複数辞典一括検索+

おう‐がん【皇侃】ワウ‥🔗🔉

おう‐がん皇侃ワウ‥ ⇒こうかん

おう‐じ【皇子】ワウ‥🔗🔉

おう‐じ皇子ワウ‥ 天皇の息子。みこ。こうし。↔皇女

おう‐じょ【皇女】ワウヂヨ🔗🔉

おう‐じょ皇女ワウヂヨ 天皇の娘。ひめみこ。こうじょ。↔皇子

おう‐せい【王政・皇政】ワウ‥🔗🔉

おう‐せい王政・皇政ワウ‥ ①帝王の政。 ②君主政体。 ⇒おうせい‐ふっこ【王政復古】

おう‐にょ【皇女】ワウ‥🔗🔉

おう‐にょ皇女ワウ‥ ⇒こうじょ

こう【皇】クワウ🔗🔉

こうクワウ (呉音はオウ)すめらぎ。天皇に関して用いられる語。

こう‐い【皇位】クワウヰ🔗🔉

こう‐い皇位クワウヰ 天皇の地位。 ⇒こうい‐けいしょう【皇位継承】

こう‐い【皇威】クワウヰ🔗🔉

こう‐い皇威クワウヰ 天皇の威光。みいつ。

こうい‐けいしょう【皇位継承】クワウヰ‥🔗🔉

こうい‐けいしょう皇位継承クワウヰ‥ 皇嗣こうしが皇位を受け継ぐこと。皇室典範に、その資格・順序を規定。 ⇒こう‐い【皇位】

こう‐いん【皇胤】クワウ‥🔗🔉

こう‐いん皇胤クワウ‥ 天皇の血統。また、その血統の人。皇裔こうえい。大鏡基経「近き―を尋ねば」

こう‐うん【皇運】クワウ‥🔗🔉

こう‐うん皇運クワウ‥ 皇室の運。天子の運。「―隆昌」

こう‐おん【皇恩】クワウ‥🔗🔉

こう‐おん皇恩クワウ‥ 天子の恩。

こう‐か【皇化】クワウクワ🔗🔉

こう‐か皇化クワウクワ 天子の徳化。「―に浴す」

こう‐か【皇家】クワウ‥🔗🔉

こう‐か皇家クワウ‥ 皇室。帝室。また、天子。

こう‐がく【皇学】クワウ‥🔗🔉

こう‐がく皇学クワウ‥ (皇国の学の意)古代の天皇中心の体制を理想として、これを明らかにするために文献や歴史・国文学を研究する学問。みくにまなび。

こうか‐もん【皇嘉門】クワウ‥🔗🔉

こうか‐もん皇嘉門クワウ‥ 平安京大内裏の外郭十二門の一つ。南面三門中の西門。もと若犬養門わかいぬかいもんと称。雅楽寮門うたつかさもん。歌司門。→大内裏(図)

こうか‐もんいん【皇嘉門院】クワウ‥ヰン🔗🔉

こうか‐もんいん皇嘉門院クワウ‥ヰン 崇徳天皇の中宮。藤原聖子。忠通の長女。女御を経て1130年(大治5)皇后(中宮)となり、50年(久安6)院号宣下。保元の乱に落飾。(1122〜1181)

こう‐かん【皇侃】クワウ‥🔗🔉

こう‐かん皇侃クワウ‥ (オウガンとも)中国、南朝の儒者。梁の呉郡の人。論語・孝経・三礼さんらいに通達。著「礼記講疏」「礼記義」「論語義疏」など。(488〜545)

こう‐かん【皇漢】クワウ‥🔗🔉

こう‐かん皇漢クワウ‥ 皇国と中国。日本と中国。 ⇒こうかん‐いがく【皇漢医学】 ⇒こうかん‐やく【皇漢薬】

こうかん‐いがく【皇漢医学】クワウ‥🔗🔉

こうかん‐いがく皇漢医学クワウ‥ 中国から輸入され、日本特有の医学となったもの。古方学派・後世学派・古方後世折衷学派などがある。漢方医学。東洋医学。(書名別項) ⇒こう‐かん【皇漢】

