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さい‐ほう【細胞】‥ハウ🔗⭐🔉
さい‐ほう【細胞】‥ハウ
⇒さいぼう
さい‐ぼう【細胞】‥バウ🔗⭐🔉
さい‐ぼう【細胞】‥バウ
(サイホウとも)
①(cell)生物体を組成する構造的・機能的単位。分裂によって増殖する。核を持つ真核細胞と、核を持たず、より小形で構造の単純な原核細胞とがある。核以外の部分を細胞質と呼び各種の細胞小器官や顆粒を含む。動物細胞は細胞膜に包まれるだけであるが、植物細胞の外表面には細胞壁がある。大きさや形は、生物や組織の種類により極めて多様。
細胞の構造
細胞膜
液胞
小胞体
ゴルジ装置
細胞壁
核小体
核膜
葉緑体
ミトコンドリア【mitochondria】
②工場・地域などに設けられる共産党の基礎組織の旧称。
⇒さいぼう‐いでんがく【細胞遺伝学】
⇒さいぼう‐うんどう【細胞運動】
⇒さいぼう‐えき【細胞液】
⇒さいぼう‐かく【細胞核】
⇒さいぼう‐がく【細胞学】
⇒さいぼう‐けんさ【細胞検査】
⇒さいぼう‐こうがく【細胞工学】
⇒さいぼう‐こっかく【細胞骨格】
⇒さいぼう‐しつ【細胞質】
⇒さいぼうしつ‐いでん【細胞質遺伝】
⇒さいぼう‐しゅうき【細胞周期】
⇒さいぼう‐しょうきかん【細胞小器官】
⇒さいぼう‐しん【細胞診】
⇒さいぼう‐せい‐ねんきん【細胞性粘菌】
⇒さいぼう‐せいぶつがく【細胞生物学】
⇒さいぼうせい‐めんえき【細胞性免疫】
⇒さいぼうない‐しょうか【細胞内消化】
⇒さいぼう‐ばいよう【細胞培養】
⇒さいぼう‐ぶんかくほう【細胞分画法】
⇒さいぼう‐ぶんれつ【細胞分裂】
⇒さいぼう‐へき【細胞壁】
⇒さいぼう‐まく【細胞膜】
⇒さいぼう‐ゆうごう【細胞融合】

さいぼう‐いでんがく【細胞遺伝学】‥バウヰ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐いでんがく【細胞遺伝学】‥バウヰ‥
細胞学的に遺伝の機構を研究する学問。染色体の構造、分裂機構、核型、染色体異常と遺伝病の関係などの研究が中心。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐うんどう【細胞運動】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐うんどう【細胞運動】‥バウ‥
細胞の示す運動の総称。鞭毛運動・繊毛運動・アメーバ運動・原形質流動など。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐えき【細胞液】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐えき【細胞液】‥バウ‥
植物細胞中の液胞にある液。→液胞。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐かく【細胞核】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐かく【細胞核】‥バウ‥
(→)核3に同じ。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐がく【細胞学】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐がく【細胞学】‥バウ‥
(cytology)生物を組成する細胞の構造・生理などを研究する学問。分子生物学の観点に立つ場合、細胞生物学とも呼ばれる。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐けんさ【細胞検査】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐けんさ【細胞検査】‥バウ‥
(→)細胞診に同じ。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐こうがく【細胞工学】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐こうがく【細胞工学】‥バウ‥
培養細胞にさまざまな操作を加え、細胞の仕組みを解明したり、新しい性質をもつ細胞を作り出す技術の総称。細胞レベルのバイオテクノロジー。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐こっかく【細胞骨格】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐こっかく【細胞骨格】‥バウ‥
細胞内にある繊維状の蛋白質。細胞の形態維持や運動、細胞内の物質輸送や原形質流動などに関わる。数種の蛋白質があり、それぞれ単量体が会合してできる。またその会合を調節することによって長さを変化させる。→微小管。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐しつ【細胞質】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐しつ【細胞質】‥バウ‥
(cytoplasm)細胞内の原形質のうち核以外の部分。酵素その他の蛋白質を含む基質中に、膜構造・繊維構造・顆粒構造をなし、諸機能を営む。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼうしつ‐いでん【細胞質遺伝】‥バウ‥ヰ‥🔗⭐🔉
さいぼうしつ‐いでん【細胞質遺伝】‥バウ‥ヰ‥
核外遺伝子に支配される形質の遺伝現象。メンデルの法則に従わない。ミトコンドリアの遺伝、植物の葉の斑ふ入りの遺伝などで知られている。核外遺伝。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐しゅうき【細胞周期】‥バウシウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐しゅうき【細胞周期】‥バウシウ‥
