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かく‐りつ【確率】🔗⭐🔉
かく‐りつ【確率】
(probability)ことがらの起きる確からしさを数量的に表したもの。数学では、集合Sとその任意の部分集合A、Bに対し、実数p(A)がp(A)≧0,p(S)=1,A∩B=φなら
p(A∪B)=p(A)+p(B)
を満たすように定められるとき、p(A)をAの確率(公理的確率)、(S,p)を確率空間、pを確率分布・確率測度、Aを事象という。Sとして標本空間、p(A)としてAのSに対する相対頻度(または標本空間を大きくしたとき、それが限りなく近づく値)をとる統計的確率(経験的確率)と、(S,p)を理論的に設定する数学的確率(先験的確率)とがある。数学的確率・経験的確率がともに定められることがらに対しては、両確率は等しいと考えられる。公算。蓋然率。蓋然量。蓋然性。→頻度。
⇒かくりつ‐かてい【確率過程】
⇒かくりつ‐ごさ【確率誤差】
⇒かくりつ‐ちゅうしゅつ【確率抽出】
⇒かくりつ‐の‐かほうていり【確率の加法定理】
⇒かくりつ‐ぶんぷ【確率分布】
⇒かくりつ‐ぶんぷ‐きょくせん【確率分布曲線】
⇒かくりつ‐へんすう【確率変数】
⇒かくりつ‐みつど‐かんすう【確率密度関数】
⇒かくりつ‐よほう【確率予報】
⇒かくりつ‐ろん【確率論】
かくりつ‐かてい【確率過程】‥クワ‥🔗⭐🔉
かくりつ‐かてい【確率過程】‥クワ‥
ある確率的な対象の状態が、時間の経過とともに偶然的に変動して行く様子を数学的に記述したもの。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐ごさ【確率誤差】🔗⭐🔉
かくりつ‐ごさ【確率誤差】
(probable error)ある変量(例えば測定値)が平均値からずれる誤差を表す量。この誤差の範囲内に入る確率は2分の1である。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐ちゅうしゅつ【確率抽出】‥チウ‥🔗⭐🔉
かくりつ‐ちゅうしゅつ【確率抽出】‥チウ‥
(→)無作為抽出に同じ。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐の‐かほうていり【確率の加法定理】‥ハフ‥🔗⭐🔉
かくりつ‐の‐かほうていり【確率の加法定理】‥ハフ‥
いくつかの排反する事象のどれかが起こるという事象の確率は、それぞれの確率の和に等しい、という定理。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐ぶんぷ【確率分布】🔗⭐🔉
かくりつ‐ぶんぷ【確率分布】
確率変数の値に、その値をとる確率を対応させる関数。確率分布を表にしたものが確率分布表。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐ぶんぷ‐きょくせん【確率分布曲線】🔗⭐🔉
かくりつ‐ぶんぷ‐きょくせん【確率分布曲線】
連続的な確率変数Xに対して幅dの相対度数多角形をつくる。dを限りなく小さくしたとき、それがある一定の曲線に近づくとみて、その曲線をXの確率分布曲線という。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐へんすう【確率変数】🔗⭐🔉
かくりつ‐へんすう【確率変数】
標本空間Sを定義域とする関数Xのこと。普通、Xの値である従属変数と関数記号を同じ文字で表す。SをXの値で示すことが多い。連続的に変化する確率変数を連続的、そうでないときを離散的という。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐みつど‐かんすう【確率密度関数】‥クワン‥🔗⭐🔉
かくりつ‐みつど‐かんすう【確率密度関数】‥クワン‥
確率分布曲線をグラフとする関数。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐よほう【確率予報】🔗⭐🔉
かくりつ‐よほう【確率予報】
天気予報の一種。将来の天気の状態を断定せず、その状態が実現する確率を予報する。→降水確率予報。
⇒かく‐りつ【確率】
かくりつ‐ろん【確率論】🔗⭐🔉
かくりつ‐ろん【確率論】
確率分布およびその応用を研究する数学の一部門。
⇒かく‐りつ【確率】
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