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かさ‐がけ【笠懸】🔗🔉

かさ‐がけ笠懸】 平安時代の末から行われた騎射の一種。垜あずちに射手の綾藺笠あやいがさをかけて、遠矢を射るもの。のちには、笠の代りに革の中にわらを入れたものを的とした。弓は塗弓、三所籐みところどう。矢は蟇目ひきめ。的との距離は、弦をかけないはずし弓の長さで10張伏せた程度。小笠懸・遠笠懸・神事笠懸などがある。 笠懸 ⇒かさがけ‐うま【笠懸馬】 ⇒かさがけ‐の【笠懸野】 ⇒かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】

かさがけ‐うま【笠懸馬】🔗🔉

かさがけ‐うま笠懸馬】 笠懸の時に乗る馬。 ⇒かさ‐がけ【笠懸】

かさがけ‐の【笠懸野】🔗🔉

かさがけ‐の笠懸野】 (源頼朝が笠懸を行なった地という)群馬県南東部にある野。渡良瀬川が形成した扇状地の名。 ⇒かさ‐がけ【笠懸】

かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】🔗🔉

かさがけ‐ひきめ笠懸蟇目】 笠懸に用いる蟇目の矢。桐・朴ほおの類で作り、中央の円周に縦筋を入れ、溜塗ためぬりとし、6孔を穿うがつ。 ⇒かさ‐がけ【笠懸】

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