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くれない‐の【紅の】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の紅のクレナヰ‥ 〔枕〕 「色」「浅」「移し」「振り出」にかかる。万葉集4「いふ言の恐かしこき国そ―色にな出でそ思ひ死ぬとも」。万葉集7「―うつし心や妹にあはざらむ」 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐うすよう【紅の薄様】クレナヰ‥ヤウ🔗🔉

くれない‐の‐うすよう紅の薄様クレナヰ‥ヤウかさねの色目の匂においの一種。上から下へ紅色を次第に薄くぼかしたもの。 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐うめ【紅の梅】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐うめ紅の梅クレナヰ‥ (→)紅梅こうばいに同じ。永久百首「衣に染むる―」 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐そうぞく【紅の装束】クレナヰ‥サウ‥🔗🔉

くれない‐の‐そうぞく紅の装束クレナヰ‥サウ‥ 束帯を構成する表袴うえのはかまの裏、大口、衵あこめ・単ひとえを紅とする装束。壮年者が用いる。 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐ちり【紅の塵】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐ちり紅の塵クレナヰ‥ (「紅塵こうじん」の訓読)浮世の塵。俗塵。新撰六帖1「苔深き緑の洞は―の外なるすみかなりけり」 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐なみだ【紅の涙】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐なみだ紅の涙クレナヰ‥ (「紅涙こうるい」の訓読) ①非常に嘆き悲しんで流す涙。血の涙。宇津保物語俊蔭「朝に見て夕の遅なはるほどだに―を落すに」 ②女性の流す涙。 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐は【紅の葉】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐は紅の葉クレナヰ‥ もみじ。相模集「たつた山―を深く染むらむ」 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐はかま【紅の袴】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐はかま紅の袴クレナヰ‥ 紅花べにばなで染めた、成年の公家女子が用いる袴。緋の袴。 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐ふで【紅の筆】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐ふで紅の筆クレナヰ‥ 女性用の、軸が紅色の筆。転じて、恋文。金葉和歌集「ふみそめて思ひ帰りし―のすさびをいかで見せけむ」 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐ふみ【紅の文】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐ふみ紅の文クレナヰ‥ 紅の筆でしたためた文。艶書。恋文。新撰六帖5「幾かへり染めて色濃き―見しあとも今は絶えつつ」 ⇒くれ‐ない【紅】

くれない‐の‐みね【紅の峰】クレナヰ‥🔗🔉

くれない‐の‐みね紅の峰クレナヰ‥ 紅葉に色づいた峰。 ⇒くれ‐ない【紅】 ○紅は園生に植えても隠れなしくれないはそのうにうえてもかくれなし 才徳の優れた者は、どのような所に居てもきわだって見える意。義経記2「壁に耳、岩に口といふ事あり。―」 ⇒くれ‐ない【紅】

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