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ところ【野老】🔗🔉

ところ野老】 ヤマノイモ科の蔓性多年草。夏、葉腋に淡緑色の小花を穂状につける。雌雄異株。花後、3翅ある蒴果さくかをつける。葉は互生、蔓は右巻きで、果実が上向きにつく。根茎は苦味を抜けば食用となる。通常トコロとよぶのはオニドコロで、ほかにヒメドコロ・キクバドコロなど数種ある。〈本草和名〉 ところ オニドコロ 撮影:関戸 勇 ⇒ところ‐ずら【野老葛・冬薯蕷葛】

ところ‐ずら【野老葛・冬薯蕷葛】‥ヅラ🔗🔉

ところ‐ずら野老葛・冬薯蕷葛‥ヅラ [一]〔名〕 トコロの古名。古事記「稲がらに這ひもとほろふ―」 [二]〔枕〕 (同音の反復で)「常とこしく」「求む」にかかる。万葉集7「―いや常しくにわれかへり見む」 ⇒ところ【野老】

の‐の‐おきな【野老・野翁】🔗🔉

の‐の‐おきな野老・野翁】 (根茎に生ずる鬚根ひげねを老人の鬚に見立てたもの)トコロの異称。

や‐ろう【野老】‥ラウ🔗🔉

や‐ろう野老‥ラウ ①田舎の老人。村翁。 ②〔植〕(→)トコロに同じ。

広辞苑野老で始まるの検索結果 1-4