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さい‐きん【細菌】🔗⭐🔉
さい‐きん【細菌】
(bacillus; bacterium)原核生物に属する単細胞の微生物。大きさは0.1〜3.0マイクロメートルで、球状・桿状・螺旋らせん状などを呈する。細胞壁と細胞膜で囲まれた中に原形質があり、増殖に必要なリボゾーム・核酸(DNAとRNA)・基質・酵素などが存在する。種類により莢膜きょうまく・鞭毛・繊毛を持つ。二分裂を繰り返して増殖し、一部のものは芽胞(胞子)をつくる。グラム染色によりグラム陽性菌とグラム陰性菌に大別する。無機物の酸化によりエネルギーを得る化学独立栄養菌と有機物を栄養源とする化学従属栄養菌とがあり、生態系の中で物質循環に重要な役割を果たすほか、ある種のものはヒトや動植物に病原性を示す。黴菌ばいきん。バクテリア。
⇒さいきん‐ウイルス【細菌ウイルス】
⇒さいきん‐がく【細菌学】
⇒さいきんせい‐はいえん【細菌性肺炎】
⇒さいきん‐どくそ【細菌毒素】
⇒さいきん‐へいき【細菌兵器】
さいきん‐ウイルス【細菌ウイルス】🔗⭐🔉
さいきん‐ウイルス【細菌ウイルス】
(→)バクテリオファージに同じ。
⇒さい‐きん【細菌】
さいきん‐がく【細菌学】🔗⭐🔉
さいきん‐がく【細菌学】
細菌の種類および性質を研究する学問。パスツール・コッホなどによって発達し、医学・農学方面に応用。
⇒さい‐きん【細菌】
さいきんせい‐はいえん【細菌性肺炎】🔗⭐🔉
さいきんせい‐はいえん【細菌性肺炎】
細菌が原因となって起こる肺炎。肺炎球菌や桿菌(インフルエンザ菌やクレプシエラ菌)によるもののほか、MRSAや緑膿菌による院内肺炎も見られる。
⇒さい‐きん【細菌】
さいきん‐どくそ【細菌毒素】🔗⭐🔉
さいきん‐どくそ【細菌毒素】
細菌の産生する毒素。微量で生体に障害を与え、感染症の病原性の一因となる。菌体外に分泌される外毒素と、菌体内に含まれる内毒素とがある。
⇒さい‐きん【細菌】
さいきん‐へいき【細菌兵器】🔗⭐🔉
さいきん‐へいき【細菌兵器】
(→)生物兵器に同じ。
⇒さい‐きん【細菌】
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