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うけが・う【肯ふ】ウケガフ🔗🔉

うけが・う肯ふウケガフ 〔他下二・四〕 承知する。承諾する。うべなう。がえんずる。

うけがえ【肯へ】ウケガヘ🔗🔉

うけがえ肯へウケガヘ 肯定。承諾。〈類聚名義抄〉

か・う【肯ふ】カフ🔗🔉

か・う肯ふカフ 〔自下二〕 (…することが)できる。あえてする。継体紀「尚し宣り―・へず」

かえ‐に‐す【肯へにす】カヘ‥🔗🔉

かえ‐に‐す肯へにすカヘ‥ (「不肯」の訓読。カヘは「できる」の意の動詞カフの連用形、ニは否定の助動詞ズの古い連用形、スはサ変動詞)…ができない。許されない。→がえんずる

がえん‐じる【肯じる】ガヘンジル🔗🔉

がえん‐じる肯じるガヘンジル 〔他下一〕 (→)「肯ずる」に同じ。

がえん・ずる【肯ずる】ガヘンズル🔗🔉

がえん・ずる肯ずるガヘンズル 〔他サ変〕[文]肯ず(サ変) ①(カ(肯)ヘニスの音便。ニは否定の助動詞ズの古い連用形。漢文の訓読で用いる)…することを肯定しない。…することを承諾しない。遊仙窟「各、自ら相譲りて倶に先さいだちて坐ることを―・ず」 ②(1の本来の否定の意味が失われて肯定の意味に転じた。打消にはさらに下に否定の助動詞が添えられて、ガエンゼズ・ガエンジナイという形で用いられるようになる)…することを肯定する。…することを承諾する。

こう‐けい【肯綮】🔗🔉

こう‐けい肯綮】 (「肯」は骨につく肉、「綮」は筋と肉との結合する所)かんじんな所。急所。 ⇒肯綮に中る

○肯綮に中るこうけいにあたる🔗🔉

○肯綮に中るこうけいにあたる 意見や批判などが急所をついてうまくあたる。 ⇒こう‐けい【肯綮】 こうけい‐ひ口径比】 レンズの有効直径と焦点距離との比。Fナンバーの逆数で、レンズの明るさを表す。 ⇒こう‐けい【口径】 こうげい‐ひん工芸品】 美的価値を備えた実用品。おもに金工・漆工・陶磁・染織などの伝統的な工芸技法で制作されたものをいう。 ⇒こう‐げい【工芸】 こうげ‐いん香華院カウ‥ヰン 菩提寺ぼだいじの異称。 ⇒こう‐げ【香華・香花】 こうけ‐がま・し高家がましカウ‥ 〔形シク〕 かさにかかって横柄である。山家集「かこちかかりて―・しく申して」 ⇒こう‐け【高家・豪家】 こう‐げき抗撃カウ‥ 防ぎ戦うこと。抵抗し、敵をせめること。 こう‐げき攻撃】 ①攻めてうつこと。進んで敵を攻めうつこと。「拠点を―する」 ②他人の行動・意見などを論難すること。論じなじること。「個人―」 ③競技などで相手側をせめること。「最終回の―」↔守備。 ⇒こうげき‐どうめい【攻撃同盟】 ⇒攻撃は最大の防御 こうげき‐どうめい攻撃同盟】 2国または数国が共同して、他国を攻撃する目的で締結した同盟。↔防御同盟 ⇒こう‐げき【攻撃】

こう‐だく【肯諾】🔗🔉

こう‐だく肯諾】 承諾すること。うべなうこと。

こう‐てい【肯定】🔗🔉

こう‐てい肯定】 ①同意すること。認めること。価値があると判断すること。「現状を―する」「―的に考える」 ②〔論〕(affirmation)命題において主語に対して述語が結合する仕方で付けられていること。↔否定。 ⇒こうてい‐がいねん【肯定概念】 ⇒こうてい‐ぶん【肯定文】 ⇒こうてい‐めいだい【肯定命題】

こうてい‐がいねん【肯定概念】🔗🔉

こうてい‐がいねん肯定概念】 〔論〕ある性質の存在を示す概念。知識・幸福など。積極的概念。 ⇒こう‐てい【肯定】

こうてい‐ぶん【肯定文】🔗🔉

こうてい‐ぶん肯定文】 肯定の意を表す文。 ⇒こう‐てい【肯定】

こうてい‐めいだい【肯定命題】🔗🔉

こうてい‐めいだい肯定命題】 〔論〕(affirmative judgment)「SはPである」という形式の命題。主語と述語が否定を含まずに結合している命題。 ⇒こう‐てい【肯定】

[漢]肯🔗🔉

 字形  筆順 〔月(月・月)部4画/8画/常用/2546・394E〕 〔音〕コウ(呉)(漢) 〔訓〕うべなう・がえんずる・あえて [意味] ①ききいれる。承知する。うなずく。「肯定・首肯」▶漢文訓読では「あえて」とよみ、よしと承知して、の意に使う。「肯与隣翁相対飲=あえて隣翁と相対して飲まん」〔杜甫〕 ②骨にからみついている肉。「肯綮こうけい」 [解字] もと、肉部。本字は。会意。「冖」(=骨の省略形)+「月」(=肉)。②が原義で、借りて①に用いる。

[漢]肯🔗🔉

 〔止部4画〕 ⇒月部

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