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のり【海苔】🔗🔉

のり海苔】 ①紅藻または緑藻などのうち、水中の岩石に着生する藻類の総称。特にアサクサノリ。近世以降、篊ひびを用いて養殖。〈[季]春〉。常陸風土記「海苔、俗くにひと、乃理といふ」 ②アサクサノリなどを漉きかわかした乾海苔ほしのり。火にあぶって食べる。 ⇒海苔干す

のり‐す【海苔簀】🔗🔉

のり‐す海苔簀】 採取して刻んだ海苔を流して干す簀。〈[季]春〉

のり‐そだ【海苔粗朶】🔗🔉

のり‐そだ海苔粗朶】 海苔を着生させるため、海中に立てる木の枝。〈[季]春〉

のり‐ちゃ【海苔茶】🔗🔉

のり‐ちゃ海苔茶】 乾ほし海苔を入れた茶漬の略。

○海苔干すのりほす🔗🔉

○海苔干すのりほす 海苔簀のりすに流した海苔を干す。〈[季]春〉 ⇒のり【海苔】 のり‐まき海苔巻】 海苔で巻いた鮨または握り飯。 のり‐まわ・す乗り回す‥マハス 〔他五〕 乗物に乗って方々をめぐる。「外車を―・す」 のり‐まわ・る乗り回る‥マハル 〔自五〕 乗物で方々をまわる。 のりむね則宗】 鎌倉初期の備前福岡(現、岡山県瀬戸内市長船おさふね町)の刀工。後鳥羽院の番鍛冶の一人という。「一」の銘を中心なかごに切ったので福岡一文字いちもんじという。日光一文字などの名作がある。→一文字 のり‐め糊目】 糊をつけたあと。 のり‐めん法面】 切取り・盛り土などでできた人工的な斜面。のりづら。 のり‐もの乗物】 ①人を乗せてある所まで運ぶものの総称。交通機関。「―が不便だ」 ②江戸時代、武家乗用の駕籠かごの特称。 ⇒のりもの‐かき【乗物舁き】 ⇒のりもの‐よい【乗物酔い】 のり‐もの賭物】 勝負ごとに賭けるもの。かけもの。宇津保物語初秋「何を―にかせむ」 のりもの‐かき乗物舁き(→)「かごかき」に同じ。〈日葡辞書〉 ⇒のり‐もの【乗物】 のりもの‐よい乗物酔い‥ヨヒ 乗物に乗って気分が悪くなる病的状態。加速度病。 ⇒のり‐もの【乗物】 のり‐ゆみ賭弓・賭射】 ①品物を賞品としてかけて弓を射ること。かけごとの弓。 ②平安時代の宮廷年中行事の一つ。射礼じゃらいの翌日、一般に正月18日、天皇が弓場殿ゆばどのに出御、左右の近衛府・兵衛府の舎人とねりらが弓を射るのを観覧し、勝った方には賭物を与え、負けた方には罰盃を課した。〈[季]新年〉 ⇒のりゆみ‐の‐かえりあるじ【賭弓の還饗】 ⇒のりゆみ‐の‐かえりだち【賭弓の還立】 のりゆみ‐の‐かえりあるじ賭弓の還饗‥カヘリ‥ 賭弓の終了後、勝方の大将が配下の射手を招いて催す饗宴。 ⇒のり‐ゆみ【賭弓・賭射】 のりゆみ‐の‐かえりだち賭弓の還立‥カヘリ‥ (→)「のりゆみのかえりあるじ」に同じ。 ⇒のり‐ゆみ【賭弓・賭射】 のり‐わら宣童】 福島県で、山岳信仰である葉山の祭りの際に神懸りになって託宣を告げる男性。全員が唱和して神懸りに誘い、託宣を聞き出す。 の・る伸る】 〔自四〕 ①伸びる。長くなる。浄瑠璃、浦島年代記「刺し通されて、―・つつかがんづ身をもがき」 ②そる。そりかえる。太平記8「太刀の少し―・つたるを」。日葡辞書「カタナガノル」 ⇒伸るか反るか の・る似る】 〔自四〕 「にる」に同じ。 の・る乗る・載る】 〔自五〕 ある事物が他のものの上に位置を取る意。 ①物の上に位置を取る。上に位置を占める。多くは下から上に移ることをいう。万葉集4「たわやめの匣くしげに―・れる鏡なす」。平家物語4「信連長刀に―・らんととんでかかるが、―・り損じて」。「机の上に―・っている辞書」「売上げが1兆円の大台に―・る」 ②位置を移動するために動く物の上に位置を変える。乗物の上または内部に身を置く。万葉集1「漕ぐ船に妹―・るらむか」。竹取物語「車に―・りて百人ばかり天人具して」。古今著聞集10「雲分といふあがり馬を―・られけるに」。日葡辞書「ヨウフネヲノルヒト」。