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かれき‐がく【花暦学】クワ‥🔗🔉

かれき‐がく花暦学クワ‥ (phenology)気候・気象の時期的変化を、自然界における生物現象と関連づけて研究する学問。生物季節学。

げん‐しょう【現象】‥シヤウ🔗🔉

げん‐しょう現象‥シヤウ 〔哲〕(phenomenon) ①観察されうるあらゆる事実。「自然―」 ②本質との相関的な概念として、本質の外面的な現れ。↔本質↔本体。 ③カントの用法では、時間・空間やカテゴリーに規定されて現れているもの。これは主観の構成が加ったもので、構成される以前の物自体は認識されえないとした。↔物自体。 ④フッサール現象学では、純粋意識の領野に現われる志向的対象としての世界。 ⇒げんしょう‐がく【現象学】 ⇒げんしょうがくてき‐かんげん【現象学的還元】 ⇒げんしょうがくてき‐しゃかいがく【現象学的社会学】 ⇒げんしょう‐くうかん【現象空間】 ⇒げんしょう‐しゅぎ【現象主義】 ⇒げんしょう‐ろん【現象論】

げんしょう‐くうかん【現象空間】‥シヤウ‥🔗🔉

げんしょう‐くうかん現象空間‥シヤウ‥ (phenomenal space)物理的空間と異なり、客観的にではなく、主観的に心的活動者たる個人に把握される空間。 ⇒げん‐しょう【現象】

げんしょう‐しゅぎ【現象主義】‥シヤウ‥🔗🔉

げんしょう‐しゅぎ現象主義‥シヤウ‥ (phenomenalism)物の本体は認識できないと考え、感覚的に知覚された現象のみで満足するか、または現象の背後の本体という考えをも否定して、意識に直接与えられているものだけを実在と認める立場。唯現象論。 ⇒げん‐しょう【現象】

ひょうげん‐がた【表現型】ヘウ‥🔗🔉

ひょうげん‐がた表現型ヘウ‥ (phenotype)生物体の示す形態的・生理的・行動的な性質。基本的には遺伝子型に規定されるが、環境などの諸条件によって変化することがある。ひょうげんけい。↔遺伝子型。 ⇒ひょう‐げん【表現】

フェノール【phenol】🔗🔉

フェノールphenol】 ①分子式CHOH フェノール類の代表的なもの。特有の臭気をもつ無色の結晶。有毒。水に少し溶け、弱い酸性を示す。アルカリと塩をつくる。コールタールの分留により得られる。最近の重要な工業的製法はベンゼンとプロピレンから合成するクメンを経由する方法である。殺菌・防腐剤、フェノール樹脂・サリチル酸・染料などの製造原料に用いる。石炭酸。 ②広義には、芳香族炭化水素環の水素原子を水酸基で置換した形の化合物の総称。水酸基の数によって1価フェノール、2価フェノールなどという。塩化鉄(Ⅲ)により特有の呈色反応を示す。 ⇒フェノール‐じゅし【フェノール樹脂】 ⇒フェノール‐フタレイン【phenolphthalein】

フェノール‐フタレイン【phenolphthalein】🔗🔉

フェノール‐フタレインphenolphthalein】 無色の結晶。水に溶けにくく、希水酸化ナトリウム水溶液に溶けて鮮紅色を呈する。酸・塩基指示薬として用いる。酸性色は無色、塩基性色は紅色。 ⇒フェノール【phenol】

フェノチアジン【phenothiazine】🔗🔉

フェノチアジンphenothiazine】 分子式C12HNS 黄色板状結晶。殺菌・駆虫薬として、また統合失調症の治療薬として用いる。

フェノメノン【phenomenon】🔗🔉

フェノメノンphenomenon(→)現象

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