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かざ‐した【風下】🔗🔉

かざ‐した風下(→)「かざしも」に同じ。観音経鈔「我が居家は―なれば、のがるべきやう更になし」

かざ‐しも【風下】🔗🔉

かざ‐しも風下】 風の吹き進む方角。かざした。かざじり。かざさき。↔かざかみ ⇒風下に居る ○風下に居るかざしもにいる 人の影響下、支配下に居る。人の風儀を見習う。「風下に立つ」とも。 ⇒かざ‐しも【風下】

○風下に居るかざしもにいる🔗🔉

○風下に居るかざしもにいる 人の影響下、支配下に居る。人の風儀を見習う。「風下に立つ」とも。 ⇒かざ‐しも【風下】 かざし‐もんく翳文句】 謡曲中に言うのをはばかる文句がある時、他の文句にかえて謡うもの。一種の忌詞。「鉢の木」の「松はもとより煙にて薪となるはことわりや」の句を、徳川氏の松平をはばかって「松はもとより常磐にて薪となるは梅・桜」と謡う類。 ⇒かざし【翳し】 かざ‐じり風後(→)「かざしも」に同じ。 かさ‐じるし笠標・笠符】 ①戦陣で味方の目じるしに兜かぶとなどにつけた標識。多くは小旗を用いた。太平記9「その旗の文、―に皆一番と云ふ文字を書いたりける」 笠標 ②目じるし。標的。 ⇒かさじるしつけ‐の‐かん【笠標付の鐶】 かざ‐じるし風標(→)風見かざみに同じ。 かさじるしつけ‐の‐かん笠標付の鐶‥クワンかぶとの鉢の後の中央の鐶。これに総角あげまきや笠標をつけた。高勝鐶こうしょうかん⇒かさ‐じるし【笠標・笠符】 かざ・す翳す】 〔他五〕 手または手に持った物を上げて、あるものにさしかける。頭上にかかげる。おおうようにする。また、目をおおって光をさえぎる。平家物語9「盛長もさすがに恥づかしげにて、扇を顔に―・しけるぞと聞えし」。「校旗を―・す」「火鉢に手を―・す」「小手を―・して空を見上げる」 かざ・す挿頭す】 〔他五〕 (髪挿スの転) ①花・枝・造花を髪または冠にさす。万葉集17「春の花今は盛りに匂ふらむ折りて―・さむ」 ②飾りつける。頼政集「つくりたる桜をまぜくだものの上に―・してつかはしたりけるを」 かさ‐すげ笠菅】 スゲの一種。水田に栽培。高さ約1メートル。茎は三稜形、葉は細く堅く、手などを切りやすい。夏、長大な花穂を出す。秋、刈り乾して笠・蓑みのを作るのに用いる。ミノスゲ。 かさ‐だか嵩高】 ①嵩の多いこと。かさばること。「―な荷物」 ②相手を見下して横柄おうへいなさま。浄瑠璃、冥途飛脚「手代めが―な返事した」。「―に物を言う」 かざ‐たち飾太刀(→)「かざりたち」に同じ。 かさ‐たて傘立】 玄関などで外から持ち込んだ傘を立てておくための家具。 か‐さつ苛察】 細事にわたって、きびしくせんさくすること。苛酷な観察。 がさつ 言動が粗暴で、ぞんざいなさま。「彼のやりかたは―だ」「―な男」 かさ‐つ・く 〔自五〕 ①乾いた音がする。「落葉が―・く」 ②水気を失って表面が乾く。「肌が―・く」 カザックKazak ロシア⇒カザーク がさ‐つ・く 〔自五〕 ①がさがさと音がする。 ②おちつかない態度・挙動をする。 かさ‐づけ笠付】 〔文〕(→)冠付かむりづけに同じ。 かざ‐と風戸】 ①風の吹きこむ戸口。 ②煙道の内部に設けた簡単な仕切り口。 かざ‐とおし風通し‥トホシ ⇒かぜとおし かさ‐とがめ笠咎め】 途中で行きあった者が笠をかぶったままで通り過ぎたり、また、人の笠が自分の笠に触れたのを無礼としてとがめること。 かさ‐どころ瘡処】 できもののあと。〈倭名類聚鈔3かさとり‐やま笠取山】 京都府宇治市にある山。紅葉の名所。(歌枕) かさ‐ど・る嵩取る】 〔自四〕 ①横柄おうへいに構える。得意になる。調子に乗る。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「中にも総兵衛―・つて」 ②広く場所をとる。かさばる。 かざ‐ながれ風流れ】 鷹狩の時、放った鷹が風に吹かれて他へそれて行くこと。散木奇歌集「みかり野に―するはし鷹の声にもつかぬ恨みをぞする」 かざ‐なぎ風和ぎ・風凪ぎ】 風がやんで波の静まること。 かざ‐なみ風波】 風と波。また、風のために立つ波。かぜなみ。ふうは。神代紀「―を冒して海辺うみへたに来到る」 かざ‐なみ風並】 風の吹く方角。転じて、物事のなりゆき。大勢。かざむき。 かさなり重なり】 かさなること。また、かさなった状態。 かさなり‐あ・う重なり合う‥アフ 〔自五〕 二つ以上のものが互いに重なる。 かさな・る重なる】 〔自五〕 ①物の上に別の同じような物が乗る。源氏物語橋姫「いとど山―・れる御すみかに」。平家物語7「馬には人、人には馬、落ち―・り落ち―・り」。「―・って倒れる」「時計の針が―・る」 ②事の上に事が増し加わる。同時に起こる。「不幸が―・る」「日曜と祝日が―・る」 ③月日・年齢が積もる。万葉集18「雨降らず日の―・れば」

かぜ‐の‐したみず【風の下水】‥ミヅ🔗🔉

かぜ‐の‐したみず風の下水‥ミヅ 風に吹かれて落ちるしずく。夫木和歌抄9「山里の松より落つる―」

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