こうかんいがく【皇漢医学】クワウ‥(作品名)🔗🔉

こうかんいがく皇漢医学クワウ‥ 漢方医学書。湯本求真(1876〜1941)著。1927年(昭和2)刊。

こうかん‐やく【皇漢薬】クワウ‥🔗🔉

こうかん‐やく皇漢薬クワウ‥ (→)漢方薬の別称。 ⇒こう‐かん【皇漢】

こう‐き【皇紀】クワウ‥🔗🔉

こう‐き皇紀クワウ‥ 日本の紀元を、日本書紀に記す神武天皇即位の年(西暦紀元前660年に当たる)を元年として1872年(明治5)に定めたもの。→紀元

こう‐き【皇基】クワウ‥🔗🔉

こう‐き皇基クワウ‥ 天皇が国家を治める事業の基礎。

こう‐きゅう【皇宮】クワウ‥🔗🔉

こう‐きゅう皇宮クワウ‥ ⇒こうぐう

こう‐きょ【皇居】クワウ‥🔗🔉

こう‐きょ皇居クワウ‥ 天皇の平常のすまい。皇宮。禁裏。→宮城きゅうじょう⇒こうきょ‐きゅうでん【皇居宮殿】

こうきょ‐きゅうでん【皇居宮殿】クワウ‥🔗🔉

こうきょ‐きゅうでん皇居宮殿クワウ‥ 皇居内にある、天皇の公式行事などのための宮殿。旧江戸城西の丸の地に1888年(明治21)完成した明治宮殿は、1945年空襲により焼失。68年新宮殿竣工。表御座所・正殿・豊明殿・長和殿などから成る。 ⇒こう‐きょ【皇居】

こうぎょく‐てんのう【皇極天皇】クワウ‥ワウ🔗🔉

こうぎょく‐てんのう皇極天皇クワウ‥ワウ 7世紀前半の女帝。茅渟王ちぬのおおきみの第1王女。舒明天皇の皇后。天智・天武天皇の母。名は天豊財重日足姫あめとよたからいかしひたらしひめ、また宝皇女。皇居は飛鳥の板蓋宮いたぶきのみや。孝徳天皇に譲位。のち重祚して斉明天皇。(在位642〜645)(594〜661)→天皇(表)

こう‐ぐう【皇后】クワウ‥🔗🔉

こう‐ぐう皇后クワウ‥ ⇒こうごう

こう‐ぐう【皇宮】クワウ‥🔗🔉

こう‐ぐう皇宮クワウ‥ 天皇の宮殿。皇居。宮城。禁裏。 ⇒こうぐう‐けいさつ【皇宮警察】 ⇒こうぐう‐ごえいかん【皇宮護衛官】

こうぐう‐けいさつ【皇宮警察】クワウ‥🔗🔉

こうぐう‐けいさつ皇宮警察クワウ‥ 天皇・皇后・皇太子その他の皇族の護衛、皇居・御所・離宮・御用邸・陵墓などの皇室用財産およびそれに付帯する国有財産の警備などにあたる警察組織。本部は警察庁の付属機関。 ⇒こう‐ぐう【皇宮】

こうぐう‐ごえいかん【皇宮護衛官】クワウ‥ヱイクワン🔗🔉

こうぐう‐ごえいかん皇宮護衛官クワウ‥ヱイクワン 皇宮警察の職員。警察官に準じ、皇族の護衛などにあたる。 ⇒こう‐ぐう【皇宮】

こう‐ぐん【皇軍】クワウ‥🔗🔉

こう‐ぐん皇軍クワウ‥ 天皇が統率する軍隊の意で、もと日本の陸海軍の称。すめらみいくさ。

こう‐けい【皇兄】クワウ‥🔗🔉

こう‐けい皇兄クワウ‥ 天皇の兄。

こう‐けい【皇系】クワウ‥🔗🔉

こう‐けい皇系クワウ‥ 天皇の血統。皇統。

こう‐けい【皇継】クワウ‥🔗🔉

こう‐けい皇継クワウ‥ 天皇のよつぎ。

こう‐けん【皇憲】クワウ‥🔗🔉

こう‐けん皇憲クワウ‥ 天皇が定めた法令。

こう‐こう【皇考】クワウカウ🔗🔉

こう‐こう皇考クワウカウ (「考」は死んだ父の意)天皇が、亡くなった父をいう語。天子の先考。

こう‐ごう【皇后】クワウ‥🔗🔉

こう‐ごう皇后クワウ‥ 三后の一つ。天皇の正式な配偶者。皇帝の正妻。きさき。きさいのみや。后宮。→中宮⇒こうごう‐き【皇后旗】 ⇒こうごう‐ぐう【皇后宮】 ⇒こうごうぐう‐しき【皇后宮職】

