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どっ‐き【毒気】ドク‥🔗⭐🔉
どっ‐き【毒気】ドク‥
①毒を含んだ気。毒性。古今和歌集著聞集7「―治すべき由」
②⇒どっけ
どっ‐け【毒気】ドク‥🔗⭐🔉
○毒気に当てられるどっけにあてられる🔗⭐🔉
○毒気に当てられるどっけにあてられる
相手の気張った、または、ずうずうしい言動に意気阻喪する。
⇒どっ‐け【毒気】
とっけ‐も‐な・い
〔形〕
途方もない。とんでもない。浄瑠璃、一谷嫩軍記「やれやれ―・い」
とっけり
〔副〕
(「とっくり」の転か)ゆっくり。落ちついて。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「―夜の目も寝ねえせえだ」
○毒気を抜かれるどっけをぬかれる🔗⭐🔉
○毒気を抜かれるどっけをぬかれる
対抗心や気負った気持がそがれてくじける。どぎもを抜かれる。
⇒どっ‐け【毒気】
とっ‐けん【特権】トク‥
特定の身分や階級に属する人に特別に与えられる優越的な権利。
⇒とっけん‐かいきゅう【特権階級】
とつ‐げん【訥言】
①重苦しくしぶりがちなことば。
②どもることば。
どっ‐けん【独見】ドク‥
自分一人の見解。自分独特の見識。
とっけん‐かいきゅう【特権階級】トク‥キフ
優越権や支配権を有する人々または身分・階級。ヨーロッパ中世の貴族および僧侶や、今日の資本家・高級官僚・財産家など。
⇒とっ‐けん【特権】
とっこ
詐欺さぎ。かたり。盗人。「とっこの皮」とも。浄瑠璃、柏崎「―共につけられ迷惑に及び候」
とっ‐こ【独鈷】トク‥
(独鈷杵しょの略。ドッコとも。「鈷」は「股」の借字)
①両端が分岐していない金剛杵こんごうしょ。とこ。
独鈷
撮影:関戸 勇
②縦縞状に多くの独鈷1の形を連ねた文様を織り出した厚地の琥珀こはく織や博多織の称。また、その文様。→一本独鈷。
③僧家で鰹節かつおぶしの隠語。
⇒とっこ‐いし【独鈷石】
⇒とっこ‐しょ【独鈷杵】
⇒とっこ‐れい【独鈷鈴】
どっこい
〔感〕
(「何処どこへ」の転)
①(→)「どっこいしょ」に同じ。
②相手の行動などをさえぎり止める時に発する語。「―そうはさせぬ」
③民謡などの囃子詞はやしことば。からめ節「お山繁昌と啼く烏、ハァ――」。「やっとこ―ほいさっさ」
⇒どっこい‐しょ
⇒どっこい‐どっこい
とっこ‐いし【独鈷石】トク‥
(ドッコイシとも)縄文時代後期・晩期の磨製石器の一種。形が独鈷1に似る。初めは一種の斧、のちには祭祀用となる。東日本で出土。雷鈷らいこ。
⇒とっ‐こ【独鈷】
どっこい‐しょ
〔感〕
①力を入れる時、または大儀な時の掛け声。「―と立ち上がる」
②民謡などの囃子詞はやしことば。「草津よいとこ一度はおいで―」
⇒どっこい
どっこい‐どっこい
(「どっこい」の畳語)力や勢いがほぼ互角なさま。「―の力量」
⇒どっこい
とっ‐こう【特功】トク‥
特別にすぐれたいさお。
とっ‐こう【特効】トクカウ
特に著しいききめ。
⇒とっこう‐やく【特効薬】
とっ‐こう【特高】トクカウ
特別高等警察の略称。
とっ‐こう【特講】トクカウ
特別講義の略。
とっ‐こう【徳行】トクカウ
道徳にかなったよいおこない。「君子の―」
とっ‐こう【篤行】トクカウ
①篤実なおこない。人情に厚いおこない。「―の人」
②まじめで忠実なおこない。
とっ‐こう【篤厚】トク‥
人情にあついこと。懇切で実意のあること。
どっ‐こう【独行】ドクカウ
①自分一人で行くこと。みちづれなしに行くこと。
②他人の力を借りずに自分の力だけで行うこと。「独立―」
どっ‐こう【独航】ドクカウ
艦船が船団などに属さず、ただ1隻で航行すること。
⇒どっこう‐せん【独航船】
どっこう‐せん【独航船】ドクカウ‥
北洋の母船式サケ・マス漁業、カニ漁業などで、母船会社と買魚契約または傭船契約を結んで、母船に随伴し直接漁獲を行なった漁船。
⇒どっ‐こう【独航】
とっこう‐たい【特攻隊】トク‥
特別攻撃隊の略称。特に、太平洋戦争中、体当りの攻撃を行なった日本陸海軍の部隊。「神風―」
とっこう‐やく【特効薬】トクカウ‥
ある病気に対して著しくききめのある薬。
⇒とっ‐こう【特効】
とっこ‐しょ【独鈷杵】トク‥
(→)独鈷1に同じ。
⇒とっ‐こ【独鈷】
とっ‐こつ【突兀】
①山・岩などのけわしくそびえるさま。
②他にぬきんでて高いさま。
とっこ‐れい【独鈷鈴】トク‥
金剛鈴のうち、一端の把手とってが独鈷1の形をした法具。密教の修法で用いる。
⇒とっ‐こ【独鈷】
