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こう‐せん【黄泉】クワウ‥🔗⭐🔉
こう‐せん【黄泉】クワウ‥
(中国で、地の色を黄に配するからいう)
①地下の泉。
②死者の行く所。よみ。よみじ。冥土。九泉きゅうせん。平家物語6「―中有ちゅううの旅の空に」
した‐へ【下方・黄泉】🔗⭐🔉
した‐へ【下方・黄泉】
(シタベとも。下の方の意)死者の行く世界。黄泉よみ。万葉集5「―の使ひ負ひて通らせ」
よみ【黄泉】🔗⭐🔉
よみ【黄泉】
(ヤミ(闇)の転か。ヤマ(山)の転ともいう)死後、魂が行くという所。死者が住むと信じられた国。よみのくに。よもつくに。よみじ。こうせん。冥土。九泉。万葉集9「ししくしろ―に待たむと」
よみ‐じ【黄泉・黄泉路】‥ヂ🔗⭐🔉
よみ‐じ【黄泉・黄泉路】‥ヂ
黄泉よみへ行く路。冥土へ行く路。また、冥土。あの世。よみ。宇津保物語国譲上「―も安くもまかるまじく」。「―へ旅立つ」
⇒よみじ‐どり【黄泉鳥】
よみじ‐がえ・る【黄泉帰る】‥ヂガヘル🔗⭐🔉
よみじ‐がえ・る【黄泉帰る】‥ヂガヘル
〔自四〕
(近世語)(→)「よみがえる」に同じ。春雨物語「とまれかうまれ―・らせてん」
よみじ‐どり【黄泉鳥】‥ヂ‥🔗⭐🔉
よみじ‐どり【黄泉鳥】‥ヂ‥
トラツグミの異称。
⇒よみ‐じ【黄泉・黄泉路】
よみ‐づと【黄泉苞苴】🔗⭐🔉
よみ‐づと【黄泉苞苴】
冥土へのみやげ。栄華物語音楽「―にし侍らむずるなり」
よみ‐の‐くに【黄泉の国】🔗⭐🔉
よみ‐の‐くに【黄泉の国】
(→)黄泉よみに同じ。
よもつ‐いくさ【黄泉軍】🔗⭐🔉
よもつ‐いくさ【黄泉軍】
黄泉の国の軍勢。生死の戦における死の軍勢。古事記上「―を副へて追はしめき」
⇒よも‐つ
よもつ‐かみ【黄泉神】🔗⭐🔉
よもつ‐かみ【黄泉神】
黄泉の国を支配する神。古事記上「―と相論あげつらはむ」
⇒よも‐つ
よもつ‐くに【黄泉国】🔗⭐🔉
よもつ‐しこめ【黄泉醜女】🔗⭐🔉
よもつ‐しこめ【黄泉醜女】
黄泉の国にいる鬼女。神代紀上「―八人…を遣して追ひて」
⇒よも‐つ
よもつ‐ひらさか【黄泉平坂】🔗⭐🔉
よもつ‐ひらさか【黄泉平坂】
現世と黄泉との境にあるという坂。古事記上「猶追ひて、―の坂本に到りし時」
⇒よも‐つ
よもつ‐へぐい【黄泉戸喫】‥ヘグヒ🔗⭐🔉
よもつ‐へぐい【黄泉戸喫】‥ヘグヒ
(「へ」は竈かまどの意)黄泉の国のかまどで煮焚きした物を食べること。これを食べると死者の国の者になり、再び現世には戻れないと信じられていた。ギリシア・北欧などの神話にも見られる。古事記上「吾あは―しつ」
⇒よも‐つ
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