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かぎろう【蜉蝣・蜻蛉】カギロフ🔗🔉

かぎろう蜉蝣・蜻蛉カギロフ (→)「かげろう」に同じ。〈本草和名

かげろう【蜉蝣・蜻蛉】カゲロフ🔗🔉

かげろう蜉蝣・蜻蛉カゲロフ (飛ぶさまが陽炎かげろうのひらめくように見えるからいう) ①トンボの古名。源氏物語蜻蛉「―の物はかなげに飛びちがふを」 ②カゲロウ目の昆虫の総称。体も翅も弱々しく、2本または3本の長い尾毛がある。夏、水辺を飛び、交尾・産卵を終えれば、数時間で死ぬ。幼虫は2〜3年を経て成虫に羽化。はかないもののたとえに用いる。かぎろう。青蚨せいふ。朝顔。蜏ひおむし。ふゆう。〈[季]秋〉。徒然草「―の夕を待ち、夏の蝉の春秋を知らぬ」 ふたばかげろう モンカゲロウ 撮影:海野和男 ⇒かげろう‐の‐いのち【蜉蝣の命】

かげろう‐の‐いのち【蜉蝣の命】カゲロフ‥🔗🔉

かげろう‐の‐いのち蜉蝣の命カゲロフ‥ 蜉蝣のそれのようにはかない人の命。 ⇒かげろう【蜉蝣・蜻蛉】

ふ‐ゆう【蜉蝣】‥イウ🔗🔉

ふ‐ゆう蜉蝣‥イウ(→)「かげろう」2に同じ。 ②(カゲロウの、朝生まれて夕べに死ぬということから)人生のはかないことのたとえ。新撰朗詠集「未だ暮景に及ばず、―の世常無し」

[漢]蜉🔗🔉

 字形 〔虫部7画/13画/7374・696A〕 〔音〕フ(慣) ブ(呉)

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