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しゃく【隻】🔗🔉

しゃく】 魚などを数えるのに用いる語。せき。日本霊異記「鮮あざらけき鯔なよし八―を買ひて」

せき【隻】🔗🔉

せき】 ①対になっているものの一方。特に、屏風の片方。 ②船・矢・鳥・魚などをかぞえる語。宇治拾遺物語1「腰に鮭の一二―なきやうはありなんや」

せき‐えい【隻影】🔗🔉

せき‐えい隻影】 物の、ほんの一つの影。かたかげ。

せき‐がん【隻眼】🔗🔉

せき‐がん隻眼】 ①一つの眼。独眼。 ②(「一隻眼」の形で)真実を見抜く眼。また、ひとかどの見識。

せき‐く【隻句】🔗🔉

せき‐く隻句⇒せっく

せき‐ご【隻語】🔗🔉

せき‐ご隻語】 ①ちょっとしたことば。隻句。「片言―」 ②子供のかたこと。

せき‐しゅ【隻手】🔗🔉

せき‐しゅ隻手】 片方の手。かたて。 ⇒せきしゅ‐の‐おんじょう【隻手の音声】

せきしゅ‐の‐おんじょう【隻手の音声】‥ジヤウ🔗🔉

せきしゅ‐の‐おんじょう隻手の音声‥ジヤウ 禅宗の公案の一つ。両手を打って鳴らせば音が出るが、片手にどんな音があるかという意。白隠が初めて参禅する者に対して「隻手声あり、その声を聞け」といったのに始まる。隻手の声。 ⇒せき‐しゅ【隻手】

せき‐よく【隻翼】🔗🔉

せき‐よく隻翼】 片方のつばさ。一つの翼。

せき‐わん【隻腕】🔗🔉

せき‐わん隻腕】 かたうで。隻手。 ○席を改めるせきをあらためる 話し合いなどを行う場所・機会を別のところに移す。「席を改めて一杯やろう」 ⇒せき【席】 ○堰を切ったようせきをきったよう 押さえていたものがどっと流れ、動きだすさま。今までこらえていたものが、一度に起こるさま。「人が―になだれこむ」「―に語りはじめる」「涙が―にあふれる」 ⇒せき【堰】 ○席を汚すせきをけがす 自分には過分と思う地位についたり、集まりに出たりすることを謙遜していう語。 ⇒せき【席】 ○席を蹴るせきをける 怒ってその場を立ち去る。 ⇒せき【席】 ○席を進めるせきをすすめる 対談中、話に興じてひざを乗り出す。 ⇒せき【席】 ○席をはずすせきをはずす 遠慮・用事などで、その場を一時去る。途中で出る。座を外す。「一服するため―」 ⇒せき【席】 ○席を譲るせきをゆずる 席を他人に譲って自らその下座にすわる。また、自分の地位に他人をつかせる。「若手に席を譲って引退する」 ⇒せき【席】

せっ‐きゃく【隻脚】セキ‥🔗🔉

せっ‐きゃく隻脚セキ‥ かたあし。また、いっぽんあし。

せっ‐く【隻句】セキ‥🔗🔉

せっ‐く隻句セキ‥ 一つの文句。ほんの短いことば。「片言―」

[漢]隻🔗🔉

 〔又部8画〕 ⇒隹部

[漢]隻🔗🔉

 字形  筆順 〔隹部2画/10画/常用/3241・4049〕 〔音〕セキ(漢) [意味] ①ただ一つ。一対のものの片方だけ。「隻影・隻手・隻眼」 ②ほんの少し。わずか。「隻句・隻語」 ③船などを数える語。「三隻の軍艦」 [解字] 会意。「隹」(=とり)+「又」(=手)。一羽の鳥を手で持つ意。「雙」(=双)に対する字。

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