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か‐じょう【款状】クワジヤウ🔗🔉

か‐じょう款状クワジヤウ ⇒かんじょう

かん【款】クワン🔗🔉

かんクワン ①法律文などの条項。ひとつがき。 ②歳入歳出の予算または決算上の区分の一つ。部の下、項の上。 ③文字を陰刻すること。また、その文字。→かんし(款識)。 ④罪人の白状。口供状。 ⇒款を通ず

かん‐ご【款語】クワン‥🔗🔉

かん‐ご款語クワン‥ うちとけて話しあうこと。

かん‐こう【款項】クワンカウ🔗🔉

かん‐こう款項クワンカウ 款と項。 ⇒かん‐こう‐もく‐せつ【款項目節】

かん‐こう‐もく‐せつ【款項目節】クワンカウ‥🔗🔉

かん‐こう‐もく‐せつ款項目節クワンカウ‥ 旧会計法で、予算の分類に用いた語。款は最大の項目、項は款の細別、目は項の細別、節は目の細別。現在の財政法では部款項目。 ⇒かん‐こう【款項】

かん‐し【款識】クワン‥🔗🔉

かん‐し款識クワン‥ 鐘や鼎かなえなどに刻まれた銘。凹字(陰文)を款、凸字(陽文)を識という。

かん‐しき【款識】クワン‥🔗🔉

かん‐しき款識クワン‥ ⇒かんし

かん‐じょう【款状】クワンジヤウ🔗🔉

かん‐じょう款状クワンジヤウ (カジョウとも)官位などを望みまたは訴訟などをする時の嘆願書。

かん‐たい【歓待・款待】クワン‥🔗🔉

かん‐たい歓待・款待クワン‥ 手厚い待遇。親切なもてなし。「―にあずかる」「―を受ける」

かん‐だん【歓談・款談】クワン‥🔗🔉

かん‐だん歓談・款談クワン‥ たのしく話し合うこと。うちとけた話合い。「旧友と―する」「食後の―」

かん‐とう【款冬】クワン‥🔗🔉

かん‐とう款冬クワン‥ (カンドウとも) ①つわぶき。〈本草和名〉 ②山吹やまぶき。〈伊呂波字類抄〉 ③蕗ふき。〈本草綱目啓蒙〉

○款を通ずかんをつうず🔗🔉

○款を通ずかんをつうず [北史盧柔伝]よしみを結ぶ。また、敵に内通する。 ⇒かん【款】

ふき【蕗・苳・款冬・菜蕗】(植物)🔗🔉

ふき蕗・苳・款冬・菜蕗】 キク科の多年草。日本各地に自生、食用に栽培。茎は地中にあって甚だ短い。葉柄は長さ30〜70センチメートル、上部に大きな腎臓形の葉をつける。早春、葉に先立って、大きな苞ほうに包まれた花茎、「蕗の薹とう」を生じ、多くの細かい白色頭状花を開く。雌雄異株。葉柄と花茎とは食用。寒地には巨大なアキタブキが、また園芸品種がいくつかある。〈[季]夏〉 フキ(葉) 撮影:関戸 勇 フキ(花) 撮影:関戸 勇

ふき‐いろ【款冬色】🔗🔉

ふき‐いろ款冬色】 ①橙色のうすくくすんだ色。 ②襲かさねの色目。表は経たて赤、緯ぬき黄、裏は黄または青。

やま‐ぶき【山吹・款冬】🔗🔉

やま‐ぶき山吹・款冬】 ①バラ科の落葉低木。茎は緑色で根本から分かれる。春、鮮黄色の5弁花を開く。一重のものは山野に自生し、八重のものは庭園に栽植。茎の髄を山吹髄といい、玩具などに用いる。鏡草。漢名、棣棠。〈[季]春〉。万葉集17「鶯の来鳴く―」 ヤマブキ 撮影:関戸 勇 ②山吹色の略。 ③(山吹色であるからいう)金貨。大判や小判。転じて、一般に金銭をいう。 ④鉱山で、採取した鉱石を溶かして金・銀・銅などを吹き分けること。また、吹き分けたもの。 ⑤鮒ふなのこと。〈日葡辞書〉 ⑥(女房詞)白酒。〈日葡辞書〉 ⇒やまぶき‐いろ【山吹色】 ⇒やまぶき‐おり【山吹織】 ⇒やまぶき‐がさね【山吹襲】 ⇒やまぶき‐しょうま【山吹升麻】 ⇒やまぶき‐そう【山吹草】 ⇒やまぶき‐でっぽう【山吹鉄砲】 ⇒やまぶき‐におい【山吹匂】

[漢]款🔗🔉

 字形  筆順 〔欠部8画/12画/常用/2030・343E〕 〔音〕カン〈クヮン〉(呉)(漢) [意味] ①まごころ(をこめた交際)。よしみ。よろこび。「款を通ずる」「款待・交款」 ②しるす。金石などに文字をきざむ。「款識かんし・落款」 ③条目。 ㋐法令・条文などの箇条書き。「約款・定款・借款」 ㋑予算・決算書で、部の下、項の上の小分けの名。「款項目」 [解字] 一説に「」(=からなしの木)+「欠」(=くぼむ)で、木版に文字をほりつける意の会意文字かとする。は異体字。 [難読] 款冬花ふきのとう

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