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がん【願】グワン🔗🔉

がんグワン 神仏に祈りねがうこと。また、そのねがい。土佐日記「和泉の国までと、たひらかに―立つ」 ⇒願果たす ⇒願を起こす ⇒願を懸ける ⇒願を立てる

がん‐い【願意】グワン‥🔗🔉

がん‐い願意グワン‥ 願う心もち。願いの趣旨。

がん‐い‐し‐くどく【願以此功徳】グワン‥🔗🔉

がん‐い‐し‐くどく願以此功徳グワン‥ (ガンニシクドクとも。願わくはこの経文の功徳で一切の衆生が往生または成仏できるように、の意) ①法会の終りに唱える回向文の初句。一茶、父の終焉日記「導師の―とともに棺は煙となりにけり」 ②転じて、おしまい、最後の意。日本永代蔵3「はや暮れて驚き、―空袋かたげて都に帰るを見て」

がん‐かい【願海】グワン‥🔗🔉

がん‐かい願海グワン‥ 〔仏〕仏・菩薩の誓願の深く広いことを海にたとえていう語。 ○函蓋相応ずかんがいあいおうず [大智度論]ものごとがよく合致するのにいう。 ⇒かん‐がい【函蓋】

がん‐かけ【願掛け】グワン‥🔗🔉

がん‐かけ願掛けグワン‥ (ガンガケとも)神仏に願をかけること。がんだて。立願。

がん‐ぎょう【願行】グワンギヤウ🔗🔉

がん‐ぎょう願行グワンギヤウ 〔仏〕果報を願い求めること(願)と、その果報を得るため修すること(行)。誓願と修行。

がん‐しゅ【願主】グワン‥🔗🔉

がん‐しゅ願主グワン‥ (ガンジュとも)神仏に願を立てる人。願をかける人。ねがいぬし。願人。日葡辞書「グヮンジュ」

がん‐しゅ【願酒】グワン‥🔗🔉

がん‐しゅ願酒グワン‥ 神仏に願かけして禁酒すること。浮世床「酒は明日から願酒がんしだ」

がん‐しょ【願所】グワン‥🔗🔉

がん‐しょ願所グワン‥ 祈願をなす神仏の霊所。

がん‐しょ【願書】グワン‥🔗🔉

がん‐しょ願書グワン‥ (古くはガンジョ) ①願文がんもん。 ②願いの趣旨を記した書面。「入学―」

がん‐じょ【願女】グワンヂヨ🔗🔉

がん‐じょ願女グワンヂヨ 祈願する女。願主である女。浄瑠璃、曾我会稽山「二人の―が一身の血をしぼつて雨となし」

がん‐じょう【願状】グワンジヤウ🔗🔉

がん‐じょう願状グワンジヤウ ①仏事を営む時、施主が供養の趣旨を述べた文書。 ②神仏に起請きしょうして願を立てる時、祈願の旨を記した文。願文がんもん○勘定合って銭足らずかんじょうあってぜにたらず 勘定に間違いはないが、現金が不足する。理論と実際とが一致しないことにいう。 ⇒かん‐じょう【勘定】

がん・ず【願ず】グワン‥🔗🔉

がん・ず願ずグワン‥ 〔他サ変〕 神仏に祈る。心に願う。大鏡道長「一伽藍をたてんと―・じおぼして」

がん‐だち【願断ち】グワン‥🔗🔉

がん‐だち願断ちグワン‥ 願をかけて断ち物をする。

がん‐だて【願立て】グワン‥🔗🔉

がん‐だて願立てグワン‥ (→)「願掛け」に同じ。

がん‐ど【願土】グワン‥🔗🔉

がん‐ど願土グワン‥ 阿弥陀仏の本願力によって成就した報土、すなわち極楽浄土。

がん‐にん【願人】グワン‥🔗🔉

がん‐にん願人グワン‥ ①願書または訴願書を提出した人。願書に署名した人。 ②祈願者。願主。狂言、六地蔵「―に罰があたる」 ③願人坊主の略。 ⇒がんにん‐ぼうず【願人坊主】

