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すずき‐あきら【鈴木朖】🔗🔉

すずき‐あきら鈴木朖】 江戸後期の漢学者・国学者。号は離屋はなれや。名古屋の人。本居宣長に学ぶ。明倫堂教授。「言語げんぎょ四種論」「雅語音声考」「希雅」「活語断続譜」などの国語学上の業績で知られる。(1764〜1837) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐うめたろう【鈴木梅太郎】‥ラウ🔗🔉

すずき‐うめたろう鈴木梅太郎‥ラウ 農芸化学者。静岡県生れ。東大教授。1910年(明治43)世界にさきがけてビタミンBの抽出に成功、オリザニンと命名。文化勲章。(1874〜1943) 鈴木梅太郎 提供:毎日新聞社 ⇒すずき【鈴木】

すずき‐かんたろう【鈴木貫太郎】‥クワン‥ラウ🔗🔉

すずき‐かんたろう鈴木貫太郎‥クワン‥ラウ 軍人・政治家。海軍大将。和泉(大阪府)生れ。連合艦隊司令長官・軍令部長・侍従長・枢密顧問官。二‐二六事件で重傷。太平洋戦争末期首相となり、ポツダム宣言受諾。(1867〜1948) 鈴木貫太郎 撮影:石井幸之助 ⇒すずき【鈴木】

すずき‐きいつ【鈴木其一】🔗🔉

すずき‐きいつ鈴木其一】 江戸後期の画家。名は元長。別号、噲々かいかい・菁々せいせい・必庵・為三堂など。酒井抱一に学び、江戸における琳派の流れを受け継ぐ。(1796〜1858) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐きさぶろう【鈴木喜三郎】‥ラウ🔗🔉

すずき‐きさぶろう鈴木喜三郎‥ラウ 司法官・政治家。武州大師河原村(川崎市)生れ。検事総長。司法界に大きな力を持つ。のち政友会に入り、総裁となる。法相・内相を歴任、社会運動を弾圧。(1867〜1940) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐しげたね【鈴木重胤】🔗🔉

すずき‐しげたね鈴木重胤】 江戸末期の国学者。号は橿屋かしのや。淡路の人。大国隆正の門人、平田篤胤あつたねの没後門人。尊攘運動に関わり、江戸で暗殺。著「延喜式祝詞講義」「日本書紀伝」など。(1812〜1863) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐しゅんざん【鈴木春山】🔗🔉

すずき‐しゅんざん鈴木春山】 江戸末期の医師・兵学者。三河田原藩医。名は強。儒学を朝川善庵・塩谷宕陰しおのやとういんに、オランダ兵書を高野長英に学んだ。渡辺崋山と親交があった。訳書に「三兵活法」「海上攻守略説」など。(1801〜1846) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐しょうさん【鈴木正三】‥シヤウ‥🔗🔉

すずき‐しょうさん鈴木正三‥シヤウ‥ 江戸前期の仮名草子作者。名は重三、のち正三しょうぞう・昌三・聖三。三河の人。もと幕臣、のち出家し正三しょうさんと称。武士道精神を加味した禅をとなえ、二王禅と名付けた。作「盲安杖」「二人比丘尼」「驢鞍橋ろあんきょう」「破吉利支丹」など。(1579〜1655) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐しょうてん【鈴木商店】‥シヤウ‥🔗🔉

すずき‐しょうてん鈴木商店‥シヤウ‥ 昭和初年の金融恐慌激化の因となった大商社。砂糖・樟脳しょうのうの取引から出発して、金子直吉の統率下に事業を拡張。特に第一次大戦で莫大な利益を得、傘下に五十余社を擁する財閥となったが、1920年(大正9)の恐慌で打撃を受け、27年(昭和2)台湾銀行から取引を停止され、破産。 ⇒すずき【鈴木】

すずき‐しんいち【鈴木鎮一】🔗🔉

すずき‐しんいち鈴木鎮一】 バイオリン奏者・教育者。名古屋生れ。その教育システム「スズキ‐メソッド」が世界的に評価される。(1898〜1998) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐ぜんこう【鈴木善幸】‥カウ🔗🔉

