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ヴェルレーヌ【Paul-Marie Verlaine】🔗🔉

ヴェルレーヌPaul-Marie Verlaine】 フランスの詩人。フランス象徴派の代表的存在。感情の微妙かつ多彩な変化と持続を音楽的なことばでうたう。詩集「華やかな饗宴」「ことばなき恋歌」「叡知」。詩「秋の歌」は上田敏訳で日本でも広く知られている。(1844〜1896)

エールリッヒ【Paul Ehrlich】🔗🔉

エールリッヒPaul Ehrlich】 ドイツの医学者。細菌学・血液学・免疫学・化学療法など多方面で先駆的業績を残し、中でも秦佐八郎との協同に成るサルバルサンの創製は有名。ノーベル賞。(1854〜1915)

エリュアール【Paul Eluard】🔗🔉

エリュアールPaul Eluard】 フランスの詩人。ダダイスム・シュールレアリスムから共産主義へ進み、第二次大戦中レジスタンスに参加、平易な言葉で美しい詩を書く。詩集「苦悩の首都」「詩と真実」「政治詩篇」など。(1895〜1952)

エルー【Paul Louis Toussaint Héroult】🔗🔉

エルーPaul Louis Toussaint Héroult】 フランスの冶金学者。電気分解による金属アルミニウム製法(ホール‐エルー法)をホールとは独立に発明。(1863〜1914)

カラー【Paul Karrer】🔗🔉

カラーPaul Karrer】 スイスの有機化学者。チューリヒ大学教授。カロテン・ビタミンA・ビタミンBなどの構造を明らかにした。ノーベル賞。(1889〜1971)

クルッツェン【Paul Crutzen】🔗🔉

クルッツェンPaul Crutzen】 オランダ生れの気象学者。マックス‐プランク化学研究所教授。成層圏のオゾンが窒素酸化物との反応で分解されることを解明し、オゾン層保護の重要性を指摘。また核戦争の大気への影響を予測して「核の冬」理論を発展させた。ノーベル賞。(1933〜)

クレー【Paul Klee】🔗🔉

クレーPaul Klee】 スイス生れのドイツ人画家。初め線描中心で諷刺的人間像を描いたが、のち、自然・都市・人間を記号化・単純化して詩的幻想とユーモアにみちた抽象的絵画を描く。(1879〜1940) クレー 提供:Lebrecht Music & Arts/APL 「鍛冶屋KN」 提供:Photos12/APL 「子どものいる風景」 提供:Photos12/APL

クローデル【Paul Claudel】🔗🔉

クローデルPaul Claudel】 フランスの詩人・劇作家・外交官。ランボーの作品が機縁となってカトリックに回心。独特の詩形によって壮大な世界を作りあげた。駐日大使として日仏文化の交流に貢献。詩劇「マリアへのお告げ」「真昼に分かつ」「繻子の靴」、散文詩集「五大讃歌」など。(1868〜1955)

コエーリョ【Paulo Coelho】🔗🔉

コエーリョPaulo Coelho】 ブラジルの作家。作「アルケミスト」など。(1947〜)

ゴーガン【Paul Gauguin】🔗🔉

ゴーガンPaul Gauguin】 フランス後期印象派の画家。平面的な彩色、太い輪郭線、象徴主義的主題を用い、総合主義を唱えた。晩年タヒチで描く。ゴーギャン。(1848〜1903) ゴーガン(1) 提供:ullstein bild/APL ゴーガン(2) 提供:Photos12/APL ゴーガン(3) 提供:Photos12/APL

サムエルソン【Paul Anthony Samuelson】🔗🔉

サムエルソンPaul Anthony Samuelson】 アメリカの経済学者。新古典派とケインズ理論とを包括する新古典派総合を提示した。著「経済分析の基礎」「経済学」など。ノーベル賞。(1915〜) サムエルソン 提供:Photoshot/APL