こうごう‐き【皇后旗】クワウ‥🔗🔉

こうごう‐き皇后旗クワウ‥ 皇后行啓の時、標章として用いる地色紅色、金色菊花の旗。 ⇒こう‐ごう【皇后】

こうごう‐ぐう【皇后宮】クワウ‥🔗🔉

こうごう‐ぐう皇后宮クワウ‥ ①皇后の住む宮殿。あきのみや。 ②(→)皇后に同じ。 ⇒こう‐ごう【皇后】

こうごうぐう‐しき【皇后宮職】クワウ‥🔗🔉

こうごうぐう‐しき皇后宮職クワウ‥ 皇后宮に関する事務をつかさどる職司。大宝令制では中務省、明治官制では宮内省に属し、長官は大夫だいぶ。現在はない。こうごうぐうしょく。→中宮職 ⇒こう‐ごう【皇后】

こう‐こく【皇国】クワウ‥🔗🔉

こう‐こく皇国クワウ‥ 天皇の統治する国の意。すめらみくに。 ⇒こうこく‐しかん【皇国史観】

こうこく‐しかん【皇国史観】クワウ‥クワン🔗🔉

こうこく‐しかん皇国史観クワウ‥クワン 国家神道に基づき、日本歴史を万世一系の現人神あらひとがみである天皇が永遠に君臨する万邦無比の神国の歴史として描く歴史観。近世の国学などを基礎にして、十五年戦争期に正統的歴史観として支配的地位を占め、国民の統合・動員に大きな役割を演じた。 ⇒こう‐こく【皇国】

こう‐し【皇子】クワウ‥🔗🔉

こう‐し皇子クワウ‥ 天皇の子。また、天皇の男の子。おうじ。↔皇女

こう‐し【皇師】クワウ‥🔗🔉

こう‐し皇師クワウ‥ 天皇がひきいる軍隊。みいくさ。

こう‐し【皇嗣】クワウ‥🔗🔉

こう‐し皇嗣クワウ‥ ①天皇の世嗣。 ②皇位継承の第1順位にある者。

こうしつ‐かいぎ【皇室会議】クワウ‥クワイ‥🔗🔉

こうしつ‐かいぎ皇室会議クワウ‥クワイ‥ 皇位継承の順位、摂政の設置・廃止、その他皇室に関する重大な事項を議する機関。皇族二人・衆参両院正副議長・内閣総理大臣(議長)・宮内庁長官・最高裁判所長官・裁判官一人の10人で構成。 ⇒こう‐しつ【皇室】

こうしつ‐けいざい‐かいぎ【皇室経済会議】クワウ‥クワイ‥🔗🔉

こうしつ‐けいざい‐かいぎ皇室経済会議クワウ‥クワイ‥ 皇室経済法に基づき、皇室の経済に関する事項を決定する機関。内閣総理大臣など8人で構成。 ⇒こう‐しつ【皇室】

こうしつ‐けいざい‐ほう【皇室経済法】クワウ‥ハフ🔗🔉

こうしつ‐けいざい‐ほう皇室経済法クワウ‥ハフ 皇室の財産・経費に関する原則を定めた法律。1947年(昭和22)公布。 ⇒こう‐しつ【皇室】

こうしつ‐ざいさん【皇室財産】クワウ‥🔗🔉

こうしつ‐ざいさん皇室財産クワウ‥ 明治憲法下の天皇・皇族の財産で、純然たる私産を除いたもの。林野・土地・建物・有価証券・債券などから成る。新憲法の施行により天皇家の私産以外はすべて国有財産に移管。 ⇒こう‐しつ【皇室】

こうしつ‐しんとう【皇室神道】クワウ‥タウ🔗🔉

こうしつ‐しんとう皇室神道クワウ‥タウ 宮中の祭祀を中心とする神道。古代以来天皇は新嘗にいなめ祭などの祭祀を主宰。1908年(明治41)の皇室祭祀令等で規定。第二次大戦後はすべて天皇の私事。→大祭→小祭⇒こう‐しつ【皇室】

こうしつ‐てんぱん【皇室典範】クワウ‥🔗🔉

こうしつ‐てんぱん皇室典範クワウ‥ 皇位継承・皇族・摂政・皇室会議その他皇室に関係ある事項を規定する法律。1947年(昭和22)制定。1889年(明治22)制定の旧法は大日本帝国憲法と並んで日本の成文憲法たる性質を具えていたが、現行の皇室典範は通常の法律で、内容も簡略化され、皇室経済法を別に制定。 ⇒こう‐しつ【皇室】