すずき‐ぜんこう鈴木善幸‥カウ 政治家。岩手県生れ。1980〜82年自民党総裁・首相。(1911〜2004) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐だいせつ【鈴木大拙】🔗🔉

すずき‐だいせつ鈴木大拙】 仏教学者・思想家。石川県生れ。本名、貞太郎。学習院・大谷大学教授。禅の研究者として知られ、欧米にも大きな影響を与えた。著「禅思想史研究」「日本的霊性」のほか英文の著作も多い。文化勲章。(1870〜1966) 鈴木大拙(1) 撮影:田村 茂 鈴木大拙(2) 撮影:石井幸之助 ⇒すずき【鈴木】

すずき‐ちょうきち【鈴木長吉】‥チヤウ‥🔗🔉

すずき‐ちょうきち鈴木長吉‥チヤウ‥ 鋳金家。本名、嘉幸。武蔵石井村生れ。岡野東流斎に師事。蝋型技法にすぐれる。帝室技芸員。(1848〜1919) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐とらお【鈴木虎雄】‥ヲ🔗🔉

すずき‐とらお鈴木虎雄‥ヲ 中国文学者・漢詩人。新潟県生れ。号、豹軒。東大卒。京大教授。中国古典詩の研究で先駆的な業績をあげた。著「支那詩論史」「国訳杜少陵詩集」など。文化勲章。(1878〜1963) 鈴木虎雄 撮影:田沼武能 ⇒すずき【鈴木】

すずき‐はるのぶ【鈴木春信】🔗🔉

すずき‐はるのぶ鈴木春信】 江戸中期の浮世絵師。江戸の人。絵暦えごよみの制作を契機に多色刷木版画の技術を開発、錦絵を完成。見立ての趣向をきかせた抒情的な美人画に独自の境地を開く。(1725〜1770) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐ぶんじ【鈴木文治】‥ヂ🔗🔉

すずき‐ぶんじ鈴木文治‥ヂ 労働運動家。宮城県生れ。東大卒業後、友愛会(のち日本労働総同盟)を創立、労働組合運動に尽力。社会民衆党代議士。(1885〜1946) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐ぼくし【鈴木牧之】🔗🔉

すずき‐ぼくし鈴木牧之】 江戸後期の文人。越後の人。本名、儀三治。牧之は俳号。著「北越雪譜」など。(1770〜1842) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐まさひさ【鈴木正久】🔗🔉

すずき‐まさひさ鈴木正久】 日本基督教団牧師。千葉県生れ。バルト研究を推進。1967年、「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」を教団議長名で発表、戦争責任を認めた。(1912〜1969) ⇒すずき【鈴木】

すずき‐みえきち【鈴木三重吉】‥ミヘ‥🔗🔉

すずき‐みえきち鈴木三重吉‥ミヘ‥ 作家。広島県生れ。東大英文科出身で夏目漱石門下。短編「千鳥」により文壇に出た。ほかに「小鳥の巣」「桑の実」など、抒情的傾向が強い。のち童話作家として活動、雑誌「赤い鳥」を創刊して児童文学に貢献。(1882〜1936) 鈴木三重吉 提供:岩波書店 ⇒すずき【鈴木】

すずき‐もさぶろう【鈴木茂三郎】‥ラウ🔗🔉

すずき‐もさぶろう鈴木茂三郎‥ラウ 政治家。愛知県生れ。早大卒。労農派の理論家。第二次大戦後、日本社会党結成に参加。党内左派の中心となり、1951〜60年党委員長。(1893〜1970) 鈴木茂三郎 撮影:田村 茂 ⇒すずき【鈴木】

すずき‐もんど【鈴木主水】🔗🔉

すずき‐もんど鈴木主水】 江戸後期の武士。また、主水を主人公とする歌舞伎の通称。鈴木主水と江戸内藤新宿橋本屋の宿場女郎白糸との情死事件は、幕末期の流行歌謡に歌われて流布。これに鏡山の筋を合わせた「隅田川対高賀紋すみだがわついのかがもん」(3世桜田治助作)以後、同材を扱った歌舞伎脚本が作られた。( 〜1801) ⇒すずき【鈴木】

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