がんにん‐ぼうず【願人坊主】グワン‥バウ‥🔗🔉

がんにん‐ぼうず願人坊主グワン‥バウ‥ ①人に代わって願かけの修行・水垢離みずごりなどをした乞食僧。好色一代男6「神田橋にたてる―」 ②歌舞伎舞踊。常磐津。七変化の「七枚続花の姿絵」の一つ。2世桜田治助作詞。3世岸沢古式部作曲。1811年(文化8)初演。現在、清元「浮かれ坊主」の名で改作したものが流行。 ⇒がん‐にん【願人】

○願果たすがんはたす🔗🔉

○願果たすがんはたす 神仏にたてた祈願をほどき、御礼参りをする。源氏物語関屋「石山に御願果しに詣でたまひけり」 ⇒がん【願】 かん‐ぱち間八】 アジ科の海産の硬骨魚。名は、頭に黒い八の字状の模様があることによる。全長150センチメートルに達する。ブリに似、これより太く短い。アカブリ。アカバナ。アカバネ。 かんぱち‐が捍撥画‥グワ 捍撥(琵琶・阮咸げんかんなどの弦楽器の撥ばちが当たる部分に貼られた皮)の上に描かれた細密画。正倉院の「騎象胡楽図」など。 かん‐ばつ旱魃】 (古くはカンバチとも。「魃」は、ひでりの神)長い間雨が降らず、水が涸れること。ひでり。特に、農業に水の必要な夏季のひでりにいう。〈[季]夏〉。「―の被害」 かん‐ばつ間伐】 森林手入れ法の一つ。林木の一部を伐採することで立木密度を疎にし、残った木の肥大成長を促し、森林全体を健康にする。すかしぎり。疎伐。 ⇒かんばつ‐ざい【間伐材】 かん‐ばつ簡抜】 (「簡」は、えらぶ意)えらびぬくこと。よりぬくこと。 かん‐ぱつ渙発クワン‥ [柳宗元、韋中丞に代わり元和大赦を賀する表]詔勅を広く天下に発布すること。「大詔―」 かん‐ぱつ煥発クワン‥ [広川書跋]火が燃え出るように、美点や精彩ある事柄が外面に輝きあらわれること。「才気―」 かんばつ‐ざい間伐材】 間伐によって切り出した木材。 ⇒かん‐ばつ【間伐】 かん‐バッジ缶バッジクワン‥ 安全ピンで留めるブリキ製の丸いバッジ。 かん‐はっしゅう関八州クワン‥シウ 関東八州の略。

がん‐ぼう【願望】グワンバウ🔗🔉

がん‐ぼう願望グワンバウ ねがいのぞむこと。ねがい。がんもう。「長年の―がかなう」 ⇒がんぼう‐じゅうそく【願望充足】

がんぼう‐じゅうそく【願望充足】グワンバウ‥🔗🔉

がんぼう‐じゅうそく願望充足グワンバウ‥ 〔心〕動機や目的を意識する、しないに関係なく、願望によって生じる心の中の緊張を解消しようとする傾向。精神分析の用語。 ⇒がん‐ぼう【願望】

がん‐ほどき【願解き】グワン‥🔗🔉

がん‐ほどき願解きグワン‥ 神仏にかけた願がかなったとき、そのお礼参りをすること。

がん‐めん【願面】グワン‥🔗🔉

がん‐めん願面グワン‥ 願書の文面。

がん‐もう【願望】グワンマウ🔗🔉

がん‐もう願望グワンマウ (モウは呉音) ⇒がんぼう ○寛猛相済うかんもうあいすくう [左伝昭公20年]政治はゆるやかにするところと、きびしくするところとをうまく調和させて行うべきだとの意。 ⇒かん‐もう【寛猛】

