あした‐ぐさ【鹹草】 アシタバ（明日葉）の別称。 ⇒あした【朝・明日】

から・し【辛し・鹹し】 〔形ク〕 ⇒からい

から‐しお【鹹塩】_‥シホ 海水。塩水。万葉集5「痛き瘡_きずには―を灌_そそくちふが如く」

から‐づけ【鹹漬】 漬物を塩からく漬けること。また、その漬物。

から‐に【鹹煮】 塩気を強くして煮ること。また、その煮たもの。

かん‐ぎょ【鹹魚】 塩漬にした魚。塩魚。塩物。

かん‐こ【鹹湖】 ^（→）塩湖に同じ。

かん‐さい【鹹菜】 塩漬の野菜。

かん‐すい【鹹水】 ①しおからい水。海の水。↔淡水。 ②製塩の原料にする、食塩を多量に含んでいる水。 ③^（→）梘水_かんすいに同じ。 ⇒かんすい‐ぎょ【鹹水魚】 ⇒かんすい‐こ【鹹水湖】

かんすい‐ぎょ【鹹水魚】 塩分の多い水中にすむ魚。海魚。↔淡水魚。 ⇒かん‐すい【鹹水】

かんすい‐こ【鹹水湖】 ⇒かんこ（鹹湖）。↔淡水湖 ⇒かん‐すい【鹹水】

かん‐ど【鹹度】 ^（→）塩分2に同じ。

かん‐み【鹹味】 しおからい味。

しお‐け【塩気・鹹気】_シホ‥ ①食物などに含まれるしおからい味。「―をきかせる」 ②塩分。

しお‐はゆ・し【鹹し】_シホ‥ 〔形ク〕 しおからい。塩分が多い。しょっぱい。日葡辞書「シヲハユイ」

しわ‐はゆ・し【鹹し】_シハ‥ 〔形ク〕 ^（→）「しおはゆし」に同じ。正法眼蔵随聞記1「水も同じく―・き水なり」

鹹　字形 〔鹵部9画／20画／8336・7344〕 〔音〕カン(漢) 〔訓〕しおからい・からい [意味] しおからい。塩分を含んでいる。しおけ。「鹹湖・鹹水」 ▷［醎］は異体字。