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せいりょう‐でん【清涼殿】‥リヤウ‥🔗🔉

せいりょう‐でん清涼殿‥リヤウ‥ (セイロウデンとも)平安京内裏の殿舎の一つ。天皇の常の居所で、四方拝・小朝拝・叙位・除目じもく・官奏などの公事くじも行なった。近世は常御殿つねごてんを常の座所とし、清涼殿は儀式にだけ用いられた。紫宸殿の北西、校書殿きょうしょでんの北にある。東面した9間四面の入母屋造で、身舎もやの南5間を昼の御座ひのおましと称し、帳台がある。南東隅は石灰壇いしばいのだんで、毎朝、神宮・内侍所以下御拝の所。その他、夜の御殿・萩の戸・弘徽殿の上御局こきでんのうえのみつぼねなどがある。枕草子142「―の御前に、掃部司の、畳を敷きて」→内裏(図) 清涼殿

せいろう‐でん【清涼殿】‥ラウ‥🔗🔉

せいろう‐でん清涼殿‥ラウ‥ ⇒せいりょうでん。栄華物語つぼみ花「南殿―など棟あげせむとす」

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