がん‐もん【願文】グワン‥🔗🔉

がん‐もん願文グワン‥ ①仏・菩薩の本願を書き表したもの。 ②法会の時、施主の願意を記した文。表白文。源氏物語夕顔「文章博士召して―作らせ給ふ」 ③神仏に立願の時、その起請の趣旨を記した文。祈願文。

がん‐りき【願力】グワン‥🔗🔉

がん‐りき願力グワン‥ ①願かけして目的を貫こうとする念力。 ②阿弥陀仏の本願の力。 ⇒がんりき‐えこう【願力回向】 ⇒がんりき‐の‐ふね【願力の船】

がんりき‐えこう【願力回向】グワン‥ヱカウ🔗🔉

がんりき‐えこう願力回向グワン‥ヱカウ 阿弥陀仏が、その大慈大悲の本願によって修めた万徳を南無阿弥陀仏の名号に収めて衆生しゅじょうに施すこと。他力回向。 ⇒がん‐りき【願力】

がんりき‐の‐ふね【願力の船】グワン‥🔗🔉

がんりき‐の‐ふね願力の船グワン‥ 衆生が阿弥陀仏の願力に頼れば、よく生死を解脱げだつし得ることを、船が人を彼岸に到達させることにたとえていう語。→弘誓ぐぜいの船 ⇒がん‐りき【願力】

○願を起こすがんをおこす🔗🔉

○願を起こすがんをおこす (→)「願を懸ける」に同じ。 ⇒がん【願】

○願を懸けるがんをかける🔗🔉

○願を懸けるがんをかける 神仏に事の成就を祈願する。 ⇒がん【願】

○願を立てるがんをたてる🔗🔉

○願を立てるがんをたてる (→)「願を懸ける」に同じ。 ⇒がん【願】

ことねがい‐の‐ふみ【願文】‥ネガヒ‥🔗🔉

ことねがい‐の‐ふみ願文‥ネガヒ‥ 願いの趣旨を認したためた文。願書。がんもん。欽明紀「―を製つくりて曰へらく」

ねがい‐あ・げる【願い上げる】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐あ・げる願い上げるネガヒ‥ 〔他下一〕[文]ねがひあ・ぐ(下二) うやうやしく願う。

ねがい‐い・ず【願ひ出づ】ネガヒイヅ🔗🔉

ねがい‐い・ず願ひ出づネガヒイヅ 〔他下二〕 願い出る。

ねがい‐いで【願い出で】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐いで願い出でネガヒ‥ ねがい出ること。願書を差し出すこと。ねがいで。「―を受け入れる」 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐こくだい【願石代】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐こくだい願石代ネガヒ‥ 江戸時代、水・旱・風・虫などの害を受けて不作のため米納をしかねる時、願い出て金納にすること。 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐ごと【願い事】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐ごと願い事ネガヒ‥ 願う事柄。神仏に祈願する事柄。ねぎごと。「―がかなう」 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐さげ【願い下げ】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐さげ願い下げネガヒ‥ ①願書の下戻さげもどしを願うこと。いったん願い出たことを取り消してもらうこと。 ②頼まれても引き受けないこと。「もうそんな役目は―だ」 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐さ・げる【願い下げる】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐さ・げる願い下げるネガヒ‥ 〔他下一〕[文]ねがひさ・ぐ(下二) ①願い出たことの取消しを申し出る。 ②頼まれても断る。

ねがい‐しょ【願い書】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐しょ願い書ネガヒ‥ ⇒がんしょ⇒ねがい【願い】

ねがい‐て【願い手】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐て願い手ネガヒ‥ 願う人。ねがいにん。 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐で【願い出】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐で願い出ネガヒ‥ (→)「ねがいいで」に同じ。 ⇒ねがい【願い】

