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いら‐くさ【刺草・蕁麻】🔗🔉

いら‐くさ刺草・蕁麻】 イラクサ科の多年草。山野の陰地に自生。高さ数十センチメートル。葉は先端がとがり、粗鋸歯がある。茎は四角で叢生。茎や葉の細かいとげに蟻酸を含み、触れれば痛みが残る。雌雄同株。秋、葉腋に淡緑色の小花を穂状につける。茎の繊維を糸や織物の原料とし、若芽は食用、美味。いたいたぐさ。いらぐさ。日葡辞書「イラグサガサス」 ⇒いらくさ‐おり【刺草織】

じん‐ま【蕁麻】🔗🔉

じん‐ま蕁麻】 〔植〕イラクサの漢名。 ⇒じんま‐しん【蕁麻疹】

じんま‐しん【蕁麻疹】🔗🔉

じんま‐しん蕁麻疹】 急性皮膚病の一つ。灼熱感・かゆみとともに、急に皮膚に限局的な浮腫を生じ、表面が紅色または蒼白となり、時に周囲が紅く腫れる。数時間内に消散するが数日にわたって反復することもある。アレルギーによる血管壁の過敏に基づくもので、寒冷・日光・植物毒(蕁麻いらくさ・漆など)・動物毒(昆虫)・薬品などの外部刺激や筍たけのこ・卵・魚肉・牛乳などの飲食物が誘因となる。 ⇒じん‐ま【蕁麻】

[漢]蕁🔗🔉

 字形 〔艹部12画/15画/7301・6921〕 〔音〕ジン(呉) [意味] 草の名。いらくさ。「蕁麻疹じんましん」 [難読] 蕁麻いらくさ

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