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ちか・い【近い】🔗🔉

ちか・い近い】 〔形〕[文]ちか・し(ク) ①距離のへだたりが小さい。遠くない。古事記「其の老媼の住める屋は―・く宮の辺に作りて日毎に必ず召しき」。日葡辞書「ホドチカイ」。「駅から―・い」 ②時間のへだたりが小さい。万葉集19「わが思へる君に別れむ日―・くなりぬ」。源氏物語夕顔「明方も―・うなりにけり」。日葡辞書「チカイコロ・チカイホド」。「―・いうちに」「終りに―・い」 ③よく見知っている。源氏物語早蕨「世のはかなさを目に―・く見しに」。世間胸算用1「皆人かしこすぎて結句―・き事にはまりぬ」 ④心と心とのへだたりが少ない。親しい。万葉集15「遠くとも心を―・くおもほせ吾妹」 ⑤血縁が遠くない。身寄りである。身内である。源氏物語「―・きよすがにて見むは飽かぬ事にやあらむ」。「―・い親戚」 ⑥物事の形状・内容・性質が似ている。徒然草「人倫にとほく禽獣に―・きふるまひ」。「紫に―・い赤」 ⑦ある数量にもう少しで届く。「五十に―・い」 ⑧近視である。「目が―・い」

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