ねがい・でる【願い出る】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい・でる願い出るネガヒ‥ 〔他下一〕 役所・長上などに、願いの旨を申し出る。「退職を―・でる」

ねがい‐にん【願い人】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐にん願い人ネガヒ‥ 願い出る人。ねがいて。がんにん。 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐ぬし【願い主】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐ぬし願い主ネガヒ‥ 願いの当事者。 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐の‐いと【願いの糸】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐の‐いと願いの糸ネガヒ‥ 七夕たなばたに、女が機織はたおりがうまくなるようにと、竿の先にかけて飾る五色の糸。〈[季]秋〉。為忠百首「七夕を祭る心は一つにて―はおのが筋々」 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐ふだいけ【願譜代家】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐ふだいけ願譜代家ネガヒ‥ 江戸時代に、願い出て譜代大名に列せられた家。すなわち相馬長門・脇坂中務・加藤能登・秋田山城・諏訪伊勢・戸沢大和の6家の称。 ⇒ねがい【願い】

ねがい‐ぶみ【願い文】ネガヒ‥🔗🔉

ねがい‐ぶみ願い文ネガヒ‥ 願文がんもん。願書。 ⇒ねがい【願い】 ○願いましてはねがいましては 珠算で、読み上げ算の最初の数字を読み上げるのに先立って言う言葉。 ⇒ねが・う【願う】

○願いましてはねがいましては🔗🔉

○願いましてはねがいましては 珠算で、読み上げ算の最初の数字を読み上げるのに先立って言う言葉。 ⇒ねが・う【願う】 ねが・う願うネガフ 〔他五〕 (ネ(祈)グの未然形ネガに接尾語フの付いた語) ①神仏の心を安んじて、自分の欲することをかなえてくれるように、願がんをかける。祈る。また、こうあってほしいと切に思う。万葉集20「みつぼなす仮れる身そとは知れれどもなほし―・ひつ千歳の命を」。古今和歌集「さざれ石にたとへ、筑波山にかけて君を―・ひ」。源氏物語桐壺「かの御おば北の方、慰む方なく思し沈みて、おはすらむ所にだに尋ねゆかむと―・ひ給ひししるしにや遂に亡せ給ひぬれば」。「家内安全を―・う」 ②特に、仏に極楽往生を乞い願う。源氏物語若紫「いみじく心細げに見給へ置くなむ、―・ひ侍る道のほだしに思ひ給へられぬべき、など聞え給へり」。平家物語1「ひとへに後世をぞ―・ひける」 ③乞い求める。乞い願う。万葉集4「今夜こよいの早く明けなばすべをなみ秋の百夜を―・ひつるかも」。源氏物語藤袴「うへの常に―・はせ給ふ御心にはたがふまじき」。「寄付を―・う」 ④役所などに申請する。請願する。「認可を―・う」 ⑤(商店などで)品物を客に買ってもらう。売りさばく。「お安く―・っておきます」 ⑥配慮を求める。よろしく頼む。「なにとぞ、よろしくお―・い致します」 ⇒願いましては ⇒願ったり叶ったり ⇒願っても無いこと ね‐がえり寝返り‥ガヘリ ①寝たまま体の向きをかえること。 ②味方に背いて敵方につくこと。味方を裏切ること。「味方の―で敗れ去る」 ⇒寝返りを打つ

