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しゅう【洲】シウ🔗🔉

しゅうシウ 地球上の大陸。→州7

しゅう‐しょ【洲渚】シウ‥🔗🔉

しゅう‐しょ洲渚シウ‥のなぎさ。

しゅう‐しょ【洲嶼】シウ‥🔗🔉

しゅう‐しょ洲嶼シウ‥としま。

す【洲・州】🔗🔉

洲・州】 水流に運ばれた土砂が堆積して、河川・湖海の水面上に現れた所。砂洲さす

す‐さき【洲崎】🔗🔉

す‐さき洲崎】 ①洲が長く海中または河中にさし出て、崎となった所。 ②洲崎形の模様。世間胸算用5「萌黄色に染鹿子の―、裏は薄紅にして」 ⇒すさき‐み【洲崎廻】

すさき【洲崎】(地名)🔗🔉

すさき洲崎】 東京都江東区木場の東隣一帯の通称。江戸時代にできた埋立地。洲崎弁財天社(洲崎神社)がある。1888年(明治21)根津の妓楼を移し、洲崎遊郭といった。

すさき‐み【洲崎廻】🔗🔉

すさき‐み洲崎廻】 洲崎の湾曲した所。万葉集1「この―に鶴たず鳴くべしや」 ⇒す‐さき【洲崎】

す‐どり【渚鳥・洲鳥】🔗🔉

す‐どり渚鳥・洲鳥】 ①洲にいる鳥。シギ・チドリの類。万葉集17「射水川みなとの―朝凪ぎに潟に求食あさりし」 ②ミサゴの異称。

す‐ながし【洲流し】🔗🔉

す‐ながし洲流し】 ①洲に流すこと。また、そのもの。 ②紙などに金銀の砂子すなごを散らしたもの。 ③砂浜に水の流れるさまを想わせる文様。 ④旗または幕などに、洲浜の文様を染め抜いた紋。 ⇒すながし‐あみ【洲流し網】

すながし‐あみ【洲流し網】🔗🔉

すながし‐あみ洲流し網】 満潮の際、洲に下ろして、車蝦くるまえびなどを漁獲する網。 ⇒す‐ながし【洲流し】

す‐ばしり【洲走り】🔗🔉

す‐ばしり洲走り】 ボラの稚魚の称。

す‐はま【洲浜】🔗🔉

す‐はま洲浜】 ①洲が大きくなり、海岸線に曲線的な出入りのある浜辺。 ②洲浜の形にかたどった台。これに岩木・花鳥・瑞祥のものなど、種々の景物を設けたもの。もと、饗宴の飾り物としたが、のち正月の蓬莱、婚姻儀式の島台として肴を盛るのに用いた。洲浜台。落窪物語3「島に木共多く植ゑて、―いとをかし」 洲浜 ③洲浜形の略。 ④棹物菓子の名。弘安(1278〜1288)年間、京都の松寿軒創製。水飴・大豆粉・白砂糖などで製し、3本の竹を用いて横断面を洲浜形にし、小口切にしたもの。すあま。 ⑤紋所の名。洲浜形のもの。洲浜・違ちがい洲浜・割洲浜・洲浜木瓜もっこう・花洲浜など種々ある。 洲浜 ⇒すはま‐おにがわら【洲浜鬼瓦】 ⇒すはま‐がた【洲浜形】 ⇒すはま‐ざ【洲浜座】 ⇒すはま‐そう【洲浜草】 ⇒すはま‐だい【洲浜台】

すはま‐おにがわら【洲浜鬼瓦】‥ガハラ🔗🔉

すはま‐おにがわら洲浜鬼瓦‥ガハラ 洲浜形の鬼瓦。 ⇒す‐はま【洲浜】

すはま‐がた【洲浜形】🔗🔉

すはま‐がた洲浜形】 洲浜を上から見おろした形。輪郭に出入りのある形。近世では三つ輪型ともいう。洲浜。 ⇒す‐はま【洲浜】

すはま‐ざ【洲浜座】🔗🔉

すはま‐ざ洲浜座】 仏像の台座の一種。洲浜の形に作った岩座。 ⇒す‐はま【洲浜】

すはま‐そう【洲浜草】‥サウ🔗🔉

すはま‐そう洲浜草‥サウ ミスミソウの別称。〈[季]春〉 ⇒す‐はま【洲浜】

すはま‐だい【洲浜台】🔗🔉

すはま‐だい洲浜台(→)洲浜2に同じ。 ⇒す‐はま【洲浜】

すもと【洲本】🔗🔉

すもと洲本】 兵庫県、淡路島の中心都市。南海道の港町、蜂須賀氏の家老稲田氏の城下町として発展。人口5万。

ひし【洲】🔗🔉

ひし】 (マレー語pasirに関係があるか。ヒス(干洲)・ヒセ(干瀬)の訛ともいう。ヒジとも)海の洲。大隅風土記逸文「海の中の洲は、隼人の俗くにひとの語に必志ひしと云ふ」

ひじ【洲】🔗🔉

ひじ⇒ひし。万葉集14「花散らふこの向つ嶺の乎那おなの嶺の―につくまで君が齢もがも」

[漢]洲🔗🔉

 字形 〔水(氵・氺)部6画/9画/人名/2907・3D27〕 〔音〕シュウ〈シウ〉(漢) 〔訓〕す・しま (名)くに [意味] ①川の中の島。す。なかす。(同)州。「洲汀しゅうてい・洲渚しゅうしょ・洲島・砂洲さす」 ②くに。大陸。「五大洲・アジア洲・八洲はっしゅう・やしま」 ▷は異体字。現代表記では「州」と書く。

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