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ひき‐うす【挽臼・碾臼】🔗🔉

ひき‐うす挽臼・碾臼】 穀物や豆類その他を粉砕製粉する具。 ①(「挽臼」と書く)扁平な上下一対の石臼から成り、両臼の接触面には、円を6等分する形の主溝とそれに平行な何本かの副溝が刻まれる。上臼の孔から穀粒を落とし、上臼を把手によって回転して粉砕する。動力によるものもある。粉引臼。厚臼。臼。 ②(「碾臼」と書く)円筒状の台の縁近くを、ローラーまたは円板状の石が転動する形の臼。脱穀・籾摺用、精米用、製粉用で形や構造が異なる。碾てん。エッジ‐ランナー。 ⇒ひきうす‐げい【碾臼芸】

ひきうす‐げい【碾臼芸】🔗🔉

ひきうす‐げい碾臼芸】 (碾臼は、茶臼より粗略に扱われることから)諸芸の心得はあっても、すぐれた芸を一つも持たないこと。石臼芸。徳和歌後万載集「何しても―のまに合ひはめきりめきりとはかどらぬなり」 ⇒ひき‐うす【挽臼・碾臼】

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