複数辞典一括検索+

ますら‐お【益荒男・大夫・丈夫】‥ヲ🔗🔉

ますら‐お益荒男・大夫・丈夫‥ヲ ①立派な男。上代、朝廷に仕える官僚。のち女性に対して男性の通称。万葉集6「―と思へるわれや水茎の水城みずきの上に涙拭のごはむ」 ②強く勇ましい男子。ますらたけお。万葉集6「―の高円山たかまとやまに迫めたれば」 ③狩人。猟師。〈日葡辞書〉 ⇒ます‐ら【益荒】

ますら‐お‐の【益荒男の】‥ヲ‥🔗🔉

ますら‐お‐の益荒男の‥ヲ‥ 〔枕〕 (ますらおは常に手結たゆいをしていることから)地名「たゆい(手結)」にかかる。万葉集3「―手結が浦に」 ⇒ます‐ら【益荒】

ますら‐おのこ【益荒男】‥ヲノコ🔗🔉

ますら‐おのこ益荒男‥ヲノコ (→)「ますらお」に同じ。万葉集9「いにしへの―の相競ひ」 ⇒ます‐ら【益荒】

ますら‐お‐ぶり【益荒男振・丈夫振】‥ヲ‥🔗🔉

ますら‐お‐ぶり益荒男振・丈夫振‥ヲ‥ 賀茂真淵らの歌人たちが和歌の理想とした歌の風ふう。男性的なおおらかな歌風の意で、万葉集にはこの風があるとした。↔たおやめぶり。 ⇒ます‐ら【益荒】

広辞苑益荒男で始まるの検索結果 1-4