スウィージー【Paul M. Sweezy】🔗🔉

スウィージーPaul M. Sweezy】 アメリカのマルクス経済学者。独占資本主義の構造と成長の独自な分析で著名。「マンスリー‐レヴュー」の編集者。著「資本主義発展の理論」「歴史としての現代」など。(1910〜2004)

セザンヌ【Paul Cézanne】🔗🔉

セザンヌPaul Cézanne】 フランスの画家。後期印象派の巨匠。印象主義が軽視した固有色や堅牢な画面構成を取り戻し、画面上の形や色の造型的価値を探究。フォーヴィスム・キュビスムの先駆。作「サント‐ヴィクトワール山」など。(1839〜1906) セザンヌ 提供:Photos12/APL 「サント‐ヴィクトワール山」 提供:Photos12/APL 「果物籠のある静物」 提供:Photos12/APL

ツェラーン【Paul Celan】🔗🔉

ツェラーンPaul Celan】 ルーマニア生れのドイツ系詩人。第二次大戦後パリに居住。精緻な作風で言語表現の極限をめざした。詩集「罌粟けしと記憶」所収の「死のフーガ」で強制収容所の体験を叙述。(1920〜1970)

ディラック【Paul Adrien Maurice Dirac】🔗🔉

ディラックPaul Adrien Maurice Dirac】 イギリスの理論物理学者。量子力学の建設者の一人。相対論的量子力学・量子統計力学などに貢献。理論物理学の展開に強い影響を与えた。ノーベル賞。(1902〜1984)→電子論

デュカ【Paul Dukas】🔗🔉

デュカPaul Dukas】 フランスの作曲家。管弦楽法にすぐれ、ストラヴィンスキーらに影響。交響詩「魔法使いの弟子」など。デュカス。(1865〜1935) デュカ 提供:Lebrecht Music & Arts/APL →交響詩「魔法使いの弟子」 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)

ド‐マン【Paul de Man】🔗🔉

ド‐マンPaul de Man】 アメリカの文学者・批評家。ベルギー出身。脱構築批評を手がける。著「読むことのアレゴリー」など。(1919〜1983)

ドルバック【Paul Henri Thiry d'Holbach】🔗🔉

ドルバックPaul Henri Thiry d'Holbach】 フランス啓蒙期の唯物論者。「百科全書」の執筆者の一人。その著「自然の体系」は唯物論の聖書と呼ばれた。ドイツの貴族で、生涯をフランスで送った。ホルバッハ。(1723〜1789)

ナッシュ【Paul Nash】🔗🔉

ナッシュPaul Nash】 イギリスの画家。自然の内的構造を透視した独特の風景画・戦争画を描く。イギリスのシュールレアリスム運動を推進。作「月下の柱」など。(1889〜1946)

ナトルプ【Paul G. Natorp】🔗🔉

ナトルプPaul G. Natorp】 マールブルク学派のコーヘンと並ぶドイツの哲学者・教育学者。数学・物理学の基礎づけに関する著作のほか、教育哲学上の労作もある。著「精密科学の論理的基礎」など。(1854〜1924)

パウリスタ【paulista ポルトガル】🔗🔉

パウリスタpaulista ポルトガル】 (「サンパウロの人」の意)特にブラジル‐コーヒーを客に供する喫茶店。カフェの名称としても使う。

パウロ【Paulos ギリシア】🔗🔉

パウロPaulos ギリシア】 キリスト教をローマ帝国に普及するのに最も功の多かった伝道者。もと熱心なユダヤ教徒でキリスト教徒の迫害に加わったが、幻視の中で復活したイエス=キリストに接して回心し、生涯を伝道に捧げ、64年頃ローマで殉教。「異邦人の使徒」といわれた。信仰義認・贖罪しょくざいを説く。その書簡は新約聖書の重要な一部。パウル。パオロ。ポール。ポーロ。 ⇒パウロ‐しょかん【パウロ書簡】

パウロ‐しょかん【パウロ書簡】🔗🔉

パウロ‐しょかんパウロ書簡】 (Pauline Epistles)新約聖書の一部。パウロが自身の設立した教会や信徒にあてた手紙の総称。パウロの自伝のほかに贖罪論・歴史理解・神秘体験・教会論などを含む。 ⇒パウロ【Paulos ギリシア】