ねが・う【願う】ネガフ🔗🔉

ねが・う願うネガフ 〔他五〕 (ネ(祈)グの未然形ネガに接尾語フの付いた語) ①神仏の心を安んじて、自分の欲することをかなえてくれるように、願がんをかける。祈る。また、こうあってほしいと切に思う。万葉集20「みつぼなす仮れる身そとは知れれどもなほし―・ひつ千歳の命を」。古今和歌集「さざれ石にたとへ、筑波山にかけて君を―・ひ」。源氏物語桐壺「かの御おば北の方、慰む方なく思し沈みて、おはすらむ所にだに尋ねゆかむと―・ひ給ひししるしにや遂に亡せ給ひぬれば」。「家内安全を―・う」 ②特に、仏に極楽往生を乞い願う。源氏物語若紫「いみじく心細げに見給へ置くなむ、―・ひ侍る道のほだしに思ひ給へられぬべき、など聞え給へり」。平家物語1「ひとへに後世をぞ―・ひける」 ③乞い求める。乞い願う。万葉集4「今夜こよいの早く明けなばすべをなみ秋の百夜を―・ひつるかも」。源氏物語藤袴「うへの常に―・はせ給ふ御心にはたがふまじき」。「寄付を―・う」 ④役所などに申請する。請願する。「認可を―・う」 ⑤(商店などで)品物を客に買ってもらう。売りさばく。「お安く―・っておきます」 ⑥配慮を求める。よろしく頼む。「なにとぞ、よろしくお―・い致します」 ⇒願いましては ⇒願ったり叶ったり ⇒願っても無いこと

○願ったり叶ったりねがったりかなったり🔗🔉

○願ったり叶ったりねがったりかなったり 願い望んでいたとおりに事の叶うこと。「そうして頂ければ―です」 ⇒ねが・う【願う】

○願っても無いことねがってもないこと🔗🔉

○願っても無いことねがってもないこと 自分から願い望んでも叶いにくいほどのことが、都合よく起こること。望外の結果を得ること。「そのお申し出は―です」 ⇒ねが・う【願う】 ネガティブnegative】 ①否定的。消極的。「―な影響」 ②(写真用語)陰画。原板。ネガ。 ↔ポジティブ。 ⇒ネガティブ‐キャンペーン【negative campaign】 ⇒ネガティブ‐リスト【negative list】 ネガティブ‐キャンペーンnegative campaign】 ①自社製品の優位性を訴えるため、競合商品の欠点を指摘する広告。 ②選挙で対立候補の欠点・弱点を攻撃・中傷する活動。 ⇒ネガティブ【negative】 ネガティブ‐リストnegative list】 原則的に規制のない中で、規制するものを列挙した表。輸入品目や食品の残留農薬などにいう。↔ポジティブ‐リスト ⇒ネガティブ【negative】

ねがわく‐は【願わくは】ネガハク‥🔗🔉

ねがわく‐は願わくはネガハク‥ (ネガフのク語法に助詞ハの付いたもの。江戸時代ごろからネガワクバともいうようになった)願うところは。望むところは。どうぞ(…してほしい)。地蔵十輪経元慶点「庶ネカハクハ此の教を長く懸けて永く来者を済せむ」。「―我に心の内を語れ」「―無事に帰国されんことを」

ねがわく‐ば【願わくば】ネガハク‥🔗🔉

ねがわく‐ば願わくばネガハク‥ ⇒ねがわくは

ねがわし・い【願わしい】ネガハシイ🔗🔉

ねがわし・い願わしいネガハシイ 〔形〕[文]ねがは・し(シク) 願う所である。望ましい。法華経方便品(山田本)平安初期点「願楽ネカハシクシテ聞かまく欲ねがわしとまうす」

[漢]願🔗🔉

 字形  筆順 〔頁部10画/19画/教育/2074・346A〕 〔音〕ガン〈グヮン〉(呉) 〔訓〕ねがう [意味] のぞみがかなうよう請い求める。(神仏に誓いを立てて)ねがう。「願をかける」「願望がんぼう・がんもう・願書・宿願・志願・祈願」 [解字] 形声。「頁」(=あたま)+音符「原」(=まるい)。大きくてまるい頭、がんこな頭、の意。転じて、いちずに求める意。 [下ツキ 哀願・依願・祈願・結願・御願・懇願・志願・宿願・出願・所願・心願・誓願・請願・切願・訴願・大願・嘆願・勅願・熱願・念願・悲願・発願・本願・満願・立願

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