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かた【潟】🔗🔉

かた】 ①遠浅の海で、潮がさせば隠れ、ひけば現れる所。ひがた。万葉集6「潮干の―に鶴たず鳴き渡る」 ②砂丘・砂洲・三角洲などのため、外海と分離してできた塩湖。一部が切れて海に連なることが多い。サロマ湖・風蓮湖の類。潟湖かたこ・せきこ。 ③湖・沼または入江の称。

かた‐いた【潟板】🔗🔉

かた‐いた潟板】 有明海・児島湾などの干潟で、貝や魚を捕る際に使用する滑走用の板。潟の泥の上を1枚の板に片足をのせて滑走する。

かたがみ【潟上】🔗🔉

かたがみ潟上】 秋田県西部、八郎潟・日本海に臨む市。南接する秋田市のベッドタウン化が進む。人口3万6千。

かた‐ひ・く【潟引く】🔗🔉

かた‐ひ・く潟引く】 〔自四〕 潮が干潟ひがたを現して退く。十六夜日記「―・く潮も神のまにまに」

せき‐こ【潟湖】🔗🔉

せき‐こ潟湖(→)「かた(潟)」2に同じ。

[漢]潟🔗🔉

 字形  筆順 〔水(氵・氺)部12画/15画/常用/1967・3363〕 〔音〕セキ(漢) 〔訓〕かた [意味] ①遠浅とおあさの海岸で、潮が引くと現れる所。ひがた。 ②外海と分かれてでき、細い水路で海に通じている湖沼。かた。 [解字] 形声。「水」+音符「」(=場所を移す)。潮の干満により水が出入りするひがたの意。

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