複数辞典一括検索+

あつ‐うす【厚臼・碾磑】🔗🔉

あつ‐うす厚臼・碾磑(→)挽臼ひきうすに同じ。

てん‐がい【碾磑】🔗🔉

てん‐がい碾磑】 水力で動かす脱穀製粉用の石臼。みずうす。

ひき‐うす【挽臼・碾臼】🔗🔉

ひき‐うす挽臼・碾臼】 穀物や豆類その他を粉砕製粉する具。 ①(「挽臼」と書く)扁平な上下一対の石臼から成り、両臼の接触面には、円を6等分する形の主溝とそれに平行な何本かの副溝が刻まれる。上臼の孔から穀粒を落とし、上臼を把手によって回転して粉砕する。動力によるものもある。粉引臼。厚臼。臼。 ②(「碾臼」と書く)円筒状の台の縁近くを、ローラーまたは円板状の石が転動する形の臼。脱穀・籾摺用、精米用、製粉用で形や構造が異なる。碾てん。エッジ‐ランナー。 ⇒ひきうす‐げい【碾臼芸】

ひきうす‐げい【碾臼芸】🔗🔉

ひきうす‐げい碾臼芸】 (碾臼は、茶臼より粗略に扱われることから)諸芸の心得はあっても、すぐれた芸を一つも持たないこと。石臼芸。徳和歌後万載集「何しても―のまに合ひはめきりめきりとはかどらぬなり」 ⇒ひき‐うす【挽臼・碾臼】

ひき‐ごめ【碾米】🔗🔉

ひき‐ごめ碾米】 臼で米を碾くこと。また、その碾いた米。

ひき‐ちゃ【碾茶・挽茶】🔗🔉

ひき‐ちゃ碾茶・挽茶(→)抹茶まっちゃに同じ。

ひき‐わり【碾割り】🔗🔉

ひき‐わり碾割り】 ①穀類を碾臼であらくひき割ること。 ②「碾割り麦」の略。 ⇒ひきわり‐むぎ【碾割り麦】 ⇒ひきわり‐めし【碾割り飯】

ひきわり‐むぎ【碾割り麦】🔗🔉

ひきわり‐むぎ碾割り麦】 石臼または碾割製造機で、あらくひき割った大麦。割麦。 ⇒ひき‐わり【碾割り】

ひきわり‐めし【碾割り飯】🔗🔉

ひきわり‐めし碾割り飯】 米に碾割り麦をまぜて炊いた飯。 ⇒ひき‐わり【碾割り】

ひき‐わ・る【碾き割る】🔗🔉

ひき‐わ・る碾き割る】 〔他五〕 臼でひいて割りくだく。

ひ・く【挽く・碾く・弾く・轢く】🔗🔉

ひ・く挽く・碾く・弾く・轢く】 〔他五〕 ⇒ひく(引)➒・➓・⓫・⓬

みず‐うす【水碓・碾磑】ミヅ‥🔗🔉

みず‐うす水碓・碾磑ミヅ‥ 水力によって動かす臼。天智紀「―を造りて冶鉄かねわかす」

[漢]碾🔗🔉

 字形 〔石部10画/15画/6690・627A〕 〔音〕テン(慣) デン(漢) 〔訓〕ひく [意味] ①ひきうす。いしうす。「碾磑(てんがい=石うす)」 ②石うすでひく。ひいて粉にする。「碾茶」 ▷は異体字。

広辞苑で始まるの検索結果 1-13