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ついえ【費え・弊え・潰え】ツヒエ🔗🔉

ついえ費え・弊え・潰えツヒエ (動詞ツイユの連用形から) ①くずれやぶれること。悪くなること。 ②つかれ苦しむこと。弱ること。太平記37「あはれ―に乗る(弱点につけこむ)処やと思ひければ」 ③かかり。費用。入費。今昔物語集7「軽物を分ちて交易するに、その―多かり」。「思わぬ―」 ④無用の入費。損害。むだづかい。方丈記「七珍万宝さながら灰燼となりにき。その―いくそばくぞ」。「国家の―」 ◇3・4は、ふつう「費え」と書く。

つい・える【費える・弊える・潰える】ツヒエル🔗🔉

つい・える費える・弊える・潰えるツヒエル 〔自下一〕[文]つひ・ゆ(下二) ①へる。乏しくなる。皇極紀「損おとり―・ゆること極めて甚だし」。「貯えが―・える」 ②やつれ、おとろえる。疲れる。源氏物語蓬生「年ごろいたう―・えたれど」 ③くずれる。また、潰走する。〈色葉字類抄〉。「優勝の夢が―・える」 ④いたずらに経過する。「無駄に一日が―・える」 ◇1・4には、ふつう「費」を使う。

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