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がん‐しょう【銜傷】‥シヤウ🔗🔉

がん‐しょう銜傷‥シヤウ 馬がくつわのために口角や舌などに受ける傷。

くくみ【銜み・含み・包み】🔗🔉

くくみ銜み・含み・包み】 ①口の中にふくむこと。 ②轡くつわ。〈倭名類聚鈔15〉 ③刀の柄つかや鞘さやを金・銀・銅の薄板でつつんだもの。 ⇒くくみ‐ぐすり【銜み薬】

くくみ‐ぐすり【銜み薬】🔗🔉

くくみ‐ぐすり銜み薬】 うがいぐすり。 ⇒くくみ【銜み・含み・包み】

くく・む【銜む・含む】🔗🔉

くく・む銜む・含む】 [一]〔他五〕 ①口に含む。蜻蛉日記「氷―・みたる声」 ②中にはめ込む。つつむ。くるむ。囲む。源氏物語夕顔「うはむしろにおし―・みて惟光乗せ奉る」 [二]〔他下二〕 ①口の中に含ませる。源氏物語薄雲「うつくしげなる御乳を―・め給ひつつ」 ②比喩的に、事情をよく納得させるようにする。→言いくくむ

くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】🔗🔉

くつわ轡・銜・鑣・馬銜】 (口輪の意) ①乗用の馬具の一つ。馬の口にくわえさせておき、手綱たづなをつけてあやつるのに用いる金属製の具。近世は鏡板の円の中に十文字を入れた十文字轡を多く用いた。くつばみ。くくみ。新撰字鏡9「銜、久豆和」→大和鞍(図)→唐鞍(図)。 轡 ②紋所の名。轡1にかたどり、円中に十文字をおいた形。轡・内田轡・卍轡など。 轡 ③「くつわずら」の略。 ④遊女屋。遊女屋の主人。忘八ぼうはち⇒くつわ‐がかり【轡掛り】 ⇒くつわ‐がた【轡形】 ⇒くつわ‐ごうし【轡格子】 ⇒くつわ‐ごころ【轡心】 ⇒くつわ‐じょろう【轡女郎】 ⇒くつわ‐ずら【轡鞚・轡蔓】 ⇒くつわ‐だすけ【轡助け】 ⇒くつわ‐むし【轡虫】 ⇒くつわ‐や【轡屋・忘八屋】 ⇒轡を並べて ⇒轡をはめる

くわ・う【銜ふ・啣ふ・咥ふ】クハフ🔗🔉

くわ・う銜ふ・啣ふ・咥ふクハフ 〔他下二〕 ⇒くわえる(下一)

くわえ‐ギセル【銜え煙管】クハヘ‥🔗🔉

くわえ‐ギセル銜え煙管クハヘ‥ キセルに手を添えず、口にくわえたままでタバコを吸うこと。 ⇒くわえ【銜え】

くわえ‐こ・む【銜え込む】クハヘ‥🔗🔉

くわえ‐こ・む銜え込むクハヘ‥ 〔他五〕 ①しっかりとくわえる。 ②俗に、異性の相手を連れこむ。ひっぱり込む。

くわえ‐タバコ【銜え煙草】クハヘ‥🔗🔉

くわえ‐タバコ銜え煙草クハヘ‥ 巻タバコに手を添えず、口にくわえたままで吸うこと。 ⇒くわえ【銜え】

くわえ‐ばし【銜え箸】クハヘ‥🔗🔉

くわえ‐ばし銜え箸クハヘ‥ 箸を口にくわえる不作法な振舞い。 ⇒くわえ【銜え】

くわえ‐めん【銜え面】クハヘ‥🔗🔉

くわえ‐めん銜え面クハヘ‥ 内部にある突起を口にくわえてかぶる仮面。 ⇒くわえ【銜え】

くわえ‐ようじ【銜え楊枝】クハヘヤウ‥🔗🔉

くわえ‐ようじ銜え楊枝クハヘヤウ‥ 楊枝を口にくわえたままでいること。飲食に満足したさま、また、やや気取ったさまを表す。 ⇒くわえ【銜え】

くわ・える【銜える・啣える・咥える】クハヘル🔗🔉

くわ・える銜える・啣える・咥えるクハヘル 〔他下一〕[文]くは・ふ(下二) ①口または歯で軽くはさんで支え持つ。源氏物語梅枝「筆の尻―・へて」。「煙草を―・える」「指を―・えて見つめる」 ②ひき連れる。ともなう。浄瑠璃、心中宵庚申「いなした嫁…在所よりよう―・へて戻つたな」

[漢]銜🔗🔉

 字形 〔行部8画/14画/7882・6E72〕 〔音〕カン(漢) 〔訓〕ふくむ [意味] ①馬の口にくわえさせて、たづなをつける金具。くつわ。「馬銜ばかん・はみ」 ②口にふくむ。くわえる。「銜枚かんばい=枚(ばい=声を立てないよう口にくわえる細長い木)をふくむ」 ▷もと、金部6画。[啣]は異体字。

[漢]銜🔗🔉

 〔金部6画〕 ⇒行部

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