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きょ‐き【虚器】🔗🔉

きょ‐き虚器】 名ばかりで役に立たないうつわ。転じて、実権の伴わない、名ばかりの地位。虚位。 ⇒虚器を擁す

○虚器を擁すきょきをようす🔗🔉

○虚器を擁すきょきをようす 実権の伴わない地位にあって他人にいいようにあやつられる。 ⇒きょ‐き【虚器】 きょ‐きん醵金・拠金】 何かをするために金銭を出し合うこと。また、その金銭。「―を募る」 きょく】 ①まがっていること。また、正しくないこと。よこしま。今昔物語集27「鬼神と云ふ者は道理を知て―ならねばこそ」↔直ちょく。 ②面白み。興味。愛想。日葡辞書「キョクヲイウ」 ③芸能で、変化に富み面白みのあるわざ。 ④音楽や歌謡の調子。ふし。「詞に―をつける」 ⑤音楽の作品。また、それを数える語。 ⑥漢詩の一体。もと、きまった楽曲によって歌われたもの。 ⑦能などで、基礎の技法の上に、個性・即興などによって加えられた妙味。 ⑧中国で、一般に元代以降の歌曲の称。戯曲と散曲。また時代と地域により南曲・北曲に分かれる。 ⑨屏風の折り畳む面を数える語。扇。「6―1双」 ⇒曲がない きょく】 ①役所などの事務の一区分。また、その一区分をつかさどる所。「水道―」 ②郵便局・テレビ局などの略。「キー―」 ③物事が終了すること。「―をつげる」 ④碁盤・将棋盤・双六すごろく盤などの総称。これらの盤でする勝負。また、それを数える語。 ⑤当面の情勢。事態。「―にあたる」 ⇒局を結ぶ きょく】 (呉音はゴク) ①物事の最上・最終のところ。きわみ。はて。「疲労の―に達する」 ②㋐地軸の両端。南極と北極。 ㋑〔天〕地軸の延長が天球と交わる点。 ③〔理〕 ㋐磁石の両端にあって磁力の最も強い部分。S極とN極とがある。磁極。 ㋑電極に同じ。 ④〔数〕 ㋐球の直径の両端。 ㋑極座標における座標の原点。 ㋒ある点の一つの曲線や曲面に関する極線または極面を考えるとき、その点の称。 ㋓複素関数の特異点の一種。 →ごく(極) きょ‐く巨躯】 大きなからだ。巨体。 ぎょく】 ①たま。宝石。珠に対して、美しい石をいう。硬玉・軟玉の併称。白玉・翡翠ひすい・黄玉の類。 ②貴重または美麗の意を表す語。 ③天子に関する事物に冠して用いる語。 ④他人に属する事物に冠して尊敬の意を表す語。「―稿」 ⑤(取引用語) ㋐取引所で、取引の対象となる商品や証券。 ㋑建玉たてぎょくの略。 ⑥(→)玉代ぎょくだいに同じ。 ⑦料理屋などで、鶏卵のこと。また、鶏卵を使った料理の称。 ⑧将棋で、玉将の略。 ぎょ‐く魚鼓】 内部を刳った魚形の木製仏具。禅寺などで吊し、諸事の知らせに打ち鳴らす。魚板。→木魚 魚鼓 魚鼓 撮影:関戸 勇 ぎょ‐く御句】 他人の作った句の尊敬語。 ぎょ‐く漁区】 漁獲を認められた区域。りょうく。 ぎょ‐ぐ漁具】 漁猟に用いる器具・機械。 きょく‐あじさし極鰺刺‥アヂ‥ アジサシの一種。全長約35センチメートル。北極圏のツンドラ地帯で夏に繁殖し、冬には地球を半周して南極近辺に渡る。最も遠距離の渡りをする鳥として知られる。餌は小魚や甲殻類・昆虫などで、空から海中に突入して捕る。 ぎょく‐あん玉案】 ①玉で飾った立派な机。机の美称。 ②他人の机の尊敬語。 ⇒ぎょくあん‐か【玉案下】 ぎょくあん‐か玉案下】 手紙の脇付わきづけの語。(→)机下きかに同じ。 ⇒ぎょく‐あん【玉案】 きょく‐い棘囲‥ヰ (みだりに人が出入するのを禁じ喧騒を戒めるため、周囲を棘すなわち戟ほこで囲んだからいう)中国で進士の試験場。棘院。 きょく‐い極位‥ヰ ⇒ごくい ぎょく‐い玉衣】 中国漢代の、玉片を綴り合わせて作った、王侯の遺体を覆う葬服。玉片は長方形の薄い軟玉で、金縷きんる(金の針金)・銀縷・銅縷で綴り、遺体保存に役立つと信じられた。玉匣ぎょくこう。玉柙ぎょくこうぎょく‐い玉扆】 ①中国で、天子の御座のうしろに立てた屏風。斧の絵を描く。和漢朗詠集「―日に臨んで文鳳見ゆ」 ②御座所。玉座。太平記3「これ御為に設けたる―にて候へば」 きょく‐いどう極移動】 地球の自転軸の極および磁極が、地質時代の間、地表に対して位置を変えてきた現象。短期間におこる移動は極運動という。 きょく‐いん局員‥ヰン 局の事務を取り扱う職員。 ぎょく‐いん玉印】 玉で作った印。立派な印。 ぎょく‐いん玉音】 ①玉のように清らかな音または声。 ②⇒ぎょくおん。 ③相手の音信の尊敬語。 ぎょく‐いん玉韻‥ヰン 他人の作った詩の尊敬語。 きょく‐う極右】 極端な右翼思想。また、その持ち主。↔極左 きょ‐ぐう挙隅】 [論語述而「子曰わく、憤せざれば啓せず、悱せざれば発せず、一隅を挙げて三隅を以て反せざれば、則ち復ふたたびせざる也」]孔子の教育法。一部を挙げて全体を分からせること。挙一反三。 ⇒きょぐう‐ほう【挙隅法】 きょく‐うち曲打ち】 手ばやく種々の変化ある打ち方で太鼓などを打つこと。 きょぐう‐ほう挙隅法‥ハフ 修辞法の一つ。一部を示して全体を知らしめる技法。挙隅。 ⇒きょ‐ぐう【挙隅】 きょく‐えい旭影】 あさひの光。あさひの影。 ぎょく‐えい玉詠】 他人の詩歌の尊敬語。 きょく‐えん曲宴】 (「曲」は小の意)宮中の臨時の宴会。 ぎょく‐おん玉音】 天子の声。ぎょくいん。 ⇒ぎょくおん‐ほうそう【玉音放送】 ぎょくおん‐ほうそう玉音放送‥ハウ‥ 1945年(昭和20)8月15日正午の昭和天皇の肉声を流したラジオ放送。ポツダム宣言を受諾し降伏するという詔書の朗読の録音。 ⇒ぎょく‐おん【玉音】 きょく‐がい局外‥グワイ ①郵便局・放送局など、「局」と名のつく組織・建物の外。 ②その物事に関係のない地位。当局者の外部にあること。「―に立つ」「―者」 ⇒きょくがい‐ちゅうりつ【局外中立】 ぎょくかい玉海】 ①中国の類書。200巻。宋の王応麟の撰。古代より宋に至る諸書の記述を21門に分けて配列したもの。 ②「玉葉ぎょくよう」(書名)の別称。 きょくがい‐ちゅうりつ局外中立‥グワイ‥ (→)中立2に同じ。 ⇒きょく‐がい【局外】 きょく‐かく極核】 種子植物の胚嚢の中心にある核。花粉管から出てくる雄核の一つと合体(受精)して、のちに胚乳となる。 きょく‐がく曲学】 真理をまげた不正の学問。 ⇒きょくがく‐あせい【曲学阿世】 きょくがく‐あせい曲学阿世】 [史記儒林伝、轅固生「学を曲げ以て世に阿おもねる無かれ」]曲学をもって権力者や世俗におもねり人気を得ようとすること。「―の徒」 ⇒きょく‐がく【曲学】

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