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お・う【追う・逐う】オフ🔗⭐🔉
お・う【追う・逐う】オフ
〔他五〕
距離をおいた対象を目指して、それにとどこうと後から急ぐ意。
①先に進むものに及ぼうとして急いで行く。おいかける。万葉集4「わがせこがあとふみ求め―・ひゆかば紀の関守い留めてむかも」。日葡辞書「ニグルテキヲヲウ」。「犯人を―・う」
②場所や物などを目指して進む。おい求める。土佐日記「あかつきに舟を出して室津を―・ふ」。「涼風を―・って河原へ出る」「理想を―・う」
③(事のすんだあとからおいかけて、しかるべき事をする意)昔にさかのぼる。天武紀下「小紫の位を―・ひてたまふ」
④(事の順序、時の流れ、先人の後などに)従って行く。古本説話集上「年まかり老いぬ。身の不幸年を―・ひてまさる」。日葡辞書「ゼンニン(善人)ノアトヲヲウ」。「流行を―・う」「順を―・って言う」「日を―・って回復する」
⑤ある場所や地位から退ける。追い払う。追放する。万葉集8「―・へど―・へどなほし来鳴きて」。日葡辞書「トリ・ケダモノヲヲウ」。「国を―・われた難民」「公職を―・われる」
⑥行列の先払いをする。源氏物語夕顔「さきも―・はせ給はず」
⑦かりたてる。せきたてる。徒然草「賽王丸御牛を―・ひたりければ」。日葡辞書「ウマヲヲウ」。「仕事に―・われる」
⇒追いつ追われつ
おう‐おう【追う追う】オフオフ🔗⭐🔉
おう‐おう【追う追う】オフオフ
〔副〕
①あとを追いながら。あとを追うように。為忠百首「―雪の降りも積むかな」
②だんだんに。ようよう。おいおい。
おうつ‐まくっつ【追うつ捲っつ】🔗⭐🔉
おうつ‐まくっつ【追うつ捲っつ】
(オヒツマクリツの音便)激しく追うさま。義経記2「―さんざんに戦ひ」
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