こうしつ‐ひ【皇室費】クワウ‥🔗🔉

こうしつ‐ひ皇室費クワウ‥ 予算に計上される皇室の費用。内廷費・宮廷費・皇族費の3種に分かれる。 ⇒こう‐しつ【皇室】

こうしつよう‐ざいさん【皇室用財産】クワウ‥🔗🔉

こうしつよう‐ざいさん皇室用財産クワウ‥ 皇室の用に供せられる国有財産。 ⇒こう‐しつ【皇室】

こう‐じゅ【皇寿】クワウ‥🔗🔉

こう‐じゅ皇寿クワウ‥ (「皇」の字の「白」を「百」に「一」が足りない九十九とし、「王」を「一」「十」「一」から成ると解して)111歳のこと。また、111歳の賀の祝い。

こう‐じょ【皇女】クワウヂヨ🔗🔉

こう‐じょ皇女クワウヂヨ 天皇のむすめ。↔皇子

こう‐じょう【皇上】クワウジヤウ🔗🔉

こう‐じょう皇上クワウジヤウ 現在の天皇を指していう語。今上きんじょう

こう‐じょう【皇城】クワウジヤウ🔗🔉

こう‐じょう皇城クワウジヤウ ①都。王城。 ②明治初年、皇居の称。のちに宮城と改称。

こう‐しょし【皇庶子】クワウ‥🔗🔉

こう‐しょし皇庶子クワウ‥ 庶出の皇子。

こう‐しん【皇親】クワウ‥🔗🔉

こう‐しん皇親クワウ‥ 天皇の親族。 ⇒こうしん‐せいじ【皇親政治】

こうしん‐せいじ【皇親政治】クワウ‥ヂ🔗🔉

こうしん‐せいじ皇親政治クワウ‥ヂ 皇親が実権を握る政治。特に天武・持統朝から奈良初期までの律令政治の称。太政大臣の代りに知太政官事ちだいじょうかんじを置き、天武天皇の諸皇子をこれに任命したことをいう。 ⇒こう‐しん【皇親】

こう‐せき【皇籍】クワウ‥🔗🔉

こう‐せき皇籍クワウ‥ 皇族である身分の籍。↔臣籍。 ⇒こうせき‐りだつ【皇籍離脱】

こうせき‐りだつ【皇籍離脱】クワウ‥🔗🔉

こうせき‐りだつ皇籍離脱クワウ‥ 皇族がその身分を離れて一般の国民となること。皇太子・皇太孫を除く皇族は皇室会議の議を経ればそれができる。旧制の臣籍降下に当たる。 ⇒こう‐せき【皇籍】

