぱくしつ【植物性蛋白質】 ⇒しょくぶつ‐そう【植物相】 ⇒しょくぶつ‐ぞうげ【植物象牙】 ⇒しょくぶつ‐たい【植物帯】 ⇒しょくぶつ‐ちりがく【植物地理学】 ⇒しょくぶつ‐にんげん【植物人間】 ⇒しょくぶつ‐びょうりがく【植物病理学】 ⇒しょくぶつ‐プランクトン【植物プランクトン】 ⇒しょくぶつ‐ぼうえき【植物防疫】 ⇒しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】 ⇒しょくぶつ‐ゆ【植物油】

しょくぶつ‐ウイルス【植物ウイルス】🔗🔉

しょくぶつ‐ウイルス植物ウイルス】 植物に寄生して増殖するウイルス。タバコ‐モザイク病ウイルスの類。種類多く、大部分はRNAウイルス。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐えん【植物園】‥ヱン🔗🔉

しょくぶつ‐えん植物園‥ヱン (botanical garden)植物の研究および知識の普及を目的として設けられ、種々の植物を収集・栽培し、展示する施設。徳冨蘆花、順礼紀行「漸く桟橋に着き、東洋車をやとふて―に赴く」 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐えんき【植物塩基】🔗🔉

しょくぶつ‐えんき植物塩基(→)アルカロイドに同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐かい【植物界】🔗🔉

しょくぶつ‐かい植物界】 ①植物の世界。植物の総称。 ②生物分類上の最高階級の一つ。動物・菌・原生生物・モネラ(細菌)界とともに生物界を五分する。緑藻植物・輪藻植物・コケ植物・シダ植物・種子植物などの各門に分ける。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐がく【植物学】🔗🔉

しょくぶつ‐がく植物学】 (botany)植物を科学的に研究する学問。分類・形態・発生・生理・遺伝・進化学などの分科がある。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐きょく【植物極】🔗🔉

しょくぶつ‐きょく植物極】 多細胞動物の卵で、動物極と向き合う極。両生類などでは、消化器などの内胚葉性組織がこの極周辺から発生する。静極。↔動物極。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐くけい【植物区系】🔗🔉

しょくぶつ‐くけい植物区系】 フロラの特徴に基づく地球の地域区分。区系界を最大単位とし、区系区・地方などに細分する。 植物区系 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ぐんらく【植物群落】🔗🔉

しょくぶつ‐ぐんらく植物群落(→)群落に同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐こうじょう【植物工場】‥ヂヤウ🔗🔉

しょくぶつ‐こうじょう植物工場‥ヂヤウ 温度・湿度・光などを人工的に調節・制御しながら、養液栽培によって野菜・花卉かきなどの栽培を行う施設。播種・育苗から収穫・出荷までをシステム化した工場的生産方式をとる。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐じょうたい【植物状態】‥ジヤウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐じょうたい植物状態‥ジヤウ‥ 〔医〕脳の外傷・血流障害・無酸素症などにより大脳皮質がおかされ、意識が回復しないまま長期生存する状態。動物性機能が脱落し、主として植物性機能のみが保たれているが、後者を制御する自律神経系も不安定で自発的な摂食・排尿・排便が不可能。人工栄養、ときには、人工呼吸器による呼吸補助が必要。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐きかん【植物性器官】‥クワン🔗🔉

しょくぶつせい‐きかん植物性器官‥クワン 動物体において、栄養・呼吸・生殖など植物性機能に関わる器官。↔動物性器官。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐きのう【植物性機能】🔗🔉

しょくぶつせい‐きのう植物性機能】 (植物にも見られる生理作用であるからいう)生物、特に人間の生命現象のうち栄養・生殖・成長作用を総括的にいう語。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐しょくひん【植物性食品】🔗🔉

しょくぶつせい‐しょくひん植物性食品】 植物からとる食品。穀類・芋類・種実類・豆類・野菜類・果実類・きのこ類・海藻類などと、その加工食品。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐しんけい【植物性神経】🔗🔉

しょくぶつせい‐しんけい植物性神経】 (植物性機能の統御・調節に当たるからいう)自律神経のこと。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐せんりょう【植物性染料】‥レウ🔗🔉

しょくぶつせい‐せんりょう植物性染料‥レウ 植物の花・葉・樹皮・果実・根から得られる天然染料。藍あい・茜あかねの類。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつせい‐たんぱくしつ【植物性蛋白質】🔗🔉

しょくぶつせい‐たんぱくしつ植物性蛋白質】 植物に含まれる蛋白質。主として栄養学的な観点から、動物性蛋白質と区別する。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐そう【植物相】‥サウ🔗🔉

しょくぶつ‐そう植物相‥サウ (→)フロラに同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ぞうげ【植物象牙】‥ザウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐ぞうげ植物象牙‥ザウ‥ (白色で軽く、象牙に似ているからいう)ゾウゲヤシの種子の胚乳。ボタン・洋傘の飾りなどに用いる。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐たい【植物帯】🔗🔉

しょくぶつ‐たい植物帯(→)植生帯に同じ。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ちりがく【植物地理学】🔗🔉

しょくぶつ‐ちりがく植物地理学】 植物学ないし生物地理学の一分野。植物の種・群落・フロラなどの地理的分布とその動態を研究する学問。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐にんげん【植物人間】🔗🔉

しょくぶつ‐にんげん植物人間】 植物状態に陥ったまま生存している患者。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐びょうりがく【植物病理学】‥ビヤウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐びょうりがく植物病理学‥ビヤウ‥ 植物を対象とする病理学。農作物や樹木にかかわる問題が主眼とされ、植物の病気の原因や発病機構、またその生態、診断、防除について研究する。病原体としては、子嚢菌・担子菌などの菌類や、ウイルス・細菌が問題となることが多い。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐プランクトン【植物プランクトン】🔗🔉

しょくぶつ‐プランクトン植物プランクトン「プランクトン」参照。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ぼうえき【植物防疫】‥バウ‥🔗🔉

しょくぶつ‐ぼうえき植物防疫‥バウ‥ 国外から侵入する植物病の病原菌や害虫を対象とする検疫。農林水産省の植物防疫所が当たり、輸入品などの検査や取締りをする。植物検疫。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】🔗🔉

しょくぶつ‐ホルモン植物ホルモン】 高等植物の体内で生産され、その形成された場所から離れたところへ移動して微量で生長や開花などの生理的機能を調節する有機物質。「オーキシン」「ジベレリン」「サイトカイニン」「アブシジン酸」「エチレン」など。 主な植物ホルモンと作用(表) ⇒しょく‐ぶつ【植物】

しょくぶつ‐ゆ【植物油】🔗🔉

しょくぶつ‐ゆ植物油】 植物の種子・果実から採取する油。亜麻仁あまに油・桐とう油・胡麻ごま油・椿油・オリーブ油・落花生らっかせい油・菜種なたね油・大豆油などの類。植物性油。 ⇒しょく‐ぶつ【植物】

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