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したた・める【認める】🔗🔉

したた・める認める】 〔他下一〕[文]したた・む(下二) ①整理する。処置する。源氏物語浮舟「むつかしき反古ほごなど破りて、おどろおどろしく一度にも―・めず、灯台の火に焼き、水に投げ入れさせなど、やうやう失ふ」 ②整える。用意する。準備する。源氏物語玉鬘「御灯の事ども―・め出でていそがせば」。平家物語5「燕丹が渡る時、河中の橋を踏まば落つるやうに―・めて」 ③世を治める。統治する。今昔物語集22「天皇世の中を―・めおはしましける時に」 ④食事する。食べる。義経記5「菓子ども引き寄せて、思ふ様に―・めて居たる所に」。奥の細道「夕飯ゆうげ―・めて」 ⑤書類・手紙を書きととのえる。書きしるす。平家物語8「泰定も名符みようぶまゐらすべう候が、…やがて―・めてまゐらすべう候」。「手紙を―・める」

みと・める【認める】🔗🔉

みと・める認める】 〔他下一〕[文]みと・む(下二) (見留める意) ①よく気をつけて見る。好色一代女6「惣じて五百の仏を心静かに―・めしに、皆逢ひ馴れし人の姿に、思ひ当らぬは一人もなし」 ②目にとめる。「人影を―・める」 ③見て判断する。男色大鑑「落ちつきたる仕方なりと―・めし諸人、これを誉めざるはなし」。「適格と―・める」「手落ちを―・める」 ④見てよしとする。かまわないとして許す。受け入れる。「遅刻を―・める」 ⑤みどころがあると考える。「将来を―・められる」

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