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もの‐おぼえ【物覚え】🔗⭐🔉
もの‐おぼえ【物覚え】
物事をおぼえること。記憶。「―がいい人」
○物覚ゆものおぼゆ
物事を分別する。正気である。源氏物語玉鬘「人の言ふままに物も覚えで歩み給ふ」
⇒もの【物】
○物覚ゆものおぼゆ🔗⭐🔉
○物覚ゆものおぼゆ
物事を分別する。正気である。源氏物語玉鬘「人の言ふままに物も覚えで歩み給ふ」
⇒もの【物】
もの‐おもい【物思い】‥オモヒ
思いわずらうこと。思いにふけること。うれい。古今和歌集春「年ふればよはひは老いぬしかはあれど花をし見れば―もなし」。「―にふける」
⇒ものおもい‐ぐさ【物思い種】
ものおもい‐ぐさ【物思い種】‥オモヒ‥
物思いの材料、たね。源氏物語花散里「あまたの人の―なり」
⇒もの‐おもい【物思い】
もの‐おも・う【物思う】‥オモフ
〔自五〕
思いにふける。案じる。ものもう。万葉集8「朝戸あけて―・ふ時に白露の置ける秋萩見えつつもとな」
もの‐おもわ・し【物思はし】‥オモハシ
〔形シク〕
なんとなく憂わしい。気がふさぐ状態である。源氏物語末摘花「―・しくはしたなき心地して」
モノーラル【monaural】
⇒モノラル
ものか
〔助詞〕
(終助詞。形式名詞モノに終助詞カの付いたもの。活用語の連体形に付く)
①強い反語を表す。もんか。源氏物語帚木「かくけしからぬ心ばへはつかふ―」。「負けてたまる―」
②強い感動を表す。源氏物語花宴「うち誦ずじてこなたざまには来る―」。「母性はこれほど強い―」
もの‐かい【物飼い】‥カヒ
生きものを飼うこと。また、その飼う人。古今著聞集20「ゆゆしき―なるによりて…飼はせ侍りしを」
もの‐かき【物書き】
①文書を書くこと。また、その人。文書を巧みに書くこと。また、その人。特に作家・評論家など。
②文書・記録を書く役。かきやく。書記。→右筆ゆうひつ。
③他人の代筆をすること。また、その人。代書。
もの‐がくし【物隠し】
物事をつつみ隠すこと。かくしだて。源氏物語紅葉賀「―は懲りぬらむかし」
もの‐かげ【物陰】
物のかげ。物にかくれて見えない所。「―にかくれる」
もの‐かげ【物影】
物の形。何かの姿。
もの‐がしら【物頭】
①物の長。かしら。浄瑠璃、傾城反魂香「お家の掟を知らずんばなぜ―には伺はぬ」
②武家時代、弓組・鉄砲組などを率いる者。物主ものぬし。武頭ぶがしら・ものがしら。足軽大将。
③能楽で、頭にいただく冠り物。風姿花伝「―を本にして働けば面白き便りあり」
もの‐かず【物数】
①品物の数。また、合計。好色五人女2「取りあつめて―二十三」
②多くの数。たくさん。〈日葡辞書〉
③言葉かず。好色一代女1「―いはぬこそよけれ」
⇒物数ならぬ
もの‐かずえ【物数え】‥カズヘ
①物をかぞえること。ものかぞえ。
②白拍子をうたうこと。中務内侍日記「遊女が船ども、歌うたひ―などするもをかし」
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