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けいしき‐げんご【形式言語】🔗🔉

けいしき‐げんご形式言語】 (formal language)人工語のうち、構造・文字などの形式を重視して扱う言語。論理学などに基礎をおき、多く生成文法やオートマトンによって定義される。文法は規則的で簡潔。表現の融通性に欠けるが、機械に理解させやすいため、プログラム言語をはじめ計算機科学のさまざまな面で活用。 ⇒けい‐しき【形式・型式】

けいしき‐しゅぎ【形式主義】🔗🔉

けいしき‐しゅぎ形式主義】 (formalism) ①一般に事物の形式を重んずる結果、内容そのものを軽視または無視する態度。「―におちいる」 ②ヒルベルトが唱えた数学基礎論上の立場。数学理論を記号の体系(形式的体系)とみなして、そこに矛盾が生じないことを証明することによって、数学に基礎を与えようとした。 ③〔哲〕カントのように、認識や道徳法則の普遍妥当性を、理性のア‐プリオリな形式にのみ根拠づけようとする立場。シェーラーはこれを批判して実質的価値倫理学を主張。→定言命法。 ④芸術作品の価値を主として形式にあると考える立場。例えばハンスリック・フィードラー・ヒルデブラントなど。文学ではテキストの形式や構造そのものを問題とするロシア‐フォルマリズムやニュー‐クリティシズム・構造主義詩学など。 ⑤〔法〕所有権などの物権変動が効力を生ずるには、登記や引渡しを必要とするという立法上の考え方。↔意思主義。 ⇒けい‐しき【形式・型式】

けいしき‐ろんりがく【形式論理学】🔗🔉

けいしき‐ろんりがく形式論理学】 (formal logic)命題の内容ではなく、形式のみに依存してその妥当性が決まる推論(演繹的推論)を体系的に研究する論理学。アリストテレス以来の伝統的論理学、フレーゲ以降の現代論理学はすべて形式論理学である。 ⇒けい‐しき【形式・型式】

フォーマリズム【formalism】🔗🔉

フォーマリズムformalism(→)形式主義(→)形式論

フォーマル【formal】🔗🔉

フォーマルformal】 形式的。公式的。儀礼的。 ⇒フォーマル‐ウェア【formal wear】

フォーマル‐ウェア【formal wear】🔗🔉

フォーマル‐ウェアformal wear】 正式の場に出るための服装。イブニング‐ドレス・燕尾服など。正装。礼服。↔カジュアル‐ウェア フォーマル-ウェア(男性) タキシード【tuxedo】 モーニング‐コート【morning coat】 燕尾服 ⇒フォーマル【formal】

フォルマリズム【formalism】🔗🔉

フォルマリズムformalism】 作者や時代背景よりも、作品の言葉そのものに眼を向ける批評。ロシア‐フォルマリズムなど。

フォルマリン【formalin】🔗🔉

フォルマリンformalin⇒ホルマリン

フォルムアルデヒド【formaldehyde】🔗🔉

フォルムアルデヒドformaldehyde⇒ホルムアルデヒド

ホルマリン【formalin】🔗🔉

ホルマリンformalin】 ホルムアルデヒドの40パーセント水溶液の商標名。還元性が強いので化学薬品・合成色素の製造に用い、また、殺菌剤・消毒剤・防腐剤として用途が広い。フォルマリン。

ホルムアルデヒド【formaldehyde】🔗🔉

ホルムアルデヒドformaldehyde】 分子式HCHO 最も簡単なアルデヒド。メチル‐アルコールを酸化して得られる。刺激臭のある無色の気体。水によく溶ける。40パーセント水溶液をホルマリンという。還元性が強い。酸化すると蟻酸になる。フェノール樹脂・尿素樹脂のような合成樹脂の原料に用いる。発癌性が指摘されている。メタナール。→ホルマリン

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