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きまり【決り・極り】🔗🔉

きまり決り・極り】 ①きまること。結末。決着。おさまり。「―がつく」 ②きめられたもの。規則。また、秩序。風来六部集「我に―あれば先の是非自ら明けらし」。「―に従う」 ③(多く「お―」の形で)いつも同じで、新鮮みのないこと。おさだまり。定例。「お―の愚痴」 ④(「―が(の)悪い」の形で用いる)他人に対する具合。面目。 ⑤(明和・安永頃からの江戸の流行語)諸事都合よく出来ていること。洒落本、辰巳之園「(女)朧月と五色丹前を買つて参りやした。(如雷)オオ―」 ⑥遊里で、客と遊女の中で、思い合ったり思う相手と定めたりした間柄。洒落本、登美賀遠佳「おらいさんはきつい―さ」 ⇒きまり‐ざけ【極り酒】 ⇒きまり‐て【決り手・極り手】 ⇒きまり‐ばんづけ【極番付】 ⇒きまり‐もんく【決り文句・極り文句】

きまり‐て【決り手・極り手】🔗🔉

きまり‐て決り手・極り手】 相撲で、勝負がきまった時のわざ。日本相撲協会では87の決り手を定める。 ⇒きまり【決り・極り】

きまり‐もんく【決り文句・極り文句】🔗🔉

きまり‐もんく決り文句・極り文句】 いつもきまって言う文句。型通りの新鮮みのない表現。 ⇒きまり【決り・極り】

さくり【決り・刳り】🔗🔉

さくり決り・刳り】 ①鍬くわでうちかえした所。また、その溝・畝うね。畑のさく。行宗集「山里の―の上に尻かけて」 ②騎射うまゆみの馬場の埒らちの間を最初の一騎が弓を射ずに馬を馳せて、射手の進行路を示す馬走うまばしりの足跡。馬決うまざくり。 ③閾しきいや鴨居などの溝。〈日葡辞書〉 ⇒さくり‐ばみ【決り食み】

さくり‐ばみ【決り食み】🔗🔉

さくり‐ばみ決り食み】 ①材を彫ってその中に板などをはめること。 ②板をはぐ時のあわせ目。 ⇒さくり【決り・刳り】 ○噦りもよよさくりもよよ しゃくりあげて激しく泣くさま。栄華物語浦々別「宮の御有様の変らせ給へるに又いとどしき御涙―なり」 ⇒さくり【噦り・吃逆】

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