「新幹線に―・る」「潮に―・って流される」「風に―・って聞こえて来る」「飛行機が気流に―・る」 ③(「…に―・る」の形で)…の上を行く。万葉集11「海原の道に―・りてや」。「横浜から東名に―・る」「電波の誘導路に―・る」 ④(「心に―・る」などの形で)心にぴったり付いて離れない。万葉集14「心のをろに―・りてかなしも」 ⑤身に憑く。のりうつる。平家物語2「われに十禅師権現―・りゐさせ給へり」 ⑥調子づく。勢いにまかせる。後撰和歌集「酒あまたたびの後、酔ひに―・りて子供の上など申しけるついでに」。古今著聞集17「いとど勝つに―・りてへしふせてをるに」。「調子に―・って失敗する」 ⑦調子に合う。調和する。また、似合う。わらんべ草4「―・ると―・らざると、おそきとしづかと、…この分わきてしるべし」。「唄が三味線に―・らない」「リズムに―・る」 ⑧上に付けた物がうまく下地になじむ。梅暦「天麩羅かまぐろの刺身で油の―・つた挨拶が聞きてへの」。浮世風呂3「田舎育ちだけに根から白粉が―・りませんがなるほどよく―・ります」。「インクの―・る紙」 ⑨紙上に記載される。書かれる。また、電波などを通して報道される。狂言、岡太夫「朗詠の詩にも―・つてござる」。「新聞に―・る」「電波に―・って広まる」 ⑩相手の働きかけに応ずる。 ㋐欺かれる。いっぱい食う。浄瑠璃、女殺油地獄「ぱつと乗すればふはと―・り」。「その手には―・らない」「口車に―・る」「相手のおだてに―・る」 ㋑加担する。加わる。浄瑠璃、雪女五枚羽子板「目ざまし高名御感状を拝受し、今の泣き言止めうぞやと語れども、三郎はすこしも―・らぬ顔色にて」。「話に一口―・る」「相談に―・る」 ⑪(文楽浄瑠璃用語で、リズムに乗る意)調子づいて語る、また演奏する。符号として、片仮名で「ノル」と書く。浄瑠璃、源平布引滝「朕が不徳のなすわざとノル思へばいとど悲しきぞよ」 ⑫芝居などで、俳優が浄瑠璃の三味線にのって仕草をすることにいう。絃いとにのる。 ⑬(隠語)遠方に行く。遠方へ逃げる。 ◇「載」は、物が何かの上に置かれる、あるいは新聞や雑誌に取り上げられたり、本・書類などに記録されたりする場合に使う。 の・る宣る・告る】 〔他四〕 (本来、神や天皇が神意・聖意を表明する意。また、みだりに口にしてはならないことをはっきりと表明する意)言う。述べる。告げる。宣言する。万葉集15「畏かしこみと―・らずありしをみ越路の手向たむけに立ちて妹が名―・りつ」 の・る罵る】 〔他四〕 ののしる。悪口する。願経四分律(斯道文庫本)平安初期点「比丘尼は比丘を罵ノルからず」 の・る賭る】 〔他四〕 物をかけて勝負をきめる。続詞花和歌集戯咲「かたみにのりなどして後…春駒の―・るを苦しと思ふにやなどいへりける」 ノル‐アドレナリンnoradrenalin】 哺乳類の交感神経の末端から分泌される物質で、化学的にはアミンの一種。交感神経の支配を受けている細胞に神経刺激を伝達する働きをもつ、代表的な神経伝達物質。ノル‐エピネフリン。 ノルウェイのもりノルウェイの森】 小説。村上春樹作。1987年刊。回想形式で語られた青春・恋愛小説。喪失感という現代的病いが古典的な枠組みの中で描かれる。 ノルウェーNorway・諾威】 北ヨーロッパ、スカンディナヴィア半島西部を占める立憲王国。古くはノルマン人が国家を形成。1397年デンマーク・スウェーデンとともに同君連合王国を形成、1905年分離独立。面積32万3000平方キロメートル。人口459万2千(2004)。首都オスロ。国民のほとんどは新教徒(ルター派)。 ⇒ノルウェー‐ご【ノルウェー語】 ノルウェー‐ごノルウェー語】 (Norwegian)ノルウェーで用いられる言語。インド‐ヨーロッパ語族のゲルマン語派北ゲルマン語群に属する。 ⇒ノルウェー【Norway・諾威】

のり‐まき【海苔巻】🔗🔉

のり‐まき海苔巻】 海苔で巻いた鮨または握り飯。

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