とっ‐さ【咄嗟】
①舌うちして嘆くこと。また、息をはくこと。
②ちょっとの間。たちどころ。瞬間。易林本節用集「―、即時出来之義」。「―の間」「―の機転」「―に身をかわす」
とっさか【鶏冠】
(→)「とさか」に同じ。温故知新書「鶏坂冠、トツサカ」。狂言、鶏聟「紅葉にまがふ―蹴られては叶はじと」
⇒とっさか‐のり【鶏冠海苔】
とっ‐さか
心のとげとげしいさま。意地悪いさま。浄瑠璃、心中宵庚申「気の―な姑にせりせりいぢりたでられて」
とっさか‐のり【鶏冠海苔】
(→)「とさかのり」に同じ。
⇒とっさか【鶏冠】
とっ‐さき【突先】
突き出た先端。とがった端。
とっ‐さま【父様】
(トトサマの転)父の尊敬語。
どっさり
〔副〕
①数の多いさま。たくさん。花暦八笑人「おかかを―かいてくだつし」。「お土産―」
②重い物が落ちたり倒れたりするさま。どさり。どさっと。浮世風呂前「あふむけに―転ぶ」
ドッジ‐ボール【dodge ball】
二組に分かれてボールを投げ合い、相手の投球に当たらないようにしながら、より多くボールを相手側に当てた方を勝ちとする球戯。コートは円形と方形とがある。
とつ‐しゅうごう【凸集合】‥シフガフ
〔数〕平面または空間内の集合において、その集合の任意の2点を結ぶ線分がその集合に含まれるような集合。
とっ‐しゅつ【突出】
①突き破って出ること。また、だしぬけに飛び出すこと。「地下ガスの―」
②高く鋭く突き出ること。「―部」
③ほかのものよりいちだんと行動や状態が目立つこと。「―した軍事費」
とつ‐じょ【突如】
突然なさま。だしぬけなさま。「―立ち上がる」「―として現れる」
ドッジ‐ライン【Dodge's line】
1949年、GHQ経済顧問として来日したアメリカの銀行家ドッジ(Joseph Morrell D.1890〜1964)が日本経済の安定と自立のために与えた指示。また、その指示に従ってなされた財政金融引締め政策。
どっしり
①重くて据わりのよいさま。「―した家具」
②おもおもしく落ちついたさま。「―と構える」「―した態度」
とっ‐しん【突進】
勢いよくまっしぐらにつき進むこと。「ゴール目掛けて―する」
ドッジング【dodging】
サッカー・ラグビーなどで、相手をかわしながら前進すること。ドッジ。
とつ‐ぜん【突然】
にわかなさま。だしぬけ。不意。突如。「―の出来事」「―変心する」
⇒とつぜん‐し【突然死】
⇒とつぜん‐へんい【突然変異】
⇒とつぜんへんい‐せつ【突然変異説】
⇒とつぜんへんい‐たい【突然変異体】
とつぜん‐し【突然死】
健康に見える人が突然死ぬこと。心臓・中枢神経・呼吸器などの疾患によるほか、乳幼児突然死症候群、青壮年のぽっくり病、特発性心筋症など原因の明らかでないものもある。急死。頓死。
⇒とつ‐ぜん【突然】
とつぜん‐へんい【突然変異】
(mutation)親と明らかに異なった形質が、突然、子孫や枝葉に出現、または親の形質が消失し、それが遺伝する現象。遺伝子の変化に起因する。広義には染色体の変化によるものも含める。放射線の照射などで人工的に起こしたものを人為突然変異という。
⇒とつ‐ぜん【突然】
とつぜんへんい‐せつ【突然変異説】
生物の進化を説明する学説の一つ。1901年、ド=フリースによって提唱された。突然変異による新種の出現を認め、自然淘汰には重きをおかない。
⇒とつ‐ぜん【突然】
とつぜんへんい‐たい【突然変異体】
(mutant)突然変異した遺伝子をもつ個体または細胞。ミュータント。
⇒とつ‐ぜん【突然】
とつ‐たかっけい【凸多角形】‥カク‥
すべての内角が凸角(180度よりも小さな角)をなす多角形。↔凹多角形
とっ‐たり
(大声で「捕とったり」と怒鳴るからいう)
①捕手とりての役人。とりかた。「とった」とも。
②歌舞伎で、大勢出てくる捕手の役。転じて、下級役者の称。
③(2が常に演ずるからいう)とんぼがえり。
④相撲の手の一つ。両手で相手の片腕を抱え込むようにし、同時に足を踏み込み、肩を相手の腕のつけ根に押し当てて捻ひねり倒すもの。→逆とったり
とったり
とっ‐たん【突端】
つき出たはし。とっぱな。「岬の―」
どっ‐ち【何方】
〔代〕
(ドチの促音化)どちら。
⇒どっち‐つかず【何方付かず】
⇒どっち‐みち【何方道】
⇒何方へ転んでも
⇒何方もどっち
どっち‐つかず【何方付かず】
いずれとも定まらず、あいまいなこと。「―の態度」
⇒どっ‐ち【何方】

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