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わかい‐しゅ【若い衆】🔗🔉

わかい‐しゅ若い衆】 ①年の若い男。若者。あんちゃん。 ②町内または村内の祭礼などの世話をする若者。 ③商家などで、小僧の上に位する年長の使用人。手代。 ④歌舞伎で立役中の最下級の役者。「―大勢」 ⇒わかいしゅ‐がしら【若い衆頭】

わかいしゅ‐がしら【若い衆頭】🔗🔉

わかいしゅ‐がしら若い衆頭】 1町内または1村内の若い衆の頭分。若い者頭。 ⇒わかい‐しゅ【若い衆】

わか‐しゅ【若衆】🔗🔉

わか‐しゅ若衆】 ①年の若い男子。わかもの。わこうど。 ②江戸時代、まだ元服しないで前髪のある男子。 ③男色を業とする若者。かげま。野郎。男色大鑑「歯黒付くる女の口もとと―の髭ぬく手もとと」 ④男色関係にある少年。ちご。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「一代―にならずに生えぬきの念者ぢや」↔念者。 ⇒わかしゅ‐かい【若衆買い】 ⇒わかしゅ‐がた【若衆方】 ⇒わかしゅ‐かぶき【若衆歌舞伎】 ⇒わかしゅ‐がみ【若衆髪】 ⇒わかしゅ‐ぐみ【若衆組】 ⇒わかしゅ‐ぐるい【若衆狂い】 ⇒わかしゅ‐ざかり【若衆盛り】 ⇒わかしゅ‐じょろう【若衆女郎】 ⇒わかしゅ‐どう【若衆道】 ⇒わかしゅ‐なり【若衆成】 ⇒わかしゅ‐やど【若衆宿】 ⇒わかしゅ‐わげ【若衆髷】

わかしゅ‐かい【若衆買い】‥カヒ🔗🔉

わかしゅ‐かい若衆買い‥カヒ かげまを買って遊興すること。 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐がた【若衆方】🔗🔉

わかしゅ‐がた若衆方】 歌舞伎の役柄。美少年の役。また、それに扮する俳優。世間胸算用3「誰が座に大坂の―が出る」 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐かぶき【若衆歌舞伎】🔗🔉

わかしゅ‐かぶき若衆歌舞伎】 江戸初期に、前髪のある少年俳優の演じた歌舞伎。女歌舞伎禁止の後を承けて行われ、1652年(承応1)禁止。 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐がみ【若衆髪】🔗🔉

わかしゅ‐がみ若衆髪(→)若衆髷わかしゅわげに同じ。好色一代女2「―に中剃して」 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐ぐみ【若衆組】🔗🔉

わかしゅ‐ぐみ若衆組】 部落ごとに組織された青年男子の集団。村内の警備・消防・祭礼などの仕事を分担するほか、若衆宿に集まって親睦をはかった。若者組。若者連。↔娘組。 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐ぐるい【若衆狂い】‥グルヒ🔗🔉

わかしゅ‐ぐるい若衆狂い‥グルヒ かげまの男色におぼれること。 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐ざかり【若衆盛り】🔗🔉

わかしゅ‐ざかり若衆盛り】 若衆のもっとも美しいさかり。 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐じょろう【若衆女郎】‥ヂヨラウ🔗🔉

わかしゅ‐じょろう若衆女郎‥ヂヨラウ 江戸時代、若衆の姿をした女郎。 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐どう【若衆道】‥ダウ🔗🔉

わかしゅ‐どう若衆道‥ダウ 男色の道。衆道しゅどう。若道にゃくどう⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐なり【若衆成】🔗🔉

わかしゅ‐なり若衆成】 鹿児島地方で、男子が7歳になった時、その子に選ばせる青年後見者。わかしなり。 ⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐やど【若衆宿】🔗🔉

わかしゅ‐やど若衆宿】 部落の若い衆が、夜集まって手仕事をしたり話し合ったりして寝泊りする、特定の家。若者宿。↔娘宿。→やど4㋑⇒わか‐しゅ【若衆】

わかしゅ‐わげ【若衆髷】🔗🔉

わかしゅ‐わげ若衆髷】 江戸時代、若衆の結ったわげ。前髪を立て、中剃りをして、元結もとゆいで髷をしめ、二つ折にした華美な髪型。 若衆髷 ⇒わか‐しゅ【若衆】

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