細胞増殖において、DNA複製と細胞分裂が繰り返される周期。一般に、細胞が分裂するM期、DNAが合成されるS期、ならびにこれらに介在するG1期、G2期からなり、G1→S→G2→M→G1のように進行する。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐しょうきかん【細胞小器官】‥バウセウ‥クワン🔗⭐🔉
さいぼう‐しょうきかん【細胞小器官】‥バウセウ‥クワン
(organelle)細胞内の機能的構造単位。もとは原生動物の糸胞・鞭毛・食胞・収縮胞などを指したが、広く真核生物の、後形質を除いた、ミトコンドリア・葉緑体・ゴルジ装置などをいう。細胞器官。オルガネラ。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐しん【細胞診】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐しん【細胞診】‥バウ‥
喀痰かくたん・胸水・腹水・血液・分泌物・尿および生体から採取した細胞などを塗抹標本とし、細胞学的に病変を診断する方法。特に癌の診断に広く用いる。細胞検査。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐せい‐ねんきん【細胞性粘菌】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐せい‐ねんきん【細胞性粘菌】‥バウ‥
粘菌類の一群。栄養体である無数のアメーバ状単核細胞が集合して子実体を形成する。子実体には胞子を生じ、これが発芽して再びアメーバ状細胞を生じる。土壌中などに生息する。
細胞性粘菌の生活環(無性生殖)
⇒さい‐ぼう【細胞】

さいぼう‐せいぶつがく【細胞生物学】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐せいぶつがく【細胞生物学】‥バウ‥
もっぱら遺伝子・分子のレベルで細胞内の構造や現象を研究し、それを通じて高次生命現象を理解しようとする学問分野。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼうない‐しょうか【細胞内消化】‥バウ‥セウクワ🔗⭐🔉
さいぼうない‐しょうか【細胞内消化】‥バウ‥セウクワ
細胞が固形物をとりこみ、消化すること。固形物をとりかこむ食胞を形成し、そのなかに酵素を分泌して、消化・吸収を行う。原生動物のほか、海綿動物・刺胞動物・扁形動物、また高等動物の食細胞などに見られる。これに対し、消化管などでの消化を細胞外消化という。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐ばいよう【細胞培養】‥バウ‥ヤウ🔗⭐🔉
さいぼう‐ばいよう【細胞培養】‥バウ‥ヤウ
組織培養の一様式。器官・組織片を細胞に解離し、培養液を使ってガラス器内などで培養すること。
⇒さい‐ぼう【細胞】
○財宝は地獄の家苞ざいほうはじごくのいえづと
財宝を多く積んでも、地獄にゆく時のみやげに過ぎない。
⇒ざい‐ほう【財宝】
さいぼう‐ぶんかくほう【細胞分画法】‥バウ‥クワクハフ🔗⭐🔉
さいぼう‐ぶんかくほう【細胞分画法】‥バウ‥クワクハフ
細胞を破砕し、遠心分離器などを利用して核・ミトコンドリア・小胞体など細胞内の構成要素を分離する方法。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐ぶんれつ【細胞分裂】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐ぶんれつ【細胞分裂】‥バウ‥
細胞の増殖方法で、1個の細胞(母細胞)が2個以上の細胞(娘細胞)に分かれる現象。まず細胞内の核が二分し、それに伴って細胞質がくびれ、またはその中央に新しい境界ができて完全に二分する。前の過程を核分裂、後の過程を細胞質分裂という。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐へき【細胞壁】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐へき【細胞壁】‥バウ‥
特に植物細胞の細胞膜の外側を取り囲む膜。細胞を保護し、その形を保たせる。セルロース・ヘミセルロース・ペクチンを主成分とするが、細胞の成熟に伴い木化・クチン化・コルク化するものがある。細菌、一部の藻類、菌類では一般にセルロースを含まない。→細胞(図)。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐まく【細胞膜】‥バウ‥🔗⭐🔉
さいぼう‐まく【細胞膜】‥バウ‥
細胞の外層にあって細胞質を包む膜。生体膜の一種。物質を選択的に透過するほか、免疫現象や組織構築上で重要な働きをする。→細胞(図)。
⇒さい‐ぼう【細胞】
さいぼう‐ゆうごう【細胞融合】‥バウ‥ガフ🔗⭐🔉
さいぼう‐ゆうごう【細胞融合】‥バウ‥ガフ
2個以上の細胞が接着して細胞膜が癒合したのち、共通の細胞膜に包まれて1個の多核細胞となる現象。さらに核も融合して巨大な細胞を生じる場合もある。受精、また骨格筋細胞のように発生の過程で生じるもののほか、ウイルスや化学物質によっても起こる。これを利用して人工的に雑種細胞をつくる技術を指すこともある。
⇒さい‐ぼう【細胞】
○西方を誦すさいほうをずす
西方浄土に往生しようと願って念仏する。
⇒さい‐ほう【西方】
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