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ひ‐きょう【比興】🔗🔉

ひ‐きょう比興】 ①ある物事を他の物事にたとえて興ずること。おかしく興あること。おもしろいこと。古今著聞集16「―の事也。かの卿聞かれて入興せられけるとなむ」 ②(「非拠」の転、一説に非興の意とも) ㋐不都合なこと。非理。十問最秘抄「強く下種げすしくするも又―なり」 ㋑下品で、卑しいこと。〈日葡辞書〉 ㋒卑劣なこと。 ㋓勇気のないこと。武道伝来記「―なる侍」→卑怯⇒ひきょう‐もの【比興者】

ひ‐きょう【卑怯】‥ケフ🔗🔉

ひ‐きょう卑怯‥ケフ (「比興」の当て字という) ①心が弱く物事に恐れること。勇気のないこと。臆病。 ②心だてのいやしいこと。卑劣。「―な騙し討ち」 ⇒ひきょう‐もの【卑怯者】

ひきょう‐もの【比興者】🔗🔉

ひきょう‐もの比興者】 不都合な者。心のいやしい者。きたない奴。狂言、鈍根草「みなたべたとは、―めが」 ⇒ひ‐きょう【比興】

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