こう‐そう【皇宗】クワウ‥🔗🔉

こう‐そう皇宗クワウ‥ 天皇の代々の祖先。第2代以後の歴代を指す。→皇祖

こう‐そうそん【皇曾孫】クワウ‥🔗🔉

こう‐そうそん皇曾孫クワウ‥ 天皇のひまご。

こう‐と【皇図】クワウ‥🔗🔉

こう‐と皇図クワウ‥ 天皇の計画。

すかい‐さん【皇海山】🔗🔉

すかい‐さん皇海山】 栃木県日光市と群馬県沼田市の境に位置する成層火山。標高2144メートル。日光火山群に属する。 皇海山 提供:オフィス史朗

すべ【皇】🔗🔉

すべ】 〔接頭〕 ⇒すめ。祝詞、祈年祭「―睦神漏伎命すべむつかむろきのみこと

すべ‐がみ【皇神】🔗🔉

すべ‐がみ皇神⇒すめがみ2

すべ‐みまご【皇御孫】🔗🔉

すべ‐みまご皇御孫(→)「すめみま」に同じ。

すべ‐ら【皇】🔗🔉

すべ‐ら】 〔接頭〕 ⇒すめら

すべら‐がみ【皇神】🔗🔉

すべら‐がみ皇神(→)「すめがみ」に同じ。夫木和歌抄9「滝つ瀬に木綿ゆうかけ祈る―」

すべら‐ぎ【皇】🔗🔉

すべら‐ぎ】 (スベラキとも) ⇒すめらぎ。古今和歌集「今―の天の下しろしめすこと」 ⇒すべらぎ‐の‐かみ【皇の神】 ⇒すべらぎ‐の‐はな【皇の花】

すべらぎ‐の‐かみ【皇の神】🔗🔉

すべらぎ‐の‐かみ皇の神(→)「すめがみ」に同じ。相模集「祈りしぞかし―」 ⇒すべら‐ぎ【皇】

すべらぎ‐の‐はな【皇の花】🔗🔉

すべらぎ‐の‐はな皇の花】 牡丹ぼたんの異称。 ⇒すべら‐ぎ【皇】

すべろ‐ぎ【皇】🔗🔉

すべろ‐ぎ⇒すめろぎ

すめ【皇】🔗🔉

すめ】 〔接頭〕 神または天皇に関する物事の名に冠して用いる語。すべ。神代紀「―孫みま

すめ‐がみ【皇神】🔗🔉

すめ‐がみ皇神】 ①ある地域を領する神。万葉集13「山科の石田の森の―に」 ②日本の国を領する神。また、皇祖の敬称。すべがみ。すべらがみ。万葉集5「そらみつやまとの国は―のいつくしき国」

すめ‐みおや【皇御祖】🔗🔉

すめ‐みおや皇御祖】 ①天皇の祖先。皇祖。 ②天皇の祖母、またはそれ以上の女性尊属の称。皇極紀「皇祖母命すめみおやのみことを檀弓岡まゆみのおかに葬はぶりまつる」

すめ‐ら【皇】🔗🔉

すめ‐ら】 〔接頭〕 神や天皇に関する物事の上に冠して用いる語。すべら。「―みかみ」「―みくさ」

すめら‐みいくさ【皇御軍】🔗🔉

すめら‐みいくさ皇御軍】 天皇の軍隊。皇軍。

すめら‐みくさ【皇御軍】🔗🔉

すめら‐みくさ皇御軍】 スメラミイクサの約。万葉集20「霰ふり鹿島の神を祈りつつ―にわれは来にしを」

すめら‐みくに【皇御国】🔗🔉

すめら‐みくに皇御国】 天皇の統治する国。皇国。

み‐いくさ【御軍・皇軍・皇師】🔗🔉

み‐いくさ御軍・皇軍・皇師】 「いくさ」の尊敬語。天皇の軍。皇軍こうぐん。万葉集2「あづまの国の―を召したまひて」 ⇒みいくさ‐まつり【御軍祭】

み‐くさ【御軍・皇軍】🔗🔉

み‐くさ御軍・皇軍】 (ミイクサの約)天子の軍。万葉集20「すめら―にわれは来にしを」

み‐こ【御子・皇子・皇女】🔗🔉

み‐こ御子・皇子・皇女】 ①天皇の子。万葉集1「日並ひなみしの―のみこと」。源氏物語桐壺「をのこ―さへ生れ給ひぬ」 ②親王。源氏物語桐壺「今までこの君を―にもなさせ給はざりけるを」 ③子の尊敬語。お子さん。

みこ‐の‐みこと【皇子の尊・皇子の命】🔗🔉

みこ‐の‐みこと皇子の尊・皇子の命】 皇太子の尊称。万葉集1「日並ひなみしの―」

みこ‐ばら【皇女腹】🔗🔉

みこ‐ばら皇女腹】 皇女の腹から生まれた子。源氏物語桐壺「引入の大臣の、―にただ一人かしづき給ふ御女」

[漢]皇🔗🔉

 〔玉(王)部5画〕 ⇒白部

[漢]皇🔗🔉

 字形  筆順 〔白部4画/9画/教育/2536・3944〕 〔音〕コウ〈クヮウ〉(漢) オウ〈ワウ〉(呉) 〔訓〕きみ・すめら= [意味] ①君主。天子。天帝。「皇帝・皇位・天皇てんのう・法皇ほうおう・上皇」 ②特に、日本の天子。すめらぎ。「皇国・皇紀・皇軍」 ③にわか。せわしい。あわただしい。(同)遑。「倉皇」 [解字] 形声。「白」+音符「王」。「白」はもと「自」と書き、はじめ・祖を意味し、「王」は偉大なものを表す。開祖の王者が原義。 [下ツキ 教皇・勤皇・上皇・先皇・倉皇・尊皇・天皇・人皇・法皇

広辞苑で始まるの検索結果 1-92もっと読み込む