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や‐かん【薬缶】‥クワン🔗🔉

や‐かん薬缶‥クワン (ヤッカンの約。もと薬を煎じるのに用いたのでいう) ①銅・アルマイトなどで鉄瓶の形に造った容器。湯沸し。茶瓶。去来抄「うづくまる―の下の寒さかな」(丈艸) ②薬缶頭の略。 ⇒やかん‐あたま【薬缶頭】 ⇒薬缶で茹でた蛸のよう

やかん‐あたま【薬缶頭】‥クワン‥🔗🔉

やかん‐あたま薬缶頭‥クワン‥ 毛が抜けきって薬缶の尻のように滑らかな頭。はげあたま。 ⇒や‐かん【薬缶】

○薬缶で茹でた蛸のようやかんでゆでたたこのよう🔗🔉

○薬缶で茹でた蛸のようやかんでゆでたたこのよう (手も足も出ないという意から)手の打ちようがないことにいう。 ⇒や‐かん【薬缶】 やき 淡水魚モツゴの異称。東京付近、霞ヶ浦などでいう。 やき焼き】 ①焼くこと。また、焼いたさま。 ②刀の刃などを焼き、水に冷やして堅くすること。「―が甘い」 ③産地名などを付けて陶磁器の名をいう語。「有田―」 ④嫉妬しっとすること。やきもち。浮世床2「あの子もお―が過ぎたのよ」 ⇒焼きが回る ⇒焼きを入れる や‐き八寸】 馬の肩までの高さが4尺8寸あること。→き(寸) や‐き夜気】 ①夜の空気。夜のけはい。太平記6「草葉に置ける朝の露を嘗め、―に潤へる土に身を当てて」。「―が迫る」 ②[孟子告子上]昼の邪念妄想を去った、曇りなく静かな心。 や‐き薬器】 挽茶ひきちゃを入れる容器。〈日葡辞書〉 やぎ(→)「やなぎ」に同じ。多く複合語に用いる。万葉集14「垣つ―末うれ摘み枯らし」。「青―」 やぎ山羊・野羊】 (「羊」の近代朝鮮字音ヤング(yang)の転)ウシ科ヤギ属の家畜。数千年前から中近東で飼育されていた。ノヤギ(パザン)が原種の一つとされる。ヒツジに似るが、首が長く、雄には顎に鬚ひげがある。粗食に耐え、荒れた土地でも飼育できる。肉用・乳用・毛用種として飼われ、アジア・アフリカに多い。ふつう肩高50〜80センチメートルで、性質は活発、動作は敏捷、高い所を好む。野性の象徴、また供犠獣(スケープゴート)とされた。 ノヤギ 撮影:小宮輝之 やぎ八木】 姓氏の一つ。 ⇒やぎ‐しゅういちろう【八木柊一郎】 ⇒やぎ‐じゅうきち【八木重吉】 やき‐あが・る焼き上がる】 〔自五〕 焼けてでき上がる。「クッキーが―・る」 やき‐あ・げる焼き上げる】 〔他下一〕[文]やきあ・ぐ(下二) ①焼いて燃えあがらせる。平家物語4「館に火かけ―・げて」 ②すっかり焼く。 ③焼いて作りあげる。 やき‐あみ焼網】 ①火の上に置いて魚・餅などを焼く金網。 ②(→)火振ひぶり2に同じ。 やぎ‐アンテナ八木アンテナ】 指向性アンテナの一種。電気工学者八木秀次(1886〜1976)と宇田新太郎(1896〜1976)が発明したもの。テレビ受信用として広く使用。 やき‐いい焼飯‥イヒ ⇒やきめし1。好色五人女2「重菓子入れに―」 やき‐いえ焼家‥イヘ 土蔵造りなどに対して、焼けやすい木造の家。(守貞漫稿) やき‐いし焼石】 軽石などを焼いて布などに包み、冬または病気などの時、身体を温めるのに用いるもの。温石おんじゃく。落窪物語2「御―あてさせ給はんとや」 やき‐いも焼芋】 焼いた薩摩芋さつまいも。〈[季]冬〉 やき‐いれ焼入れ】 熱処理の一種。鉄鋼を高温に加熱した後、これを急冷し、硬さを増す作業。→焼戻し⇒やきいれ‐ろ【焼入れ炉】 やきいれ‐ろ焼入れ炉】 鋼の焼入れに用いる炉。熱源によって石炭・重油・ガス・電熱の4種がある。 ⇒やき‐いれ【焼入れ】 やき‐いろ焼色】 食物を焼いたときに表面に付く色。「―を付ける」 やき‐いん焼印】 火で熱して物におす金属製の印。また、そのおした痕。焼判やきはん。烙印らくいん。やきじるし。 ⇒やきいん‐あみがさ【焼印編笠】 やきいん‐あみがさ焼印編笠】 茶屋の焼印のある編笠。島原遊郭に遊ぶ客が、大門口おおもんぐちや丹波口の茶屋で借りて使った。 ⇒やき‐いん【焼印】 やき‐うち焼討・焼打】 城・砦とりで・館・市街などに火をかけ、また石火矢いしびやなどをうちかけて攻め討つこと。関八州古戦録17「所詮―になさしめん」。「―をかける」 やき‐うどん焼饂飩】 ゆでたうどんを、肉や野菜と合わせて炒め焼きにしたもの。 やき‐え焼絵‥ヱ ①火で焼いた鏝こてや薬品をつけた白金針で、紙・木材・竹材・象牙ぞうげなどに絵画・文様を焼きあらわす技法。また、その作品。 ②文字を焼印したもの。 ヤギェウォ‐だいがくヤギェウォ大学】 (Uniwersytet Jagielloński w Krakowie)ポーランドのクラクフにある同国最古の大学。1364年創設。校名は創設者の名に因む。15世紀、法学・天文学・数学・地理学で有名。 ヤギェウォ‐ちょうヤギェウォ朝‥テウ 中世ポーランドの王朝(1386〜1572)。リトアニア大公がポーランド女王ヤドヴィガと結婚しヴワディスワフ2世ヤギェウォ(Jagiełło)と名乗って、ポーランド王位に就いた時に始まる。ヤギェウォ大学にその名を残している。 やき‐おとし焼落し】 刀の刃区はまちのきわまで刃を焼き入れていないもの。刃文が鎺本はばきもとのやや上から始まる。 やき‐がし焼菓子‥グワ‥ 焼いて作った菓子の総称。煎餅・ビスケットの類。どら焼や栗饅頭などを含めることもある。 やき‐がね焼金・焼鉄】 ①⇒やききん。 ②熱した鉄などを牛馬の尻または罪人の額などに押し当て、その痕あとをつけて標しるしとすること。また、そのもの。かねやき。火印。烙印らくいん。 ③(→)火針ひばりに同じ。 やき‐がま焼鎌】 焼き鍛えた鋭い鎌。やいがま。祝詞、大祓詞「―の敏鎌とかま以ちて」

やっ‐かん【薬缶】ヤククワン🔗🔉

やっ‐かん薬缶ヤククワン ⇒やかん

やんがん‐ごえ【薬缶声】ヤングワンゴヱ🔗🔉

やんがん‐ごえ薬缶声ヤングワンゴヱ (ヤカンゴエの訛)大きく耳ざわりな声。浄瑠璃、桂川連理柵「見るより戸瀬は―」

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