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きょうちょう‐の‐きょぎ【強調の虚偽】キヤウテウ‥🔗🔉

きょうちょう‐の‐きょぎ強調の虚偽キヤウテウ‥ 〔論〕(fallacy of accent)文中の或る語または或る句を強調することによって生ずる虚偽。「隣人に対して偽証をなすことなかれ」の「隣人」を強調すれば、隣人以外の人には偽証をしてもよいという曲解を生じ得る類。 ⇒きょう‐ちょう【強調】

こうけん‐こうてい‐の‐きょぎ【後件肯定の虚偽】🔗🔉

こうけん‐こうてい‐の‐きょぎ後件肯定の虚偽】 〔論〕(fallacy of affirming the consequent)「もし雨がふれば、路がぬれる」という仮言命題を大前提とし、「路がぬれている」を小前提として、「雨がふった」という結論を出すような虚偽。雨以外の原因で道がぬれることもあるからである。 ⇒こう‐けん【後件】

ごうせい‐の‐ごびゅう【合成の誤謬】ガフ‥ビウ🔗🔉

ごうせい‐の‐ごびゅう合成の誤謬ガフ‥ビウ 〔経〕(fallacy of composition)個人や個別企業などのレベルで妥当することが、社会全体の大きなレベルでは妥当しないということ。例えば、個々人が所得のうち貯蓄する割合を2倍にしても、有効需要が減少して国民所得で示された総生産額も縮小し、所得の減少が貯蓄の減少につながるため、社会全体の貯蓄額は2倍にならないなどの類。結合の誤り。 ⇒ごう‐せい【合成】

ごびゅう‐すいり【誤謬推理】‥ビウ‥🔗🔉

ごびゅう‐すいり誤謬推理‥ビウ‥ 〔論〕 ①(fallacy)論理的な誤りを含む推理。→虚偽2。 ②(Paralogismus ドイツ)特に、論理形式に関する無意識の過ちに基づいた推論。カントが、「純粋理性批判」の超越論的弁証論において、考える主体としての自我(霊魂)の単なる論理的統一から霊魂の諸特性を導出する推論を誤謬推理としたことが有名。 ⇒ご‐びゅう【誤謬】

ぜんけんひてい‐の‐きょぎ【前件否定の虚偽】🔗🔉

ぜんけんひてい‐の‐きょぎ前件否定の虚偽】 〔論〕(fallacy of denying the antecedent)仮言的三段論法の大前提である仮言命題の前件を小前提で否定し、その後件を結論で否定する虚偽。例「雨が降れば道路がぬれる」「いま雨は降っていない」「故に道路はぬれていない」という推理。道路は雨以外の原因でぬれることもあるから、この推理は正しくない。 ⇒ぜん‐けん【前件】

フォール【fall】🔗🔉

フォールfall】 (「落ちる」の意)レスリングで、選手の両肩が1秒間マットにつくこと。プロ‐レスの場合はスリー‐カウント。フォールされた選手が負け。 ⇒フォール‐アウト【fallout】 ⇒フォール‐ライン【fall line】

フォール‐アウト【fallout】🔗🔉

フォール‐アウトfallout】 成層圏または対流圏に浮遊する放射性微粒子が地表に降下する過程。また、放射性降下物。 ⇒フォール【fall】

フォール‐ライン【fall line】🔗🔉

フォール‐ラインfall line】 (スキー用語)山側から谷へ滑っていくときの直線方向のこと。最大傾斜線。 ⇒フォール【fall】

ふとうしゅうえん‐の‐きょぎ【不当周延の虚偽】‥タウシウ‥🔗🔉

ふとうしゅうえん‐の‐きょぎ不当周延の虚偽‥タウシウ‥ 〔論〕(fallacy of illicit process of the major or minor term)定言的三段論法の前提で周延されていない概念を、結論において周延させる虚偽。 ⇒ふ‐とう【不当】

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