ヒンデミット【Paul Hindemith】🔗🔉

ヒンデミットPaul Hindemith】 ドイツの作曲家。反ロマン的傾向を示し、特に室内楽曲においてバロック的手法の現代化に卓越。教育者・指揮者としても活躍。交響曲「画家マチス」など。(1895〜1963) ヒンデミット 提供:ullstein bild/APL

ブールジェ【Paul Bourget】🔗🔉

ブールジェPaul Bourget】 フランスの作家・批評家。自然主義に抗して心理分析を重んじた。評論集「現代心理論集」のほか、小説「弟子」「駅路」など。(1852〜1935)

フォイエルバッハ【Paul Johann Anselm von Feuerbach】🔗🔉

フォイエルバッハPaul Johann Anselm von Feuerbach】 ドイツの刑法学者。人を犯罪から遠ざけるために心理強制説を主張し、罪刑法定主義を基礎づけ、近代刑法学の父といわれる。著「現行ドイツ普通刑法教科書」。(1775〜1833)

フォール【Paul Fort】🔗🔉

フォールPaul Fort】 フランス象徴派の詩人。1890年芸術座を創設、1905年詩誌「詩と散文」を創刊。作「フランス歌謡集」三十数巻。(1872〜1960)

フローリー【Paul John Flory】🔗🔉

フローリーPaul John Flory】 アメリカの化学者。重合反応、高分子溶液の熱力学的性質と粘性、鎖状高分子の統計力学など、高分子物理化学の理論と実験に多くの業績がある。ノーベル賞。(1910〜1985)

ペリオ【Paul Pelliot】🔗🔉

ペリオPaul Pelliot】 フランスの東洋学者。1906〜08年中央アジアを踏査、敦煌とんこう千仏洞に4〜10世紀の古文献を多数採集。踏査報告のほか、著に「敦煌千仏洞」などがある。(1878〜1945)

ポアレ【Paul Poiret】🔗🔉

ポアレPaul Poiret⇒ポワレ

ポールとヴィルジニー🔗🔉

ポールとヴィルジニー (Paul et Virginie フランス)ベルナルダン=ド=サン=ピエールの小説。1787年作。インド洋上の島の美しい自然を背景とした可憐な少年少女の悲恋物語。

ポール‐ポワレ【Paul Poiret】🔗🔉

ポール‐ポワレPaul Poiret⇒ポワレ

ホルバッハ【Paul Heinrich Dietrich Holbach】🔗🔉

ホルバッハPaul Heinrich Dietrich Holbach⇒ドルバック

マイエット【Paul Mayet】🔗🔉

マイエットPaul Mayet】 ドイツの経済学者。御雇外国人の一人。1876年(明治9)来日し、大蔵省・農商務省の顧問、大学教師などを歴任、93年帰国。地租軽減と農事改良・農業保険の必要を説く。著「日本農民ノ疲弊及其救治策」など。(1846〜1920)

ミュラー【Paul Müller】🔗🔉

ミュラーPaul Müller】 スイスの化学者。DDTを合成し、その殺虫性を発見。ノーベル賞。(1899〜1965)

モーラン【Paul Morand】🔗🔉

モーランPaul Morand】 フランスの小説家・外交官。異国情趣に富む作品を書いて、日本の新感覚派に影響を与えた。作「夜ひらく」「夜とざす」など。(1888〜1976)

ラファルグ【Paul Lafargue】🔗🔉

ラファルグPaul Lafargue】 フランスの社会主義者。マルクスの女婿。1881年フランス労働党を創立。マルクス主義のフランスでの普及に努めた。妻と共に自殺。(1842〜1911)

ランジュヴァン【Paul Langevin】🔗🔉

ランジュヴァンPaul Langevin】 フランスの物理学者。物質の磁性に関する理論を提出。電離気体・超音波を研究。第二次大戦中、レジスタンスに参加。(1872〜1946)

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